水疱瘡が治りかけの時の注意点4つ

水疱瘡が治りかけの時の注意点4つ

水疱瘡は、予防接種等医療技術の進歩により、怖い病気ではなくなりましたが、感染力が非常に強く、今でも注意する必要のある病気と言えます。

そこで今回は特に、水疱瘡が治りかけの時の注意点についてご説明していきます。

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水疱瘡の症状

水疱瘡は、水痘帯状疱疹ウィルスによって感染する感染症です。

1歳から4歳くらいの子どもがよくかかる病気でもあります。

 

感染してから発症するまでの潜伏期間が10日~20日と長く、気づかないうちにウィルスをまき散らすことにより、感染の拡大を招き、流行に繋がることがあります。

最初は37度程度の熱や食欲の低下、軽い頭痛などが見られますが、風邪と見分けがつきにくく、見過ごしがちです。

 

そして、やがて発疹が出来始めます。

最初はお腹や顔などから出来ることが多く、そのうち手足や頭髪の中まで広がります。

 

紅斑(こうはん)と呼ばれる赤い小さな発疹が、中央が盛り上がった丘疹(きゅうしん)へと変化し、やがて強いかゆみを伴う水痘(水ぶくれ)が出来ます。

発疹の数は個人差があり、数個しか出来ない人もいれば、体中発疹だらけになる人もいます。

 

発疹がすべてかさぶたになり、赤みが引いて乾いてしまえば、感染力が消失した状態となり、医師と相談の上にはなりますが、外出も出来るようになります。

それほど重症化せずに済むことがほとんどですが、感染の拡大を防ぐためにも、治りかけの時にはいくつか注意が必要です。

 

水疱瘡が治りかけの時の注意点

患部を掻かない

水疱瘡の発疹は強いかゆみを伴うので、小さい子どもはかきむしってしまいがちです。

しかし水ぶくれ部分を潰すと、ウィルスが周囲に飛散し、感染を広げる恐れがあります。

 

また、傷口から雑菌が侵入して炎症を起こす・化膿するといった危険性もあります。

発疹の痕はほぼ治りますが、中には大人になっても残っていることがあります。

 

なので周囲にうつさず、痕を残さないためにも、水疱瘡が治りかけても、出来るだけ掻かないように我慢することが必要です。

患部を冷やし、出来るだけかゆみを抑えましょう。

 

手の爪は短く切り、場合によっては手袋をはめるのも有効です。

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また、抗ヒスタミン剤を含む軟膏を塗ることで、かゆみを抑えることも出来ますよ。

 

湯舟につからない

お風呂に入った時、湯舟につかって体温を上げてしまうと、かゆみが強くなってしまいます。

なので、水疱瘡の発疹が出ている時は、たとえ治りかけであったとしても湯舟につからず、さっとシャワーで流すのにとどめた方がよいでしょう。

発熱の症状があると、汗をかくので、固く絞った濡れタオルなどでこまめに肌を拭き、清潔を保つことも必要です。

 

発疹の様子を見極める

水疱瘡は次々と症状が表れ、紅斑・丘疹・かさぶたというすべての種類の発疹が同時に現れるのが特徴です。

発疹がかさぶただけになったら、症状はピークを過ぎたと考えられますが、黒いかさぶたの周りに赤みが見られるようであれば、まだ外出は出来ません。

 

赤みが引き、すべてがしっかり黒いかさぶたになれば、感染力は消失しています。

しかし、水疱瘡は学校保健法において第2種感染症に指定されている感染症です。

なので治りかけだと思っても、自己判断は避けて、医師の指示を仰ぐようにしてください。

 

故意にうつさない

水疱瘡は、「一度かかれば抗体が出来て、一生再発しない」と言われています。

そのため、子どもが水疱瘡にかかると、予防接種の代わりにわざと接触し、感染をはかるケースもあるようですが、これは誤った方法です。

 

予防接種ワクチンは、弱毒化され人為的に調整された「薬」ですので、予防接種により水疱瘡を防ぐのが、最も安全性の高い方法なのです。

それに対して、空気感染でうつるウィルスはいわば「野生」のウィルスです。

かかる人の体質や免疫力により、重症化する危険性も決してゼロではないのです。

 

そして水疱瘡が重症化した場合、脳炎や肝炎、肺炎など重篤な症状に繋がるケースもあります。

なので、水疱瘡が治りかけだからの言って軽く考え、素人考えで安易に「うつし合い」をするのは、お勧めできません。

 

また水疱瘡のウィルスは、治癒した後も神経節に入り込み、じっと潜伏した後、免疫力が低下したときを見計らって表に現れ、帯状疱疹を引き起こすこともあります。

しかし予防接種でワクチンを体内に入れた場合は、潜伏による帯状疱疹の危険性はかなり小さくなると言われていますので、やはり予防接種を行うべきですね。

 

まとめ

水疱瘡は「大したことのない病気」と軽く考えられがちですが、強い感染力を持ち、条件によっては重症化の危険性もある病気です。

水疱瘡かな?と思ったら、早めに病院へ行って適切な治療と指導を受けてくださいね。

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