足の指が腫れて痛い原因と対処法6つ
足の指が腫れて、痛いことってありますよね・・・。
そしてその症状は、何か怖い病気なのかと心配になることもあるでしょう。
考えられる原因はいくつかあります。
そこで今回は、足の指が腫れて痛い原因と対処法6つについてご説明していきます。
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目次
足の指が腫れて痛い原因
打撲
足の指は、なぜか無意識にいろんなところにぶつけてしまいますよね。
特に小指なんて、私は家具の角などにぶつけることが多く、度々悲鳴をあげています・・・。
そのようにして、足の指に強い衝撃でもが加わると打撲してしまい、赤く腫れ上がることがあります。
対処法
打撲の場合、ぶつけた箇所の腫れが酷くなることを防ぐためにも、氷やタオルなどで患部を冷やしてください。
冷やしていると痛みも治まることが多いので、しばらく動かさず冷やしましょう。
長時間経っても痛みが全く引かず、ズキズキと激痛が続くようであれば、骨折している可能性も高いです。
病院へ行き診察を受け、レントゲンを撮って確認してください。
しもやけ
しもやけは、寒い冬に多く起こる症状です。
冷えや血行不良が原因です。
しもやけの特徴には、皮膚が赤く腫れ上がり、触ると痛痒く、どこかに足の指をぶつけた時は、少しの衝撃でも痛みを感じることがあります。
しもやけは酷くなればなるほど、腫れは大きくなり、色も赤紫に近い色になってしまいます。
対処法
しもやけにはビタミンEが効果的と言われています。
ビタミンEは緑黄色野菜に多く含まれていますので、意識的に摂るようにしてください。
関節リウマチ
関節リウマチは、免疫の異常により、関節が腫れたり痛んだりする病気です。
初期症状は、足や手の指の関節が小さく腫れることから始まります。
症状が進むと、指の関節だけでなく、足首や膝にまで広がってしまい、日常生活に支障をきたすほどまで悪化することもあります。
対処法
関節リウマチの症状には、足の指の腫れや痛みなどと同時に、
- 発熱
- だるさ
- 食欲不振
などの症状も表れることが多いので、気になる症状が重なった場合は、病気で診察を受けましょう。
早期の治療が大切になってきますよ。
ひょうそ
ひょうそとは、足の指に細菌が感染することで、痛みや腫れを起こします。
足の指に膿が溜まることもあり、悪化すればズキズキとした痛みを伴います。
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炎症が深くなると、関節や骨にまで細菌が広がり、曲げにくくなる危険もあります。
対処法
ひょうその症状がひどい場合は、皮膚科を受診し、抗生物質の処方を受け経過を待ちます。
膿が溜まっている場合は、切開して膿を出すこともありますが、軽度な場合は、患部を清潔にしていれば時間と共に治ることがほとんどです。
また足の指の傷などから細菌は入り炎症を起こしますので、予防のためには、爪の手入れも忘れないようにしてくださいね。
※爪に関する様々な情報・症状・対処法については、下記の記事で詳しくご説明しています。
モートン病
モートン病とは、足の指の付け根の部分に痛みや腫れが生じる病気です。
特に中指と薬指の間に起こることが多く、ハイヒールやサイズの合わない靴を長時間履き続けることで、多く発症すると言われています。
対処法
モートン病の対処法は、足を休ませ、つま先に余裕のある靴を履くことです。
足の指の腫れや痛みがひどい場合は、痛み止めが処方されることもあります。
3ヶ月ほど様子を見て改善が見られない場合は、神経の摘出や手術が必要になることもあります。
外反母趾(がいはんぼし)
外反母趾はハイヒールを履く女性に多く、親指が小指側に向かって曲がり、腫れてしまう症状のことを言います。
原因は遺伝もありますが、ハイヒールなどの、足の指に負担がかかる靴を無理して履いていることが大きく関係しています。
足の指(特に親指)が腫れて、痛みを感じるので、普通に歩くことが辛い場合も多くあります。
対処法
対処法としては、無理なく履ける靴選びをしてください。
ハイヒールを履くことは、外反母趾の症状が治まるまで、避けた方がよいです。
また、歩行の姿勢を正し、体重がアンバランスにかからないようにすることも大切です。
長期間実践しても、なかなか足の指の腫れと痛みが治らない場合は、手術で治す方法もあります。
まとめ
足の指が腫れて痛いと、歩くことが苦痛になってストレスが溜まったりなど、日常生活に支障をきたしてしまいます。
原因は様々ですが、早く改善できるよう、自分の足の指の腫れの症状を細かくチェックしてみてください。
腫れや痛みがひどい場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。
また、その他「足の指」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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