足の皮がむける原因7つ
足の皮がポロポロむけることって、ありませんか?
「水虫かな?」と、第一に疑いたくなりますが、実は足の皮がむける原因は他にもあります。
そこで今回は、足の皮がむける原因を7つについてご説明していきます。
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目次
足の皮がむける原因
水虫
まず始めに、足の皮がむける原因として多いのが、「水虫」ですよね。
足の水虫には、いくつか種類がありますので、ご説明していきます。
趾間型(しかんがた)水虫
趾間型水虫とは、指の間にでき、かゆみを伴う水虫です。
足の指と指はどうしてもくっつきやすく、靴を履いた状態ならなおさら蒸れてしまいます。
足の水虫の中では、この趾間型水虫が1番多く、悪化すると皮膚がじゅくじゅくし、我慢出来ないほどの強いかゆみを伴い、皮がむけていきます。
小水疱型(しょうすいほうがた)水虫
小水疱型水虫は、足の裏や側面など、足の中では比較的簡単柔らかい皮膚を中心に、湿疹のような赤い水疱ができる水虫です。
水疱はだんだんと大きくなってむけ始め、かゆみも強くなります。
角化型水虫
角化型水虫とは、足の裏が硬くなり、特にかかとに多く見られ、ひび割れなどの症状が出ます。
一見、乾燥によるひび割れで、皮がむけているように見えますが、立派な水虫の一種です。
他の水虫が、夏などの湿気が多く蒸れやすい時期に多く発症するのに対して、角化型水虫は、冬の寒い時期に多く表れます。
爪白癬(つめはくせん)
別名「爪水虫」とも言われる爪白癬は、爪が白くなったり、分厚くなるなどの症状が表れる、爪の水虫です。
かゆみもほぼ表れないため、気がつかないうちに爪白癬にかかっていることは多いですが、周りの皮膚にも感染しやすいので、爪の変化は気をつけて見るようにしてください。
水虫は悪化すると、皮がむけるだけでなく、じゅくじゅくしてかゆみがひどくなり、人に移してしまう恐れがありますので、早めに皮膚科の受診してください。
※ちなみに、爪に関する様々な情報・症状・対処法に関しましては、下記の記事に詳しくまとめています。
角質
水虫以外にも、足の皮がむける原因はあります。
足の皮膚は大変分厚く、角質が古くなるとポロポロ落ちて、新しい角質がどんどん作られます。
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また、ある程度角質が溜まってから、皮がむけるように取れる場合もありますので、この角質の入れ替わりにより、皮がむけるように見えます。
角質が硬くなりすぎると、かかとの皮が割れてしまうこともありますので、お風呂上がりなどはクリームなどで保湿することが望ましいです。
汗
汗が原因で、足の皮がむけることもあります。
緊張すると、手や足の裏にたくさん汗をかく人がいますよね。
私もそうでしたが、足の裏に集中して汗をかく人は、足が群れやすく、足の皮がふやけてむけやすくなります。
しかし、毎日の入浴時にきちんと洗って清潔にしていれば、これは特に問題はないでしょう。
臭いが気になる場合は、足専用のスプレーなどもありますので、試してみてくださいね。
汗疱(かんぽう)
汗疱とは、汗がうまく出せずに、皮膚の下に溜まってしまう病気のことを言い、あせものようなイメージを持つと分かりやすかもしれません。
細かい汗のかたまりの湿疹が出ることが多く、症状が進むと皮がむけて、かゆみを伴います。
水虫とも似ているため、判断に困ることがありますが、困った場合は皮膚科の受診をしてください。
※汗疱に関しましては、下記の記事に詳しくまとめています。
乾燥
乾燥により、足の皮がむけることは多くあります。
足の裏には皮脂腺がないので、皮膚が乾燥し硬くなります。
そして特に、冬場は空気も乾燥しているので、足の皮も乾燥し、むけやすい状態です。
毎日の足のケアまで手が回らず、何気なく足の裏を見たら、「ひどく皮がむけていた!」なんて人も多いのではないでしょうか。
血行が悪い
長時間立ちっぱなしな状態が続くと、足の裏の血行が悪くなります。
そして代謝が悪くなり、角質が溜まることは多いです。
よってお話した通り、溜まった角質がはがれるようにして、むけることがあります。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活により、自律神経が乱れると、局部的に汗をかきやすくなる場合があります。
また免疫力の低下により、元気な状態では全く影響のない細菌などにも感染しやすくなる恐れがあり、足の皮がむけやすくなるのもその症状の1つと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
足の皮のむける原因は、水虫だけではありません。
内面的、外面的と様々な原因が考えられますが、強いかゆみを伴った場合は水虫の可能性がありますので、感染を防ぐためにも、早めに病院で診察を受けてくださいね。
また手の皮もむけるようでしたら、下記記事を参考にしてみてください。
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