足裏の皮がむける原因と対処法5選
自分の足裏を見たとき、皮がむけていたことはありませんか?
皮がむけると「皮膚病かな?」など心配になりますよね。
そこで今回は、足裏の皮がむける原因と対処法5選をご紹介していきます。
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目次
足裏の皮がむける原因
乾燥
足裏の皮がむける原因として、まず乾燥が挙げられます。
30歳以上の大人がなることが多く、足裏の皮脂が少ないことで起こる症状です。
皮がむけるというよりも、足裏の皮膚が白い粉がふいたような状態になります。
対処法
足裏の皮が乾燥によりむけることは、自然な状況と言えます。
ただ、皮脂が足りなく保湿が十分でないために白い皮となってむけるため、対処法としては、お風呂の際に軽石などで軽く擦ったり、入浴後に保湿クリームなどを塗ることで改善されるでしょう。
痛みやかゆみがない場合は、皮膚科を受診する必要もありませんので、とにかく保湿を心がけてくださいね。
汗疱(かんぽう)
汗をかきやすい夏の時期によく起こる足裏の症状に、汗疱があります。
細かい水疱が皮膚にできて、ひどいと痛みを伴います。
水疱がつぶれ、皮膚が元通りになる働きをすると共に、皮もむけます。
対処法
汗疱になると、足裏の皮がむける前に水疱が出てきますので、その時点で皮膚科を受診する人が多いでしょう。
アンテベートなどのステロイド剤を処方されることが多く、薬を塗りながら経過を見ることがほとんどです。
また汗疱は、夏など汗をかくときに多く表れる症状ですが、足裏は季節問わずに蒸れることは多いので、冬でも起こることが珍しくありません。
冬でも足裏の蒸れには注意してくださいね。
水虫
水虫には、
- 角化型
- 趾間型
- 小水疱型
- 爪白癬型
と、いくつかの種類がありますが、足裏の皮がむける原因となる水虫は、角化型の水虫です。
足裏が固くなり、皮がむける症状が表れますので、同じ水虫でもジュクジュクすることはないのが特徴です。
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対処法
「もしかして水虫かな?」と感じたら、早めに皮膚科に行くことをオススメしますが、市販の軟膏でも角化型水虫に効果的なものがあります。
あまり症状がひどくない場合は、そういった市販薬を使いながら様子を見てもよいでしょう。
また、その他水虫の対処法に関しては、下記の記事で詳しくご説明しています。
角質が厚くなった
立ち仕事が続いたり、足裏に体重がかかる仕事の場合、足裏の皮が分厚くなることで、皮がむけやすくなることもあります。
私も昔接客業のアルバイトをしていた時、足の皮が分厚くなった感覚がありました。
角質が厚くなると、ある程度たまったところでベロンと皮がむけることがあります。
対処法
足裏の皮が分厚くなることでむける場合の対処法としては、足裏の皮が厚くなることを予防することが大切です。
例えば靴が合っていない場合、靴の中で足が滑ると摩擦により角質が厚くなります。
サイズの合う靴に変えたり、インソールを使って足裏の摩擦をなるべく少なくしましょう
多汗症
多汗症とは、緊張などにより多く汗をかいてしまう症状を言います。
自律神経の乱れからも多く見られ、局所的に足裏に汗を大量にかくことが原因で、皮がむけやすくなる場合もあります。
足裏が汗によりふやけることで、皮膚が柔なくなりむけやすくなるのです。
対処法
多汗症の対処法としては、デオドラントスプレーを使ったり、なるべく足裏の風通しよくすることが効果的です。
また多汗症の原因には、免疫力も大きく関係していることから、日頃の食生活や睡眠時間を見直し、多汗症を根本から治していくことも効果的ですよ。
まとめ
足裏の皮がむけると、どうしても「水虫かな?」と考えてしまう人が多いです。
しかし、足裏の皮がむける原因は、水虫だけではないことが分かりましたね。
かゆみや痛みがない場合は様子を見てもよいですが、皮膚の症状は、放っておくと治りにくい病気になってしまうこともあります。
なので最善策は、早めに皮膚科を受診することですよ。
また、その他「足裏」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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