足裏に違和感が出る原因と対処法7選
足の裏は、全体重を支えている大事な部分です。
そのため、足裏にしびれや痛みなどの違和感があると、日常生活にも影響が出ますよね。
そこで今回は、足裏に違和感が出る原因とその対処法について、7つご紹介していきます。
Sponsored Link
足裏に違和感が出る原因と対処法
扁平足
足の裏には土踏まずというへこんだ部分がありますが、それが無い足を「扁平足」と言います。
赤ちゃんには土踏まずがありませんが、歩行により10歳くらいまでには完成されるのが通常です。
しかし、土踏まずが完成されず扁平足になると、歩き方が変だったり、足が疲れやすかったり、足裏に違和感を感じたりします。
対処法としては、足の指をしっかり使っての歩行訓練や足裏のマッサージなど、足裏を使うことで少しずつ土踏まずが形成されていきます。
外反母趾
外反母趾とは、足の親指の付け根が小指側に向かって曲がってしまう状態です。
親指がくの字型に変形し、歩くたびに出っ張った部分や足裏に痛みを感じます。
原因は、サイズの合わない靴やハイヒール、運動不足と言われています。
重度になると、腰痛や肩こりを引き起こすこともあり、ひどい場合には手術をすることもあります。
対処法としては足に合った靴を履き、正しい姿勢での歩き方を習得することです。
痛風
痛風とは、尿酸が過剰に体内に蓄積され結晶化して、関節に沈着し痛みを生じます。
足の親指の関節に症状が出ることが多く、赤く腫れて激痛が走ります。
初期には赤く腫れてるだけだったり、なんとなく違和感がある程度だったりもします。
対処法としては、早めに医療機関を受診し、まずは痛風かどうかを検査してもらうことです。
痛風は、腎障害や脳血管障害などの合併症を起こすこともあるため、適切な治療を受ける必要があります。
魚の目
魚の目(うおのめ)とは、正式には「鶏眼」と言います。
Sponsored Link
足の裏にできやすく、マメのようなものの中心に硬い芯ができ、違和感や痛みが出ます。
原因は足裏の皮膚が圧迫されることで、サイズの合わない靴やハイヒールなどで固い地面を長時間歩いたり、立ちっぱなしだったりするとできやすいです。
対処法としては、爪先を圧迫しないサイズの合った靴を履くこと、片足重心にならないように正しい姿勢を保つことが大切です。
糖尿病
糖尿病と足は関係ないように見えて、かなり深い繋がりがあります。
糖尿病になると、手足の末端の血流が悪くなり、神経障害が起こります。
糖尿病の神経障害は、足裏の違和感から始まることが多く、ピリピリしたり冷たくなったりします。
対処法としては、糖尿病の治療や生活習慣の改善が必須ですが、日頃から足裏の観察をすることも大事です。
なので、足裏に急にマメや水虫ができたりしていないかをチェックする習慣をつけましょう。
足根管症候群
足根管症候群は、足裏へ行く神経がなんらかの原因により障害された状態です。
具体的な症状は足裏のしびれ、何かがくっついているような感じ、冷えなどが見られます。
原因は加齢、動脈硬化、糖尿病、扁平足、足のむくみ、足の変形などです。
対処法としては、足の運動が効果的で、足指や足首の曲げ伸ばしをすると足のむくみも解消され、症状が軽減します。
ストレスや身体の歪み
足裏の違和感、中でもモヤモヤとしてしび感じがある場合には、ストレスや身体の歪みが原因の場合があります。
イライラや不安が溜まるとストレスとなり、身体にも様々な症状が出ます。
また、身体のバランスが歪んでいると、重心が片足にかかりすぎ足が疲れやすくなり、足裏に違和感を感じるようになります。
対処法としては、ストレスを溜めすぎないようにすること、姿勢を正しくして左右の足に同じように体重をかけることです。
まとめ
以上、足裏に違和感が出る原因と対処法について7つご紹介しました。
足裏に違和感が出る原因は足の疾患や内科的な疾患、心身のバランスの崩れなど多岐にわたります。
対処法は、それぞれの疾患の治療に加えて、正しい姿勢と歩き方や自分に合った靴選びがとても大切です。
Sponsored Link