頭がぼーっとする原因と対処法7選
日中は脳の活動もフル回転なため、時には頭がぼーっとすることもありますよね。
もちろん、頭がぼーっとする原因には様々あります。
そこで今回は、頭がぼーっとする原因とその原因別の対処法について7つご紹介します。
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頭がぼーっとする原因と対処法
脳の栄養不足
脳は、ブドウ糖を栄養としています。
つまりブドウ糖が不足していると、脳が働かずに頭がぼーっとするのです。
対処法としては、ブドウ糖が豊富な炭水化物を摂るということを意識してください。
炭水化物は摂りすぎると糖尿病などの病気を引き起こすため、毎日の規則正しい食生活の中でバランス良く摂るのが一番です。
特に、朝食を抜いている人は午前中にぼーっとしやすく、仕事の効率も悪くなるため、朝食はきちんと食べる習慣をつけましょう。
脳の酸素不足
頭がぼーっとしている上にあくびがよく出るという場合、脳の酸素不足が原因かもしれません。
血流が悪かったり貧血があったりすると、脳に酸素が十分に運ばれず酸素不足になり、頭がぼーっとしてきます。
特にデスクワークで座りっぱなしの時など、同じ姿勢を取り続けていると血流が悪くなりがちで、頭がぼーっとしやすくなります。
対処法としては、ストレッチをして体をほぐし、血流を良くして、ゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。
脳の疲れ
脳を使いすぎたり、過剰にストレスがかかったりすると、脳の中にアンモニアが蓄積します。
このアンモニアによって脳の働きが悪くなり、頭がぼーっとしてしまうことがあります。
対処法としては、アンモニアの解毒は肝臓でしかできないため、まずはゆっくりと休養することが大切です。
また、アンモニアは肝臓での無毒化のほか、グルタミン酸でも無毒化されます。
なので、グルタミン酸が含まれている大豆製品を摂取するのも効果的ですよ。
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睡眠の取りすぎ
睡眠不足で頭がぼーっとすることもありますが、睡眠の取りすぎも頭がぼーっとする原因になります。
それは、脳がきちんと覚醒していないためです。
寝すぎたり二度寝をしてしまったりすると、脳の覚醒スイッチが入らずに、頭がぼーっとしたり頭痛や倦怠感が生じたりするのです。
対処法としては、休みの日も含めて生活リズムを崩さずに、同じ時間に起きる習慣をつけること、朝起きたら水分を取り、朝食を食べるようにすることです。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、疲れやストレスなどが原因で自律神経の働きが乱れることで、様々な症状が出てしまいます。
その症状の一つとして、「頭がぼーっとする」ということもあるのです。
対処法としては、
- 規則正しい生活
- アルコールやタバコを控える
- ストレスを溜めすぎない
などですが、頭がぼーっとする以外にも辛い症状が続くようであれば、神経内科や心療内科に受診するのが良いでしょう。
認知症
認知症の初期症状として、頭がぼーっとすることがあります。
認知症とは、脳の細胞が壊れてしまうことが原因で起こる病気です。
そのため、記憶障害や幻覚、また頭がぼーっとしたり異常な行動をしたりするのです。
対処法としては、頭がぼーっとすることに加え上記のような症状が見られたら、早めに脳神経内科などの専門の医療機関を受診することが一番です。
精神的なもの
心因性の病気のうつ病やパニック障害などが原因で、頭がぼーっとすることもあります。
特に現代の心の風邪とも言われるうつ病は、初期症状としては頭がぼーっとすることが多いと言われています。
対処法としては、精神的なストレスや不安、疲れなどを溜めないことですが難しいですよね。
そのため、「もしも精神的な病気かな」と思ったら、悪化してしまう前の早い段階で医療機関にかかり、適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
以上、頭がぼーっとする原因とその対処法について7つご紹介しました。
原因は、脳の栄養や酸素の不足、睡眠過多、疲れなどに加えて、自律神経失調症や認知症や精神疾患などの病気のこともあります。
脳は私達の心身をコントロールする大事な器官です。
頭がぼーっとするのは脳からのSOSですので、早めに対処するようにしてくださいね。
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