足の指が変色してしまう原因3つと対処法
足の指が、気づいたら変色していたということはありませんか?
痛みや腫れなどの症状がなくとも、何か病気が原因だということもありますので、心配ですよね・・・。
そこで今回は、足の指が変色してしまう原因と対処法についてご説明していきます。
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目次
足の指が変色してしまう原因と対処法
しもやけ
冬の冷たい空気の中で全身の血流が悪くなり、特に手足の末端は血行不良を起こしやすくなることによって、足の指などがしもやけになることがありす。
しもやけになると、足の指が赤や紫色に変色し、かゆみを伴うこともあります。
対処法:寒さを防ぐ
最近ではどこに行っても暖房が効いているため、真冬でも薄着で過ごしがちです。
しかし寒さを防ぐことは、しもやけ対処法では一番大切です。
特に足先は冷えやすいため、温かい靴下と靴を履くようにしてください。
また、ハイヒールなどの足先がきつめの靴は血行不良を起こしやすいため、自分の足に合った、機能性を重視した靴を選ぶのが良いですね。
対処法:水分を残さない
お風呂上がりや家事などで肌に水分を残したままにしておくと、その水分が蒸発するときに体温も奪うため、冷えが生じてしもやけになることがあります。
また、冬場のスポーツなどでは汗をかいた後、そのまま手袋や靴下を汗で湿らせたまま過ごしてしまうとしもやけになってしまいます。
なので水分をよく拭き取り、湿った衣類は着替えるようにすることが大切です。
対処法:血行を良くする
しもやけ対策として、血行を良くするためにお風呂でできることがあります。
具体的には、手先や足先を1、2分ごとに、40度くらいの温水と冷水に交互につけるという方法です。
5回ずつくらい行うと良いでしょう。
最後は必ず水分をよく拭き取ることが大事です。
対処法:食事に気をつける
冬場は特に、血行を促進するような食事を取り入れることが効果的です。
具体的には、血行を良くする効果のあるビタミンE(大豆製品、植物油など)を摂取しましょう。
また同時に、βカロテンやビタミンCが含まれている緑黄色野菜を摂取すると、ビタミンEの吸収率が上がりますよ。
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水虫
水虫と言えば、かゆみや皮がめくれるという症状が主に見られますが、足の指が変色することもあります。
また、足の指の間が赤くジュクジュクした感じになったり、足全体に水疱ができて赤くなったり、爪が白っぽくなったりしていると、水虫になっている可能性があります。
対処法:足を清潔にして乾燥させる
水虫の原因の白癬菌は、高温多湿を好み、皮脂などを栄養にして増殖します。
そのため、汗や汚れがついた状態で長時間靴を履いたままでいると、水虫になりやすくなります。
特に春から夏は白癬菌の活動が活発になりやすいため、汗をかいたら靴下を履き変えたり、シャワーで足を洗ったりするとよいでしょう。
またお風呂では、指の間までしっかりと洗うようにしてくださいね。
対処法:根気よく治療する
水虫になってしまったら、早めに治療をすることが重要です。
治療は市販薬もありますが、まずは皮膚科を受診して、本当に水虫かどうかを診てもらう必要があります。
水虫の薬は数日で効果を感じますが、白癬菌が死滅したわけではなく、皮膚の中に潜んでいるだけです。
なので水虫をきちんと治すためには、最低でも2ヶ月、しぶとい場合には半年以上かかることがありますので、根気よく治療していきましょう。
糖尿病
糖尿病の合併症として神経障害があり、そのために足の指が変色することがあります。
そして、糖尿病により神経障害や抹消血管障害が起こると、感覚が鈍くなったり傷が治りにくくなったりします。
そのため、ストーブや湯たんぽで火傷をしても気づかない、タコやうおの目が治らずに悪化する、傷口からばい菌が入るなどのことが起こり、足の指が壊疽(えそ、腐ってしまうこと)して変色してしまうのです。
対処法:足をよく観察する
持病として糖尿病を持っている人は特にですが、糖尿病予備群という人も足の指を観察することが重要です。
足の指にタコやうおの目や傷がないかどうか、しびれや痛みや違和感がないか、足の甲の脈は触れるかどうか、足が氷のように冷たいか反対に熱っぽくないか、などをよく見るようにしましょう。
そのような症状がある場合には、早めに対処することが大事ですので、かかりつけのお医者さんや皮膚科を受診するようにしてください。
まとめ
以上、足の指が変色してしまう原因とその対処法についてご説明してきました。
足の指は、血流不良を起こしてしもやけになったり、高温多湿な環境により水虫になったり、糖尿病の合併症の神経障害になったりして、変色してしまうことがあります。
ぜひ今回の記事を参考に対処してみてくださいね。
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