アブラムシ退治の対策5選
アブラムシがつくと、せっかくの野菜やお花が台無しになってしまいますね。
そんなアブラムシを退治するにはどのような対策をすればよいでしょうか?
そこで今回は、アブラムシ退治の対策5選について解説していきます。
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目次
アブラムシが植物に与える影響
アブラムシが植物につくと、葉や茎から養分を吸い取ってしまいます。
そして、その吸い上げた養分から不要な水分と糖分を排出しますが、その排泄物を栄養とする黒いカビが繁殖することがあります。
そのカビが広がると、葉が黒くすすけたように汚くなり、黒くなった部分の葉は光合成がうまくできなくなるため発育不良になってしまいます。
この病気は「すす病」と言って、一年を通して発生する可能性があります。
アブラムシ退治の対策
植物が病気にかからないようにするためにも、その原因を作るアブラムシを寄せ付けないように予防することが大切です。
そして、植物にアブラムシが付いてしまった時には早めに退治しなければなりません。
それでは次に、アブラムシを退治するための対策について解説していきます。
手で処理する
アブラムシを見つけた時に真っ先にできる対策は、自分の手で潰すことです。
見つけた瞬間に対処できるので、何よりスピーディです。
しかし、「気持ち悪いアブラムシを手で触りたくない」という方が大半でしょう。
その場合は、ティッシュや歯ブラシなどでこすり落とすという方法がオススメです。
また、ガムテープでくっつけて取るという方法もよく行われています。
アブラムシが大量に群がっている場合は、ガムテープであれば、ペタペタと一気にに駆除できますよ。
しかしこれらの方法を試す場合は、植物を傷つけないよう強くこすらないようにして、また粘着力の強すぎるテープは使わないようにしてください。
光の反射を利用する
アブラムシは光がとても苦手です。
そのため、アルミホイルなど光を反射するようなものを植物の根元などに置くことで、アブラムシが近づいてくるのをある程度防ぐことができます。
その特徴を利用した防虫用の「シルバーテープ」や「ビニタイ」などが、ホームセンターやインターネットなどで市販されていますので、そういった商品を利用するのもよいですね。
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市販の防虫スプレー
アブラムシ退治用として、様々な防虫成分の入ったスプレーが市販されていますが、中でもニームという木から抽出した自然の成分のものならば、安心して野菜にも使用することができます。
ニームスプレーはホームセンターやインターネットなどで購入できます。
ただし防虫スプレーは、効き目が永久に続くわけではないため、小まめにスプレーすることが必要です。
オルトラン
アブラムシ退治用として即効性のある殺虫成分のオルトランは、スプレータイプや粒タイプがあります。
粒タイプは植物の根元に撒くことで、長い効果を期待できますよ。
手作りのスプレー
アブラムシは退治したいけれども野菜の栽培をしている場合、防虫・殺虫剤を使うことに抵抗がある方も多いと思います。
その場合は、自宅にあるもので簡単にできる手作りのスプレーを作ってみてはいかがでしょうか?
下記のもので手作りスプレーを作れば、意外とコストもかからず、効果もあるのでオススメです。
牛乳
アブラムシに牛乳のみをスプレーしたり、木酢液を牛乳に混ぜてスプレーする方法で、牛乳が乾く際に牛乳の膜がアブラムシを窒息させ退治できます。
石鹸水
アブラムシに石鹸水をスプレーしたり、石鹸水に油を少々足してスプレーする方法で、石鹸の成分がアブラムシの産毛の間に入り込み、窒息させる効果があります。
まとめ
以上、アブラムシ退治の対策5選について解説しました。
アブラムシが植物に付くと植物の病気の原因となり、また発育不良にも繋がるので早めに退治するべきです。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、できそうなものから試してみてくださいね。
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