やけどが膿んでしまった場合の対処法3選

やけどが膿んでしまった場合の対処法

やけどがいつまでも治らず、さらに悪化して膿んでしまうと、どのように対処していいか分からず困ってしまいますよね・・・。

そこで今回は、やけどが膿んでしまった場合の対処法3選について解説していきます。

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やけどの重症度段階について

やけどとは、火や熱いお湯、油や化学薬品などにより皮膚を損傷してしまうことを言います。

皮膚はいくつもの層になっていて、大きくは外側から表皮、真皮、皮下組織の三層に分けられていますが、やけどはこの皮膚の層のどこまでを損傷したかで重症度が分けられていて、それらはやけどの症状で判断されることがほとんどです。

 

軽度のやけど

表皮部分のやけどは軽度のやけどで、専門的には「Ⅰ度熱傷」と言います。

軽度のやけどである場合は、

  • 赤く炎症を起こしてしまう
  • ヒリヒリする

などの症状があります。

 

皮がめくれたり、水ぶくれができるようなことはなく膿むこともありません。

そして、しっかり冷やし応急処置すれば、自然治癒して痕も残りません。

 

中度~重度のやけど

中度~中度のやけどは「Ⅱ度熱傷」と言って、表皮の下の層である真皮まで損傷してしまっている状態です。

Ⅱ度熱傷は、真皮の浅い部分までの損傷である「真皮浅層熱傷」と、真皮の深い部分までの損傷である「真皮深層熱傷」の2種類があり、

  • 赤くなり炎症を起こす
  • 水ぶくれができる
  • 水ぶくれが潰れて皮がめくれる
  • 神経まで熱傷してしまうことにより、患部が白くなり痛みがない

などの症状があります。

 

治癒には長い期間が必要で、膿んでしまうこともあります。

傷跡が残る可能性もあり、皮膚を移植する手術が必要な場合もあります。

 

重度のやけど

皮下組織まで損傷してしまった重症度の高いやけどは「Ⅲ度熱傷」と呼ばれ、

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  • 皮がむけてしまう
  • 患部が白くなり痛みを感じない
  • 患部が黒くなる

などの症状があり膿んでしまうこともあります。

かなり重度であるため病院の受診は必須で、皮膚の移植をしたり、壊死部分を取り除いたりする必要があります。

 

やけどが膿んでしまう原因

人間には細菌やウイルスから体を守り、怪我や病気などを治す自然治癒力を持った細胞があります。

なのでやけどなどで皮膚が損傷してしまった場合、よほどの重症でない限りは、自然治癒力で治すことができます。

 

ところが、中度~重度のやけどで皮膚が剥がれたり、水ぶくれができて潰れてしまったりすると、そこから細菌が入り込みやすくなるため、細菌が大量に増えてしまいます。

すると、免疫細胞が増えすぎた細菌に負けてしまい、細菌感染して炎症を起こし、膿んでしまうのです。

 

やけどが膿んでしまうと患部から膿が出て、赤く腫れ上がったり、じゅくじゅくして痛みが出たり、熱を持ったりしてしまいます。

そして膿は、自然治癒力を持つ免疫細胞の死骸や細菌の死骸などでできていて、不快な匂いがします。

 

やけどが膿んでしまった場合の対処法

水で膿を洗い流す

やけどが膿んでしまった場合は、まず水で膿を洗い流すようにしましょう。

殺菌のために消毒液を使った方がよいと思われるかもしれませんが、消毒液は細菌だけでなく、傷を治そうとしている免疫細胞まで死滅させてしまうことがありますので、使用は控えてください。

 

ガーゼなどは貼らない

やけどが膿んでしまった場合は、患部にガーゼなどは貼らないようにしてください。

ガーゼなどを貼ってしまうと、膿やかさぶたがガーゼにひっついてしまい、ガーゼを交換する時などに一緒に皮膚まで剥がれてしまうため、なかなかやけどが治らず、跡が残ってしまうこともあります。

 

病院を受診

やけどが膿んでしまった場合、自分ではなかなか治療することは難しいです。

また適切でない処置をしてしまうと、悪化してしまったり、跡が残ってしまう原因にもなります。

 

なので、患部を水で洗い流し清潔にしたら、できるだけ早めに病院を受診するようにしましょう。

膿んでしまった場合は抗生物質を服用することが多いですが、医師の指示に従い、しっかり治すようにしましょう。

 

まとめ

やけどが膿んでしまうのは、皮膚の深い部分にまで損傷していると考えられます。

なのでやけどが膿んでしまった場合は、早めに病院を受診するようにして、正しい治療を受けてくださいね。

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