顎が臭い原因3つと対処法4選
「顎が臭い」と気になることがありますよね。
顎が臭くなる原因はいくつかありますが、ほとんどの場合、自分で対処することができます。
そこで今回は、顎が臭い原因3つと対処法4選について解説していきます。
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顎が臭い原因
皮脂や角栓の酸化
顎は皮脂腺が多く、「皮脂」の分泌が多い場所であるため、ベタつくという人も多いと思います。
皮脂は肌を乾燥などから守るために必要なものですが、増えすぎてしまうと肌トラブルの原因になります。
また、古くなった角質や皮脂などが毛穴に詰まってしまい、「角栓」という白いプツプツができることも多いです。
そんな皮脂や角栓は、もともとは臭いはないものなのですが、皮脂は脂なので、天ぷら油などと同じように「酸化」という現象が起こります。
この酸化という現象は、酸素(空気)に触れたり、紫外線やストレスなどの影響により促されます。
そして皮脂が酸化すると、「ノネナール」という加齢臭の元にもなる臭い物質を発生させるので、顎が臭くなってしまうのです・・・。。
また、皮脂の分泌が多いほどその匂いはきつくなり、顎は臭くなりやすいです。
雑菌
皮脂や角栓が多く不潔にしていると、「雑菌」が増殖してしまい、顎が臭くなる場合もあります。
雑菌は皮脂や角栓が大好物なので、皮脂や角栓をエサにして増殖します。
そして皮脂や角栓を食べた雑菌は、食べたものを分解する時に臭いにおいを発生させてしまいます。
皮脂が多ければ多いほど雑菌の増殖も多くなり、臭いにおいも増してしまいます。
常在菌
顎が臭いのは、「常在菌」が原因ある可能性もあります。
人間の皮膚には健康な肌を保つために、常在菌という菌がほとんどの人にいます。
皮膚にいる常在菌は、皮脂を分解し肌を弱酸性に保つことで、雑菌の進入を防ぐという大切な役割をしています。
しかし常在菌は、皮脂を分解する時に「脂肪酸」というものを発生させます。
脂肪酸の中には「ノネナール」と呼ばれる加齢臭の元にもなる成分が含まれているので、顎が臭くなってしまうのです・・・
顎が臭い時の対処法
優しく洗顔
顎が臭くなる原因である、皮脂や雑菌、また常在菌を完全になくすというのは不可能です。
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そもそも皮脂がなければ臭くはならないのですが、皮脂は皮膚を守るための機能もあるため、全くない状態になってしまうと、乾燥など肌トラブルの原因になります。
なので臭いの元となる皮脂を必要以上に放置しておかないようにして、臭くなるのを防ぐことが大切です。
そこで顎が臭くならないようにするために、優しく洗顔することを心掛けましょう。
ごしごしと洗顔しすぎると乾燥し、肌を守るためにさらに皮脂の分泌が盛んになってしまいますし、また常在菌を洗い流しすぎると肌の状態が不安定になり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
なので洗顔はしすぎないように、優しく朝と夜の1日2回程度、優しく洗顔するようにしましょう。
しっかり保湿
皮脂が出るからといって肌を乾燥させた状態にしていると、肌を守るために皮脂の分泌がより盛んになってしまいます。
そこで顎が臭くなるのを防ぐためにも、しっかり保湿することが大切です。
油分の多いクリームなどはなるべく避けて、保湿力の高い化粧水などでしっかり保湿しておくようにして、皮脂を必要以上に増やさないようにしましょう。
生活習慣を見直す
睡眠不足になったりストレスを溜めすぎてしまうと、自律神経という神経が乱れ交感神経が優位になり、「アンドロゲン」という男性ホルモンの分泌が多くなります。
アンドロゲンには皮脂を過剰分泌する作用があるため、それにより顎が臭くなってしまうのです・・・。
なので、睡眠不足にならないようにしっかり睡眠を取り、またストレスを溜めすぎないように気をつけるなど、生活習慣を見直してみてください。
食生活の改善
皮脂の分泌量には個人差はありますが、甘いものや油っこいもの、また刺激物などを食べ過ぎると皮脂の分泌が盛んになってしまい、顎が臭くなることにつながってしまいますので、摂りすぎないよう気を付けてください。
また高カロリーなジャンクフードなども、脂肪を代謝するのに必要なビタミンやミネラルが不足しがちになるため控えましょう。
そして日頃から野菜や魚、また果物など、脂質代謝を促してくれるビタミンやミネラルの多い食事を摂るように心掛けてください。
まとめ
今回ご紹介したものが、顎が臭くなる原因になってしまいます。
顎の匂いが他人に迷惑をかけることはあまりありませんが、それがよい状態だとは言えません。
なので、意識して対策をすることで、なるべく顎の臭いを抑えるようにしましょう。
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