タカラダニが発生する原因4つ

タカラダニが発生する原因4つ

公園やブロック塀などで、大量にいる小さな赤いクモのような虫を見かけますよね。

タカラダニというダニなのですが、気付くと大量に発生し、気付くといないくなっているという不思議な虫でもあります。

今回は、そのタカラダニが発生する原因4つを紹介します。

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タカラダニの生態

タカラダニは外来種で、正式名称は「カベアナタカラダニ」と言います。

ダニはそもそも、肉眼で確認できることはあまりないほど小さい種類が多いですが、このタカラダニは体長1mm程度と、ダニのなかでは比較的大きめです。

 

全身が赤く、クモのような形態で、集団で右往左往にうごめいているのがよく目撃されます。

北海道から沖縄まで日本全国でよく見られ、ブロック塀やガードレール、庭やベランダなどコンクリートにいることが多いです。

 

そして、人間への直接の被害はありません

刺したり寄生することはないのですが、屋内に大量発生することがあるため「不快害虫」とされています。

 

幼虫期にはセミなどの昆虫に寄生して栄養を吸うのですが、タカラダニは体が赤いのが特徴なので、この昆虫やクモに寄生している姿がアクセサリーのように見えることから、「タカラダニ」と言われています。

ちなみに成虫になると、花粉を食します。

 

タカラダニが発生する原因

産卵活動のため

まず第一に考えられる発生原因は、産卵活動です。

そもそもタカラダニの発生時期は4月から7月で、ピークは5月と6月といわれています。

その時期に群がっているのは、実は産卵中なのです。

 

また、タカラダニが毎年同じ場所に発生して、お困りの方もいらっしゃると思いますが、それは産卵場所として適した環境があるということなので、家のベランダや屋内などに発生するという方は、ぜひ対策を取られた方が良いでしょう。

梅雨の時期が終わるころにはタカラダニも見られなくなりますが、これは梅雨の長雨で、タカラダニや産卵された卵が流されるからではないかのことです。

 

タカラダニの数は多いですが、それほど繁殖能力が高いというわけではありません。

しかし、驚くべきはその生殖に関する生態です。

 

タカラダニは、1度に1個~20個程度の卵を産みますが、実はタカラダニにオスは見つかっていません。

つまり、あの大量の集団はすべてメスにあたり、そのすべてが単為生殖を行い、卵を保有しているのです。

 

そう考えると、1度の産卵に対する個体数が少なくとも、絶対数が多いために大量発生となるのは想像つきますよね・・・。

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補食活動のため

次に考えられる発生原因は補食です。

幼虫期にはセミなどの昆虫に寄生しているので、大量発生しているのは成虫のタカラダニです。

また、基本的に産卵と補食は同時進行で行われているので、餌となる花粉が豊富にあるところを住みかとし、産卵・補食を行っています。

 

天敵が少ない

タカラダニの天敵はクモです。

しかしクモの数以上に、タカラダニの産卵数が多いため、一気に死滅することはありません。

 

また、住みかとしているコケやコンクリートに、クモはあまり出現しないので、比較的補食もされにくいのです。

絶対数が多く、数が減らないとなれば、毎年コンスタントに発生するのも頷けるでしょう。

 

強靭な脚力がある

タカラダニの身体能力で、特出すべきはその脚力です。

補食や産卵のためなら、どこまでも上っていきます。

 

花粉やコケを求め、コンクリートやブロック塀、ベランダさらには室内など、どこにでも出没するタカラダニですが、強靭な脚力がそれを可能にしている訳ですね。

 

タカラダニが好む場所

コケ

コケは、タカラダニ住みかと食物を同時に提供してくれます。

コケには、タカラダニが大好きな花粉が付着しやすいうえ、天敵もいないので最高の住みかとなります。

本来は森林のコケが生い茂る場所に多く棲んでいるのですが、最近ではそのような場所も少なくなり、住みかをを追われているのです。

 

コンクリート

タカラダニが、コンクリート製の建造物に大量発生しているのをよく見かけますよね。

実は、コンクリートのあのぼこぼこした材質は、花粉や有機物が付着しやすいので、それらを食べているのではないかと考えられています。

 

また、あまり日の当たらないブロック塀やベランダの一角などには、コケも生えやすいです。

タカラダニの好むベストな環境はコケですから、べランダや庭にタカラダニが大量発生した場合はよく周辺を確認してみると良いでしょう。

コケがびっしりと付いてしまっているかもしれませんよ・・・。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ解明されていないことも多いタカラダニですが、人間に対する害はないので、ひとまず安心といったところでしょうか。

 

大量に発生する点においては気持ちの良いものではありませんが、タカラダニの対策や駆除はできますので、ぜひ下記記事を参考にしてみてくださいね。

→タカラダニ対策6選

→タカラダニの駆除方法4選

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