膀胱炎になりかけの症状と対処法4選
膀胱炎は尿が近くなるわりに、トイレに行っても残尿感があったり、ひどい時には出血や痛みが出たりして、とても辛いですよね・・・。
そこで今回は、膀胱炎のなりかけの症状とその対処法について4つご紹介します。
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目次
膀胱炎のなりかけの症状
トイレの回数が増える
一般的には1日のトイレの回数は3~5回程度ですが、膀胱炎になりかけると5回以上になり、間隔も短くなります。
その理由は、細菌が膀胱に感染するからです。
この症状は、長時間尿意を我慢したり、ストレス過多や性交渉によっても起こります。
残尿感
膀胱炎のなりかけでも残尿感があります。
残尿感というのは、尿意を感じてトイレに行くもののスッキリせず、なんとなくまだ尿が出そうな感じがすることです。
出そうな感じがするため、再度トイレに行っても尿はほとんど出ませんので、不快感だけが残ります。
排尿時の違和感
膀胱炎のなりかけの段階では、排尿時に激しい痛みを感じることは少ないです。
しかし、排尿時にモゾモゾするような違和感を感じたり、尿が出しにくいような感じがしたりします。
また、排尿時にヒリヒリするような感じがしたり、じーんとするような感じがしたりする人もいます。
そして膀胱炎になると、排尿時の違和感は排尿後の激しい痛みに変わります。
尿の色が濃い、白いものが浮いている
膀胱炎は、膀胱に細菌が感染して起こります。
そのため、膀胱が傷つき尿に血が混じることで、尿の色が濃くなったように見えます。
また、白い膜のようなフワフワしたものが尿に混じることもあります。
これは細菌と戦った白血球が、尿とともに出てきているためです。
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膀胱炎になりかけている場合の対処法
水分を摂る
膀胱炎になりかけの段階で水分をたくさん摂るようにすると、膀胱の中にいる細菌を洗い流すことができ、症状を抑えることができます。
水分の摂り方としては、一気に飲むよりもこまめに摂るようにして、トイレの回数を増やすことが大切です。
また飲み物は、冷たいものよりも温かいものが良いでしょう。
たくさん水分を摂るのは大変かもしれませんが、膀胱炎のなりかけで症状をストップさせて膀胱炎を予防するためにも、1日に2リットルくらい飲むとよいですね。
陰部を清潔に保つ
膀胱炎は、尿道を通って細菌が膀胱に浸入することで、感染を起こして発症します。
そのため、陰部を清潔に保つことが大事です。
特に女性は尿道が短いため、膀胱炎になりやすいです。
なのでトイレはしっかりペーパーで拭くようにして、下着も常に清潔なものを身につけるようにしましょう。
また、性交渉により感染することも多いため、気をつけるようにしてくださいね。
規則正しい生活を送る
膀胱炎の原因には、体調不良やストレス過多などによって、身体の抵抗力が弱まることが挙げられます。
なので膀胱炎になりかけたら、自分の生活を見直して、規則正しい生活を送ることが大事です。
食生活の改善をすることや、十分な睡眠を取ることはもちろんのことですが、過度なダイエットなどを控えたり、ストレス解消をすることも重要です。
身体の抵抗力を高めることで、膀胱炎の症状が進むのを防ぎましょう。
利尿作用のある食べ物を摂る
膀胱炎になりかけたら、とにかく水分を摂り、排尿回数を増やすことが大事です。
なので水分摂取と同時に、利尿作用のある食べ物を摂るのが効果的です。
オススメの食べ物としては、バナナがあります。
バナナにはカリウムが含まれており、利尿作用があります。
また小豆には、サポニンという成分が含まれており、利尿作用を高める効果があります。
まとめ
以上、膀胱炎になりかけの症状とその対処法について4つご紹介しました。
膀胱炎になりかけの場合、あまりひどい症状はありませんが、排尿時の違和感や残尿感などいつもと違う状態になります。
初期の段階で対処できれば悪化せずにすみますので、おかしいなと思ったら水分をしっかり摂り生活習慣を整えましょう。
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