朝に鼻血が出る原因3つと対処法4選
朝起きて、顔を洗おうと鏡を見たら、鼻血が出ていたなんて経験はありませんか?
いきなり朝から鼻血を見ると、ビックリしてしまいますよね。
そこで今回は、朝に鼻血が出る原因3つと対処法4選について解説していきます。
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目次
朝に鼻血が出る原因
無意識に鼻をいじる
朝に鼻血が出るのは、寝ている時に、無意識に鼻をいじっているせいかもしれません。
鼻血のほとんどは、小鼻の内部にある「キーゼルバッハ部位」というところから出ていることが多いのですが、この部位に細い血管が集まっているため、ちょっとした衝撃で傷ついて、鼻血が出てしまうのです。
血圧の上昇
血圧が上昇すると、キーゼルバッハ部位にある細い血管が破れてしまい、鼻血が出てしまいます。
寝ている時は、昼に動いた活動の疲労を回復するために副交感神経が働き、血圧は起きている時の約20%ほど下がっています。
しかし目が覚めてくるにつれ、今度は活動しやすい状態を作るために交感神経が働き、血圧が一気に上昇してしまうので、鼻血が出やすくなるのです。
病気
「朝にだけ鼻血が出る」という病気はありませんが、白血病や血液の病気になると鼻血が出やすくなるため、朝に限らず、頻繁に鼻血が出るという方は、病院で診てもらうことをオススメします。
朝に鼻血が出る場合の対処法
鼻血を止める
まず鼻血が出た時は、静かに座って頭を下げ、小鼻の上をギュッとつまみ、5分くらい押さえておくと、鼻血は止まります。
よく上を向いて鼻血を止めようとする人がいますが、これは鼻血が逆流してしまい、鼻血が多い時には胃に流れ、塊となってしまう場合もあるので気を付けてください。
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また、脱脂綿やティッシュペーパーを使う時は、細長いこより状にして鼻の中に押し込み、キーゼルバッハ部位を圧迫すると止血の効果がありますが、鼻の入口だけに詰めても効果はないので、鼻の奥までしっかりと詰め込むようにしてくださいね。
粘膜保護クリームを塗る
鼻の内部の粘膜が弱くなっている場合には、粘膜保護クリームを塗ることで乾燥するのを防ぎ、鼻血を出にくくします。
ちなみに、市販されている薬は刺激が強く、悪化させてしまう場合があるので、できれば処方されたものを使う方がよいでしょう。
鼻の粘膜を傷つけないようにする
寝ている時に無意識に鼻をいじっている可能性がある場合は、鼻の粘膜を傷つけないように、爪を切ることも効果的ですね。
またマスクをすることでも、鼻を触るのを防ぐとともに鼻内部の乾燥を予防でき、粘膜を傷つけずにすみますよ。
血圧の上昇を抑える
朝に鼻血が出る原因のひとつは、血圧が一気に上昇してしまうことにありました。
そのため、血圧の上昇を抑える生活を心がけることで、鼻血を出にくくすることができます。
では、血圧の上昇を抑えるためには、どうしたらよいのでしょうか?
次にご紹介していきます。
布団の中で深呼吸する
急に起き上がると、血圧が上がってしまうので、目が覚めたらすぐに布団から出るのではなく、布団の中で何度か深呼吸を行ってから、ゆっくりと体を起こすようにすると、血圧の上昇を抑えることができます。
寒暖差に気をつける
暖かいところから寒いところへ行くと、血管が収縮して血圧が上昇してしまいます。
なので、特に寒い時期に室内から室外へ行く際、または室内でも冷え込みがちな浴室やトイレに行く際は、急激な温度変化に注意が必要です。
また、手や顔が冷水に触れるだけでも血圧は上がってしまうので、手や顔を洗う時は温水を使うことをオススメします。
まとめ
以上、朝に鼻血が出る原因3つと対処法4選について解説しました。
ぜひ今回の記事を参考に、朝の鼻血対策を行ってみてくださいね。
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