ブヨが発生する季節と生息地6つ
気がついたらどこからともなく出没するブヨですが、ブヨが発生する季節や生息地をご存知でしょうか?
そこで今回は、ブヨが発生する季節と生息地6つについて解説していきます。
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目次
ブヨが発生する季節
3月から6月の春頃は一日中発生する
3月から6月の気温が高くもなく低くもない春の季節が、ブヨにとっては一番活動しやすい季節です。
この時期は、ブヨの発生が一番多くなります。
一日を通して気温の変化が穏やかなため、朝早くから飛び回り、日が落ちるまで一日中ブヨを確認できます。
7月から8月の真夏には、朝と夕方に発生する
7月から8月は、日中の気温がかなり高くなりますので、ブヨは早朝の気温が上がる前と、夕方以降の気温が下がってから、一斉に行動を開始します。
日中はというと、木陰で休んでいますので、日中でも涼しい山中や高山地域では、ブヨは活動しています。
夏休みにの夕方によくブヨが発生しているのは、強い日差しと暑さがなくなるからなのです。
秋の始まりの9月には再び一日中発生する
9月になると暑さも和らいできて、徐々にブヨの一日の活動時間が長くなります。
春と同様、一日を通して活発に飛び回ります。
そして10月に入ると、一気に気温が下がりますので、ブヨは見かけなくなります。
また、春先でも雪が降っている場合は、ブヨは発生しません。
ブヨの生息地
森林などの山中
ブヨ生息地の代表的な場所として、森林などの山中があります。
たくさんの木に囲まれると、日光はさえぎられ、夏でも山中は常に気温が低く、高い湿度を保てるため、ブヨが生息するには最適の環境です。
冬場以外で山中に入る際には、常にブヨ対策が必要ですね。
また、その他のブヨ対策については、下記記事を参考にしてみてください。
きれいな水の川の清流
ブヨの幼虫は、きれいな川などの水中で生息しています。
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そして川の中で育ったブヨの幼虫は、成虫となっても清流の周りで生息すると言われています。
民家があまり周りにない山奥の川の清流で多く生息しているのを見かけますので、逆に都会の汚れた水の川で生息することはできません。
河原にあるキャンプ場
キャンプ場は、山を切り開いた場所に作られていることが多く、最近ではブヨの生息地となっています。
草木が周りに生い茂っているキャンプ場は、ブヨが夏の日中に生息する場所として選びやすく、さらに近くに川があると、ブヨの幼虫が水中で生息している可能性が高いです。
夏の日中は、バーベキューの匂いなどでもブヨが集まってきやすく、そのまま生息地として住みつくブヨもいます。
ゴルフ場
ゴルフのプレー中にブヨに襲われる方も多いですが、実はゴルフ場もブヨの生息地となっているのです。
山林の近くにあるゴルフ場は、芝生も多く、芝生の中の湿度や涼しさを利用して、芝生の中やその付近に生息する場合があります。
近くの山中からゴルフ場の方が住みやすいと判断した場合、ゴルフ場にに生息地を変えるブヨもいますので、夏場など薄着でゴルフをする時は注意してくださいね。
湧き水を利用して生活している家の周辺
きれいな水のそばで生息することが多いブヨの成虫と幼虫は、自然豊かな地域で、湧き水を使って生活されているご家庭の周りを生息地として選ぶ時があります。
また、家の周りに常に山から流れてきた水が溜まっている場合、ブヨの幼虫の生息地となりうる可能性があります。
なので、家の敷地内にきれいな水のため池や井戸がある場合も、ブヨが生息地として選んで生活しているかもしれませんよ。
大きな公園にある巨大な噴水
ごくまれに、敷地が広い大きな公園に設置されている巨大な噴水が、ブヨの生息地として確認されています。
これは噴水の水が浄化した水の場合、ブヨが寄ってきてしまい、いつの間にか生息地になっていることがあるそうです。
噴水の前で写真を撮っている間にブヨに刺された方もいらっしゃいますので、一応ブヨがいないかの確認はしたほうがよさそうですね。
まとめ
以上、ブヨの発生する季節と生息地を6つについて解説しました。
基本的には都会では見かけませんが、お出かけの際には、行き先がブヨの生息地になっていないか確認してみてくださいね。
また、万が一ブヨに刺されてしまった場合は、下記記事を参考にしてみてください。
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