鼻血を治療する手術3つ

鼻血を治療する手術3つ

「大事な時に突然の鼻血が!」

こんなことが何度もあったり、なかなか鼻血が止まらずに不安に思ってしまったことがあるかもしれません。

鼻血は多くの場合、適切に対処すれば簡単に止めることができますが、鼻血が出やすかったり、止まりにくいという人は「鼻血を治療する手術」が必要です。

そこで今回は、鼻血を治療する手術3つについて解説していきます。

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そもそも鼻血とは?

鼻の穴は、血の巡りがよく粘膜が薄いため、少しの刺激ですぐに出血してしまいます。

また、鼻の穴の入り口から1cmほどのところには、血管が網目のように集中している「キーゼルバッハ部位」というところがあります。

 

鼻血の約90%はこの「キーゼルバッハ部位」からの出血だと言われていますが、まれに鼻の奥にある「鼻腔」の粘膜から出血することもあります。

キーゼルバッハ部位からの出血は比較的すぐに止まりますが、鼻腔の動脈などの太い血管から出血してしまうと大量出血となってしまい、自分で止血しても止まらないことがあるので注意が必要です。

 

また、もともと粘膜や毛細血管が弱い人は、少しの刺激で鼻血が出やすく、頻発したり止まりにくいです。

 

鼻血を治療する手術

鼻血の出ることが多かったり、鼻血が止まりにくいという人には、鼻血を治療する手術を勧められることがあります。

またキーゼルバッハ部位からの鼻血は、多くの場合圧迫して止血すれば3~5分以内には止まりますが、キーゼルバッハ部位以外からの出血は、大量出血する可能性があるため手術が必要になることがあります。

それでは次に、鼻血を治療する手術について解説していきます。

 

鼻腔粘膜焼灼術

鼻腔粘膜焼灼術は、鼻血を治療するための手術では一番多く行われています。

レーザーや腐食性薬剤、高周波電気凝固メスなどを使って、出血する血管を焼くことで、止血したり出血しにくい状態にします。

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なかでも安全性の高いレーザーを使うことが多く、鼻腔粘膜焼灼術は手術と言っても30分前後で終了し、入院も必要ありません。

そして麻酔を使うので、痛みもほとんどないと言われています。

完治するまでには2~3週間かかり、1週間ほどは鼻水と一緒に少量の血が出ることもあります。

 

血管結紮術

キーゼルバッハ部位以外の出血で大量に鼻血が出ている場合、ショックを起こしてしまう可能性もあります。

出血が止まらない時は、「バルーン法」という風船のようなもので圧迫し止血する方法や、「ベロックタンポン」というタンポンでの止血処置を行いますが、それでも出血が止まらない場合は「血管結紮術」という手術をします。

 

血管結紮術は首のところを切開して、顎動脈や外頚動脈など出血している血管の根元を縛る手術のことです。

鼻腔粘膜焼灼術とは違い、1週間から10日間ほどの入院が必要になります。

 

血管塞栓術

血管塞栓術は血管結紮術と同じように、出血が多く、止血しても止まらない場合に行う手術です。

血管塞栓術は、脚の付け根にある血管から出血しているところまでカテーテルを挿入し、詰め物で止血する方法です。

入院期間は、1週間から10日間程度必要になります。

 

鼻血が止まらない場合の対処法

鼻血が出た時は、指で小鼻の両側をつまんで圧迫しながら椅子などに座り、下を向き5~10分ほど安静にします。

ほとんどの場合はこれで出血は止まりますが、30分以上鼻血が続いたり、鼻血が何度も繰り返されるようであれば、病院を受診するようにしましょう。

 

また、鼻血が喉に流れてしまい、口からも血が出るような大量出血の場合は、太い血管などが切れている可能性があり、自分で止血するのは難しいです。

その場合はすぐに病院を受診するか、出血多量になる恐れもある緊急事態なので、救急車を呼ぶようにしましょう。

 

まとめ

子どものころは鼻血が出やすいものですが、大人になってからの鼻血は、病気が潜んでいる場合もあるので心配ですよね。

よく鼻血が出て困るという人は、早めに耳鼻科を受診してみてくださいね。

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