足裏に水ぶくれができる原因と対処法4選
足裏に水ぶくれができると、「水虫かな?」と気になったり、大きな水ぶくれができれば、歩くたびに痛くて辛いですよね。
そこで今回は、足裏に水ぶくれができる原因と対処法4選について、ご紹介していきます。
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目次
足裏に水ぶくれができる原因は?
足裏の水ぶくれの原因と言っても、様々あります。
そこでまずは、考えられる原因を挙げていきますね。
靴擦れ
足裏にできた水ぶくれに痛みを感じるようなら、靴擦れの可能性が高いです。
靴擦れができる箇所は様々ですが、特に親指の付け根の部分は体重がかかりやすく、水ぶくれができやすい箇所と言えます。
靴の形が合わなかったり、長時間歩いたり、走り続けた場合は、靴擦れによる水ぶくれを疑いましょう。
対処法
靴擦れの水ぶくれは、小さいものなら放置していても潰れにくいのですが、歩いているうちに自然と潰れると、雑菌が入り炎症の原因となります。
そのため、早めに自分で潰すことをおすすめします。
具体的には、消毒した針などで水ぶくれの中身を出し、絆創膏を貼って、治るのを待ちましょう。
水ぶくれを潰した後も痛みを感じることは多いので、靴擦れの原因となった靴を履くことはしばらく避け、症状が落ち着いてから慣らすようにしてください。
※さらに詳しい対処法は、下記記事を参考にしてみてください。
水虫
足裏の水ぶくれが細かく、さらにかゆいようであれば、小水疱型水虫(しょうすいほうがたみずむし)を疑ってください。
土踏まずなど、皮膚が柔らかいところにできやすい水虫で、水ぶくれができると同時にかゆみが発生します。
足裏が水虫になるととてもかゆいので、水泡の原因は水虫だと気がつく人は多いはずですね。
対処法
水虫が原因の水ぶくれは、水虫を治すしかありません。
水虫用の市販薬も多数販売されているので、ひどくない場合は市販薬で対処することもできます。
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しかし、水虫の症状にも様々ありますので、1番手っ取り早い方法は皮膚科を受診して適切な処置を受けることでしょう。
水虫の水ぶくれはむやみに潰すと、感染が広がる恐れがありますので、むやみに潰すことは避けてください。
かき壊しもよくありませんので、我慢してくださいね。
あせも
足裏は、靴下を履いていたりなどで、通気性の悪い環境になりやすく、汗をかきやすい状態です。
通気性が悪く、湿度の高い環境が続くと、あせもが出やすくなり、水ぶくれを発生させるのです。
あせもは水虫ほどではありませんが、かゆみも感じますので、足裏にできてしまうととても厄介ですよね。
対処法
あせもの水ぶくれも、むやみに潰さないようにしてください。
あせもの水ぶくれは、汗をかいても蒸発されず、皮膚面に溜まることでおきます。
潰してしまうと、水ぶくれの中の雑菌が広がってしまいます。
皮膚科の受診をおすすめしますが、足裏の清潔を保ち、汗をかかない環境を作ることが1番でしょう。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
もう1つ、水虫を間違えやすい水ぶくれとして、掌蹠膿疱症が挙げられます。
掌蹠膿疱症とは膿が溜まった水ぶくれ(膿疱)が、足裏の無数にできる疾患です。
水ぶくれの中身は、白血球の一種が皮脂の角質に溜まった状態になっており、無菌性のため、他の人への感染はありません。
しかし、かゆみを伴うため、足裏にできることでストレスの原因にもなりますし、骨関節炎など合併症の可能性もあるため、放置すると危険です。
対処法
掌蹠膿疱症はウイルスや細菌が原因ではないので、抗生物質の効果は得られません。
病院を受診すると、炎症を抑えるステロイド剤や、ビタミンD3軟膏が処方されます。
塗り薬では効果が表れない場合は、飲み薬が処方されますが、重度でない限り、ほとんどは塗り薬で治ることが多いです。
喫煙がきっかけで発症することもあるので、喫煙者は禁煙を試みてみるのもよいかもしれません。
まとめ
足裏に水ぶくれができる原因はたくさんあることが分かりましたね。
原因によって、対処法も変わってきます。
足裏に水ぶくれができたら、まずは原因を突き止めてから、適切な処置を行いましょう。
また、もし少しでも迷ったら、皮膚科の受診をおすすめします。
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