背中を伸ばすと痛い原因と対処法3選

背中を伸ばすと痛い原因と対処法3選

「背中を楽にするつもりで伸ばしてみたら、かえって背中に痛みを感じた・・・」なんてこと、ありますよね。

背中に痛みを感じる時は、どのような原因があるのでしょうか?

そこで今回は、背中を伸ばすと痛い原因と対処法についてご説明していきます。

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背中を伸ばすと痛い原因と対処法

筋肉が痛む場合

背中を伸ばした途端、びきびきっと筋肉が引きつれるような痛みを感じた場合。

背骨に異常がなく、内臓の疾患もなければ、「筋筋膜痛症候群(きんきんまくつうしょうこうぐん)」と診断されます。

 

聞き覚えのない病名ですが、要するに「肩こり・筋肉痛」や、それに似た症状をすべてひっくるめて指します。

この症状の原因には、以下が挙げられます。

 

激しい運動、極端な運動不足

激しい運動をした後に筋肉痛が起こるのは、誰でも経験したことがあると思います。

 

しかし、それほど運動をしていないのに、日常生活の範囲内の動作で背中の筋肉に痛みが生じる場合は、極端な運動不足により、筋力が弱くなっていると考えられます。

そのため、少しの負荷で筋肉に痛みを感じやすくなるのです。

 

背中や腰回りの筋力が弱い

私たちの身体は普段、肩や背中、腰周りの筋肉によって、重い頭を支え、姿勢を保持しています。

しかし、背中や腰周りの筋肉が弱いと、姿勢を保つのに常に筋肉は緊張を強いられ、痛みを感じやすくなります。

 

緊張した筋肉は固くなり、血行が阻害されてさらに固くなる、という悪循環に陥りやすくなります。

よく背中や腰に凝りを感じる人、生活における運動レベルが低く、腰痛の自覚がある人は、筋力が弱いためと考えられます。

 

冷え性

冷え性の人は、背中や腰にかけて血行が悪くなり、固く強張って、痛みを感じやすくなります。

 

冷え性は体質に加えて、エアコンの温度設定が身体に合わなかったり、更年期障害といった理由も考えられます。

背中を冷やし続けることは、身体の他の部分にも悪影響を及ぼしますので、原因を解決し、冷えを解消した方がよいですね。

 

これらが原因の場合は、激しい運動後の筋肉痛を除き、普段から背中・腰回りを意識してほぐすことや、筋力アップをはかることで解消できます。

また、じっと同じ姿勢を続けることも、血行が悪くなり、凝りや痛みに繋がりますので、定期的にストレッチをして血の巡りをよくしましょう。

 

そして腹筋や背筋は、身体の姿勢を正しく保つ上でも重要な筋肉です。

この筋肉を鍛えることで、腰痛その他の疾患を予防し、健康的な生活の維持に繋がると期待できます。

 

なので特に、あまり移動しない人、デスクワークの人などは、筋力を衰えさせないよう気をつけたいものですね。

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背骨が痛む場合

背骨に異常があることで、背中を伸ばすと痛いと感じる場合もあります。

代表的なものが、椎間板ヘルニアですね。

 

椎間板とは、背骨同士をつなぐクッションのようなもので、ゼラチン状の髄核を、コラーゲン質の繊維輪が包む形で形成されています。

この椎間板が、柔らかいクッションの役割を果たすことで、背骨の滑らかな動きを可能にしているわけです。

 

そして加齢に伴って、椎間板の髄核の水分量が減ると、全体に弾力を失い、繊維輪に亀裂が入ることがあります。

その亀裂から髄核が漏れだし、背骨の神経を圧迫して痛みが生じるのが、椎間板ヘルニアです。

 

ヘルニアがどの部分で起こっているかによって、痛みを感じる部分も異なります。

多くの場合はしびれを伴いますので、背中が痛むと同時に下半身のしびれもあれば、椎間板ヘルニアが疑われます。

 

ヘルニアと診断されて、ただちに手術というような例は少なく、まずは鎮痛消炎剤で痛みを消し、神経ブロック・牽引や温熱による理学療法で治療を開始します。

重症化し、下半身のしびれにより歩行困難というレベルまで進行すれば、手術をして、神経を圧迫しているヘルニアを取り除くことになります。

 

また加齢や、長年無理な姿勢を続けたことなどにより、背骨が変形を起こす変形脊椎症もあります。

中年以降の年齢になると、日常のクセが身体に出ることはよくあり、骨格のどこかしらが歪んでいる人は珍しくありません。

 

ただし、背中を伸ばした時に少し痛みを感じる程度で、日常生活に支障がなければ、特に治療の必要はないと診断されることも多いです。

ですが変形が進み、痛みがひどくなったり、歩行障害が起こるようであれば、何らかの対処が必要になります。

 

症状が進んで、背中が曲がってしまう脊柱管狭窄症へと進行するケースもあります。

いずれにせよ、背中に慢性的な痛みがあって辛い人は、早い段階で整形外科へ行き、相談することをおすすめします。

 

内臓疾患に原因がある場合

「背中を伸ばすと痛い」という内臓の病気は、実は少なくないのです。

例えばもし、背中の右下付近が痛い場合、肝臓が原因かもしれません。

 

脂肪肝や肝炎などは、肝臓が腫れて大きくなり、周りの臓器を圧迫します。

肝臓そのものは痛みを感じませんが、圧迫されることにより近くの神経が痛みをキャッチするわけです。

 

また胆石がある場合も、右の背中が痛くなることがあります。

背中の左側に痛みを感じる疾患としては、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が挙げられます。

 

背中の痛みの他、空腹時に痛みが増し、食べると治まるといった症状があれば、どちらかである可能性が高いですね。

心筋梗塞は、通常胸の真ん中付近がきゅっと締め付けられるような痛みが前兆として有名ですが、心臓から背中にかけて、鈍い痛みを感じることもあります。

 

このように、背中の痛みが内蔵の病気とつながっていることは十分にあり得ます。

自覚症状が出た段階で、適切な科を受診してくださいね。

 

まとめ

伸ばした時に感じる背中の痛みは、生活習慣の改善でよくなるものから、放置すると危険な病気が隠れているものまで、様々です。

自分の身体をよく観察し、心当たりの場合は早めに対処してくださいね。

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