アブラムシの予防法11選
大切に育てている植物にいつの間にかアブラムシが大量についていて、悲しい思いをしたことがある人は多いですよね。
そこで今回は、アブラムシの予防法11選について解説していきます。
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目次
アブラムシの予防法
反射板を取り付ける
アブラムシは、反射する光を嫌う習性があります。
そこで家の周りの木などに、いらなくなったCDなど反射する板状のものをぶら下げているだけでも、アブラムシが寄ってこなくなり、かなりの予防になりますよ。
また日当たりのよい場所に、アルミホイルを置いておくのも効果的です。
黄色の粘着シートを設置する
アブラムシは黄色いものに寄ってくると言われているために、アブラムシ用の黄色の粘着シートが販売されています。
それを設置しておくと、アブラムシが粘着シートめがけて飛んできて、知らない間にどんどんくっついてくれるのです。
また、アブラムシが卵を産む前に粘着シートにくっついてくれることで、卵の孵化予防にもなりますよ。
植物には過剰に肥料を与えない
通常ご家庭で草木に与えている化学肥料には、アブラムシが大好きな窒素成分(アミノ酸)が含まれています。
なので植物が元気なうちは肥料の量を少なめにしてあげると、アブラムシが臭いにつらにくくなりますよ。
アブラムシが嫌いな植物を植える
大切な植物の隣に、
- ニラ
- ニンニク
- 唐辛子
- 生姜
などの、臭いがきつい植物を植えてみてください。
アブラムシは嫌いな臭いがあるところには基本的には近づかないため、数本植えるだけでも予防効果があります。
唐辛子スプレーを散布する
上記で「唐辛子を植える」予防法をご紹介しましたが、唐辛子のスプレーでも代用できます。
具体的には、ビンに唐辛子を半分ほど入れ、その上からウォッカや消毒用アルコールなどのアルコール度数35度以上の液体を8分目まで注ぎます。
そして2週間漬け込んだ後、水で300倍に薄めてスプレー容器に移し、大切な植物にまんべんなくスプレーします。
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唐辛子は漬ければ漬けるほど臭いがきつくなるので、長期保存したものを使用すると、アブラムシはより寄ってこなくなりますよ。
オイル石鹸水を散布する
こちらも手作りとなりますが、水に食器用洗剤10滴とサラダ油大さじ3杯ほどを加えて、ゆっくり泡立たないように混ぜます。
白く濁ったら、スプレー容器に移して散布します。
アブラムシは石鹸の臭いを嫌い、さらにオイルが加わることによって、植物の表面がコーティングされるため足が滑るようになるので、アブラムシが植物にくっつけなくなります。
牛乳を散布する
植物にアブラムシを大量に発見した場合、牛乳をアブラムシの体とその周辺にスプレーします。
そうすると、牛乳の膜がアブラムシの皮膚を覆い皮膚呼吸できなくするので、窒息死してしまうと同時に、周辺にも牛乳の臭いがすることによって、アブラムシは今後近づいてこなくなります。
ただし、低脂肪牛乳だと予防効果は薄れます。
木酢液を木に染みこませる
木炭や竹炭を燃やした時の蒸気や煙を液体にした木酢液は、木の幹に染み込ませることでアブラムシの嫌いな臭いに変化します。
こちらは即効性ある方法ではありませんが、定期的に木に木酢液を染みこませるだけで、常にアブラムシの嫌いな臭いを発生させてくれるという簡単な予防法です。
ちなみに木酢液は、ホームセンターやインターネットで購入できます。
アリを駆除する
アリは、アブラムシの排泄物を食べて生きています。
ということは、アリがたくさんいる場所にはアブラムシも近寄って来やすいため、アリを先に駆除することでアブラムシを寄せ付けない予防につながります。
ちなみにアリは、市販のアリ駆除スプレーで十分駆除できます。
てんとう虫を近くの植物に置く
てんとう虫は、1匹でアブラムシを数十以上も食べるというアブラムシ最大の天敵です。
なのでもしてんとう虫を捕まえることが可能であれば、普段アブラムシを見かける植物にてんとう虫をつけてみてください。
あっという間に間にアブラムシを食べてくれますよ
防虫ネットを利用する
アブラムシを寄せ付けたくない場所や植物に、防虫ネットを張るのも効果的です。
防虫ネットはなるべく編み目が細かいものを使用すると、アブラムシも入ってこれなくなり、卵を産みつけられる心配もありませんよ。
以上、アブラムシの予防法11選でした。
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