貧血と下痢・腹痛の関連性と対処法

貧血と下痢・腹痛の関連性と対処法!

お腹の調子が悪い時に、スゥーッと意識が遠のいたことはありませんか?

このように、貧血と下痢や腹痛を併発してしまう場合があります。

そこで今回は、貧血と下痢・腹痛の関連性と対処法について、ご説明していきます。

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貧血が原因となる下痢と腹痛はあるの?

ひどい下痢や腹痛で、立っていられないほど血の気が引いてしまうような症状を経験したことはありませんか?

冷や汗をかいて立ちくらみ、ひどい場合は倒れてしまう方もいます。

 

貧血自体が下痢・腹痛の一番の原因となることはありませんが、貧血による血液の状態が個々の体調の変化によって影響してくることがあります

次に、考えられる原因をご説明していきましょう。

 

生理の貧血と腹痛

女性は生理中の血液の排出によって、貧血になりやすいことはご存じかと思います。

生理痛があることも、女性の皆さんは「仕方のないこと」と捉えていると思いますが、症状がひどい場合には、鉄欠乏性貧血が関わっているかもしれません。

 

貧血になると、血液の粘度が高くなります。

そのため、生理中に排出される血液も粘度が高くなり、血を排出するため子宮の収縮が激しくなるのです。

 

それが、健康体の人の腹痛(生理痛)より痛みが増してしまう原因のひとつになります。

鉄欠乏性貧血の治療を受けたり、食生活を見直すことで腹痛の症状が軽くなる場合もありますので、心当たりがある方はぜひ一度、病院を受診してみてください。

 

下痢や便秘が関係する立ちくらみ

下痢や便秘の際には、血液が腸へ集中し、上半身の血液が不足しがちになります。

長時間便器に座っていたり、いきんだりすることで脳が酸欠となり、貧血のような立ちくらみやめまいを起こすこともあります。

そういった状態では自律神経が乱れ、低血圧となりやすいのです。

 

また、座っている状態から急に立ち上がることでさらに血圧が下がり、立ちくらみや失神を起こします。

自律神経の乱れからくるこの症状、実は「血管迷走神経性失神」というものです。

 

血管迷走神経性失神とは?

まず、この聞きなれない「迷走神経」というのは自律神経の一つで、リラックス状態を作り出す副交感神経に含まれているものです。

血圧を上昇させる交感神経に対して、副交感神経は血圧や心拍を下げますが、ストレスなどが原因で「迷走神経」が刺激を受けると、副交感神経が不適切に働いてしまうことがあります。

 

この反応を「血管迷走性反射」といい、症状が重く出た際に失神が起きます。

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下痢や便秘など、ストレスがかかる環境が原因で起こる「血管迷走神経性失神」の場合は、重症ではないことが多く、治療が必要とされないのがほとんどです。

 

血管迷走神経性失神の対処法

「血管迷走神経性失神」が起きた場合、しばらく横になることですぐに意識を取り戻すことができます

要するに、血液が下半身にたまってしまった状態ですので、上半身にもしっかり血液が戻れば治るのです。

 

しかし、失神した際に頭や顔を強く打つなどしていたら気を付けなければいけません。

またその後、意識障害や繰り返しの嘔吐のなどが見られた時は、早急に病院の受診が必要になります。

 

貧血による栄養不足が下痢の原因に?

貧血とは「血が貧しい」と書きますね。

字の如く、血液の成分が不足している状態です。

 

血液は酸素や栄養分を体中に運ぶ役割をしていますので、貧血状態にあると栄養・酸素不足が元で消化不良を起こすことがあります。

その結果、下痢に繋がることもあるのです。

 

本人が気づくことはなかなか難しいので、原因不明の下痢が続くような場合、病院で血液検査を受けることをおすすめします。

貧血が原因の一つであれば、足りない鉄分を補うなど、食生活を中心に改善することで治まる可能性もありますよ。

 

食生活の見直しとストレスの軽減

不規則な生活からくる食生活の乱れは、上記症状の原因すべてを作ります。

毎日3食の食事をきちんと摂ること、特に朝食を抜いている方は、野菜やフルーツジュースなど簡単なものから始めましょう。

 

結果、腸内の環境も整えることができれば良好な便通が期待できますので、下痢や便秘が原因となる貧血状態も軽減できるはずです。

ストレスの原因は様々ですが、休める時はしっかり休むなど生活にメリハリをつけ、ストレスを解消していきましょう。

 

まとめ

血液が体のために行っている役割は非常に大きいため、貧血になると体のあちこちに支障が起きます。

下痢や腹痛の症状は、直接的ではありませんが、生理や慢性的に栄養不足になることで腹痛や下痢に繋がることがあります。

 

また、下痢・腹痛が招く自律神経の乱れが原因で起こる「血管迷走神経性失神は、よく知られてはいませんが、多くある症状です。

貧血による症状と区別しにくいですが、ぜひ覚えておいて、いざという時に役立ててくださいね。

 

下痢や腹痛に関する情報は下記を参考にしてみてください。

→「下痢・腹痛」に関する情報一覧

また、その他「貧血」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。

→貧血に関する様々な情報・症状・対処法まとめ

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