ロタウイルスで入院になるケース

ロタウイルスで入院になるケース

ロタウイルスが原因の胃腸炎は、ほとんどの子供がかかると言われていますが、入院治療が必要な場合もある病気です。

病院で急に「入院」と言われて慌てないように、ロタウイルスで入院になるケースについてご説明していきます。

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ロタウイルスで入院になるケース

乳児の場合

病院によっては、「生後数か月までの赤ちゃんがロタウイルスにかかった場合は入院」と決まっているところもあります。

そして調べてみると、0歳児の入院率が高いようですね。

 

ロタウイルスの胃腸炎は下痢や嘔吐がひどくなり、脱水状態になる可能性が高いため、乳児の場合は注意深く見ておく必要があるからです。

またロタウイルスの胃腸炎は、初めてかかった時に重症化しやすいことも、入院の理由に挙げられます。

 

脱水症状が起きている場合

先ほどもお話ししましたが、ロタウイルスの胃腸炎で、最も注意しないといけないのは脱水症状です。

下痢や嘔吐、発熱による汗などで、体は水分や水分に含まれているミネラルなどが不足してしまいます。

 

脱水症状は、口から水分が摂れる状態であれば水分補給で改善しますが、嘔吐がある場合、水分補給すると嘔吐してしまうので、口からは補給出来ません。

この場合は入院して、点滴で体に必要な水分やミネラルを補充することになります。

 

下痢や嘔吐が激しい場合

ロタウイルスの胃腸炎で下痢や嘔吐が激しい場合は、脱水症状になる可能性が高いです。

なので入院して、脱水症状のサインを見落とさないようにチェックすることが必要です。

下痢や嘔吐がひどくなり脱水症状を起こすと、けいれんなどの症状が見られることもあります。

 

合併症でけいれんが起きている場合

上記で、「脱水症状でけいれんを起こす事がある」と説明しましたが、ここで紹介するけいれんは脱水症状が原因ではありません。

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ロタウイルスの胃腸炎にかかると、合併症として原因不明のけいれんが見られる場合があります。

 

このけいれんは、左右対称に短い時間起こるのが特徴です。

けいれんが起きると、入院して抗けいれん薬を点滴します。

胃腸炎の合併症として起こるけいれんは一時的なもので、胃腸炎が治るとけいれんも起きません。

 

合併症で脳炎や脳症が起きている場合

ロタウイルスによる胃腸炎の合併症の中で、特に深刻なのが脳炎や脳症です。

 

脳炎や脳症は、脳に炎症が起きたりなど何らかの症状が現れたことを言います。

ロタウイルスの胃腸炎を発症して、数日で意識がなくなったり、ぼーっとするようになれば注意が必要です。

 

この場合の治療は、入院して炎症や症状に合ったものを早急に行う必要があります。

ある学会の報告では、脳炎や脳症になると、後遺症が出る可能性が高いと言われています。

 

合併症で急性腎不全を起こしている場合

ロタウイルスによる胃腸炎にかかり、重度の脱水状態になると、合併症として急性腎不全が起こる場合があります。

 

腎不全になると、体の中の老廃物が正常に体の外に排出されないので、体がむくんだり、肺に水が溜まってしまい、呼吸が出来なくなる危険があるので、入院して早急に治療が必要です。

治療法は、点滴などで脱水症状を改善し、重度の場合は透析や血液をろ過する治療も行います。

 

合併症で心筋炎を起こしている場合

ロタウイルスによる胃腸炎で、心筋炎を起こす場合があります。

 

心筋炎とは、症状に心不全や不整脈などが起きる、心臓の筋肉の炎症です。

初期は咳や発熱、腹痛と言った風邪によく似た症状ですが、重度になると呼吸困難や意識を失うこともあります。

 

心筋炎が起きた場合は、入院して不整脈に対する薬や強心薬などを投与します。

薬で治らない場合は、機械を使って心臓から血液を正常に送り出すような治療をする場合もあります。

 

まとめ

ロタウイルスによる胃腸炎は誰でもかかる病気ですが、重症になると深刻な症状がたくさん出てきますね。

ロタウイルスの胃腸炎での入院は、他の胃腸炎で入院するよりも多いと言われています。

現在は任意で予防接種が受けられますので、重症化しないためにも接種を検討してみてはいかがでしょうか。

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