膀胱炎の場合、プールや入浴は大丈夫なの?

膀胱炎の場合、プールや入浴は大丈夫なの?

痛くてトイレに行くのも怖くなる膀胱炎ですが、一度なってしまうと、何度も繰り返してしまうのも特徴のひとつです。

今回は、そんな膀胱炎の場合にプールや入浴は大丈夫なのか?ということについて解説していきます。

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膀胱炎について

毎日のように排出している尿ですが、人間の体内には、尿を作る機能のある臓器の腎臓、尿を運ぶ管である尿管、尿を溜めておくための膀胱、そして尿を排出するための尿道があります。

これらの器官が感染症を起こしてしまうことを「尿路感染症」と呼び、膀胱炎は尿路感染症のひとつです。

 

膀胱炎はその名の通り、尿を溜めておく機能のある膀胱が細菌感染を起こし、炎症を起こしてしまいます。

そしてその原因のほとんどは、もともと直腸に誰もが保菌している常在菌のひとつである大腸菌が、尿道から膀胱まで入り込んでしまうためです。

 

本来であれば大腸菌は尿によって流されて、炎症を起こすことはないのですが、体に備わっているウイルスや細菌から体を守る力である免疫力が、ストレスや疲れにより弱っていると感染しやすくなってしまいます。

この膀胱炎は、尿道が短い子供や、肛門から膀胱までの距離が短い女性に多い病気です。

 

膀胱炎の症状

膀胱炎になってしまうと、

  • 何度トイレに行っても尿意を感じる頻尿
  • 尿を排出する時の痛みであるズーンとした排尿痛
  • 尿が残っている感じがしてすっきりしない残尿感
  • 尿の色が濃かったり濁りがある
  • 下腹部周辺が重くてだるい
  • 圧迫感

などの症状があります。

放置してしまうと悪化してしまい、血尿が出てしまうこともあります。

 

また、腎臓で作られた尿が集まる腎盂(じんう)にまで細菌が侵入してしまうと、腎盂腎炎を起こしてしまい、高熱などが出る可能性もあります。

そして膀胱炎は最悪の場合、腎臓が機能しなくなる腎不全を起こしてしまうこともあるので、甘く見ないようにしてください。

 

膀胱炎の場合、プールは入らない方がよい理由

そして膀胱炎になってしまった場合は、プールには入らないようにしてください

次に膀胱炎の場合、プールに入らない方がよい理由について解説していきます。

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プールによる冷え

いくら気温が高く熱い日でも、プールに長時間入っていると体が冷えてしまいます

体が冷えると血流が悪くなってしまうため、もちろん膀胱への血流も滞るようになり、血液も栄養分も届かなくなった膀胱は抵抗力を失い、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

プールによる体の冷えは膀胱炎を悪化させる原因となりますので、膀胱炎の場合のプールは望ましくありません。

 

プールの雑菌

プールのほとんどは塩素消毒されていますが、それでも完璧に雑菌などがいないとは言い切れません。

そして、膀胱炎になっていると抵抗力が落ちているため、雑菌が再び侵入すると、症状が悪化する可能性が高くなります。

なので膀胱炎の場合は、雑菌が侵入するようなプールなどはできるだけ避けてください。

 

プールでの体力消耗

プールで泳いだ後は、とても疲れて眠くなってしますよね。

プールなど水の中で活動は、全身を使った運動になるため、かなり体力を消耗してしまいます

そして膀胱炎になった場合は、免疫力や抵抗力を上げて治していきたいので、プールなどの激しい運動は避け、しっかり体を休ませるようにしましょう。

 

膀胱炎の時の入浴について

膀胱炎の時の入浴については、「入ったほうがよい」「入らないほうがよい」という両極端の意見があります

入浴は、膀胱炎の痛みをやわらげたり、体を温め血流をよくすることによって、膀胱炎をはやく治したり、再発を予防する効果があると言われています。

 

しかし入浴は、体力を奪われることで抵抗力が低下し、膀胱炎を悪化させてしまう原因にもなり得るのです。

なので痛みが強かったり、症状があまりにもひどく体力がない場合はは入浴するのは避け症状がそこまでひどくない時は、入浴し体をしっかり温めるのがよいでしょう。

 

また膀胱炎の主な原因菌である大腸菌は、お風呂のお湯の温度では死滅することがなく、また家庭のお風呂にも存在しているので、入浴する際はできるだけ一番に入浴するようしてください。

また、入浴できない時でもシャワーで身体を清潔に保ちましょう。

心配であれば、一度病院で相談するのが一番です。

 

まとめ

膀胱炎の場合は、できるだけ体を冷やさず、雑菌が侵入するようなことは避けて安静にすることが大切なので、プールには入らないようにしてください。

お風呂は、症状が軽く体力がある時は入っても大丈夫でしょう。

そして膀胱炎になってしまった場合は、悪化しないようにしっかり治療するようにしましょう。

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