膀胱炎での背中の痛みの原因と対処法3選

膀胱炎での背中の痛みの原因と対処法3選

仕事や家事、また育児でトイレ我慢していると膀胱炎に・・・。

膀胱炎はなんとも言えない強い痛みと、常に尿意があるような感じがとてもつらいです。

そしてさらに背中が痛み始めたら、放置しておくのは大変危険なのです。

そこで今回は、膀胱炎での背中の痛みの原因と対処法3選について解説していきます。

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膀胱炎とは?

尿は腎臓という臓器で作られ、「膀胱」という袋のような器官に運ばれ、排尿するまで蓄えられます。

そして膀胱炎とは、大腸菌や腸球菌などの細菌が、尿を排出させる尿道から膀胱へと入り込んでしまうことによって、膀胱の粘膜が炎症を起こしてしまう病気です。

女性は男性よりも尿道の長さが短く、肛門や腟が尿道の入り口に近いので、細菌が侵入しやすく膀胱炎になりやすいのです。

 

膀胱炎になると

  • 頻尿のため頻繁にトイレに行きたくなる
  • 残尿感で尿が出し切れない感覚がある
  • 排尿痛があり排尿中や排尿後に痛む
  • 下腹部痛で下腹部がズーンと重くだるい
  • 尿ににごりがある

などの症状があります。

 

そして膀胱炎には「急性」「慢性」があります。

急性の場合は、侵入してきた細菌によって引き起こされます。

そして慢性の場合は、膀胱や尿道の病気により細菌が常にいる状態であるため、膀胱炎を何度も繰り返してしまいます。

 

膀胱炎で背中が痛くなる原因

膀胱炎は、症状が軽いければ自然に治ることもあります。

しかし、膀胱炎の頻尿や排尿痛などの症状とともに背中に痛みがある場合、症状が重いため気をつけなければなりません。

というのも背中に痛みがある時は、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」という病気の可能性があるので、病院を受診し検査や治療をしてもらう必要があるのです。

 

腎盂腎炎とは?

膀胱は、尿を作るための臓器である「腎臓」と「尿管」という尿が通る管でつながっています。

そして膀胱炎になると細菌が尿管を通り腎臓に入ってしまい、「腎盂腎炎」という病気になってしまうことがあります。

 

腎盂腎炎は

  • 頻尿や排尿痛などの膀胱炎と同じ症状
  • 背中や腰などに痛みが出る
  • 悪寒がして高熱が出る
  • 体が重くだるい
  • 血尿が出たり尿が白くにごる
  • 吐き気や嘔吐

などの症状が起こります。

また腎盂腎炎には、「急性腎盂腎炎」「慢性腎盂腎炎」があります。

 

急性腎盂腎炎と慢性腎盂腎炎

急性腎盂腎炎は、腎臓に細菌が入り込んで炎症を起こしてしまう状態のことで、症状は突然現れます。

急性の場合、早めに治療すれば3~5日程度で症状は治りますが、悪化してしまうと入院が必要になってしまいます。

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また、急性腎盂腎炎を治療せず放置したり治療が足りなかった場合、腎盂腎炎を繰り返してしまうという「慢性腎盂腎炎」になってしまうこともあります。

慢性腎盂腎炎は、尿路結石や前立腺肥などの他の病気が引き金となっていることが多く、何度も腎盂腎炎を繰り返してしまう状態のことです。

 

慢性になると腎臓が炎症を起こしているのにもかかわらず、ほとんど無症状なこともあります。

しかしそれを見逃してしまうと、腎臓の機能が少しずつ低下し機能しなくなってしまうという「腎不全」に陥ることがあるので注意が必要です。

 

膀胱炎での背中の痛みの対処法

膀胱炎で背中の痛みを感じた時は、症状が悪化してしまっているサインです。

腎盂腎炎になっている可能性があるので、症状だけでなく、尿の変化なども見逃さないようにしっかり対処しましょう。

 

内科や泌尿器科、腎臓内科を受診

膀胱炎の症状とともに背中の痛みがある場合は、腎盂腎炎が疑われるので、すぐに内科や泌尿器科、もしくは腎臓内科のいずれかを受診しましょう。

腎盂腎炎は治るのに時間がかかったり、治療しても繰り返し発症してしまうことがある病気です。

その場合は、尿道や膀胱になんらかの異常がある場合がありますので、泌尿器科に相談するようにしましょう。

 

水分をよく摂り安静にする

病院で診察を受け、腎盂腎炎と診断された場合、症状が重度だと入院となり、点滴や抗生剤での治療になります。

しかし軽度であれば自宅で療養することもでき、症状や原因により抗生物質や抗菌薬が処方されます。

 

自宅療養中は安静にすることを心がけ、細菌を排出しやすくするため、しっかり水分を摂るようにしましょう。

慢性腎盂腎炎と診断された場合は、急性と同じような治療をしますが、なぜ慢性化してしまっているのかを検査などで探り、原因になっている病気を治療します。

 

予防が大切

膀胱炎が悪化して腎盂腎炎になってしまうと、腎臓が機能しなくなり大変なことになってしまう可能性が出てきます。

なので取り返しのつかないことになる前に、しっかり予防しておくことが大切です。

 

具体的な予防法としては、まず陰部は常に清潔にして、細菌が入り込まないように気をつけるようにしましょう。

また水分をしっかり摂り、もしも細菌が侵入してきてもこまめに排尿することで、尿で細菌を洗い流すことのできるようにしておきましょう。

 

そして細菌に感染しないようにするには、免疫力を高めておくことも大切です。

  • 早寝早起きの規則正しい生活
  • バランスのよい食事
  • 質のよい睡眠
  • 体を温める

などでしっかり免疫力を高め、膀胱炎にならないよう対策しておきましょう。

 

まとめ

膀胱炎は軽く考えていると、重大な病気になってしまう可能性がある病気です。

「放置したら治るから」と繰り返される膀胱炎を、そのままにするのは危険です。

特に背中に痛みがある場合は、早めに病院を受診し、しっかり治すようにしてくださいね。

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