蓄膿症が臭い場合の対処法7選
蓄膿症では、鼻に溜まった膿が生ゴミのようなにおいを発して、とても臭く感じます。
また、口臭もひどくなるため、周りの人にも不快な思いをさせてしまいます。
そこで今回は、蓄膿症が臭い場合の対処法7選についてご紹介します。
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目次
蓄膿症が臭い場合の対処法
鼻水を拭き取る
蓄膿症とは、副鼻腔に炎症を起こして、細菌が繁殖することによって膿が溜まる病気です。
膿の中には、様々な細菌や白血球が含まれており、それが臭いにおいを発生させているのです。
※参考記事: 蓄膿症の原因7つ
蓄膿症の鼻水は、黄色や緑の色がついていますが、これが膿です。
ですので、出てきた鼻水をこまめに拭き取ることで、不快なにおいを軽減することができます。
子供の場合、鼻水を拭き取るのを嫌がったりするため、耳鼻科で鼻水の吸引をしてもらう方がよいでしょう。
鼻うがいをする
鼻うがいの方法は、まず、洗浄液や生理食塩水(水2リットルに対して大さじ1の食塩)を洗面器に入れます。
そして、空いている方の鼻から、洗浄液や生理食塩水を吸い込んで出します。
反対も同じように、それぞれ3回ほど繰り返します。
慣れてきたら吸い込んだ後に少し上を向いて、口の方に洗浄液や生理食塩水を落として、口から吐き出すとより効果的ですよ。
※参考記事:花粉症での鼻うがいの効果・方法
虫歯の治療、歯磨きをする
蓄膿症の原因の一つには、「虫歯」があります。
というのも、鼻と口はつながっているため、虫歯の菌が、副鼻腔まで侵入して炎症を起こし、菌が繁殖して膿が溜まり、蓄膿症になるのです。
なので、虫歯の治療をしっかりすると同時に、口臭が気になる時は、正しい方法で丁寧に隅々まで歯磨きをすることで、軽減されてきますよ。
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こまめに水分補給する
蓄膿症になると鼻で息がしづらく、口呼吸になりがちです。
口呼吸をしていると、口腔内が乾燥してくるため、口臭がひどくなります。
そこで、口の中の乾燥を防ぐために、こまめに水分補給をしましょう。
水分は、お茶やコーヒーなどの利尿作用があるものだと、水分が尿となって排出されてしまい、唾液の分泌につながらないため、水などの利尿作用がないものが良いですね。
また、唾液を分泌させるために、ガムやレモンを口にするのも効果的ですよ。
食事に気をつける
蓄膿症になると、鼻と喉がつながる部分に、「膿栓」という膿のかたまりができます。
その膿栓がにおいを発生させる原因となって、嫌な口臭がすることにつながってしまうのです。
それに加えて、匂いのきつい食事を摂ると、さらいに口臭がひどくなります・・・。
なので、ニンニクなどはもちろん、コーヒーなども口臭をひどくしますので、避けた方が良いでしょう。
また、唾液をしっかりと分泌させることも口臭を軽減しますので、食事の際はよく噛むようにしましょうね
タバコを控える
タバコは通常の人の場合でも、口臭を悪化させる原因になります。
それに加えて蓄膿症があると、溜まった膿の不快臭と混ざってしまい、特にくさい臭いになってしまいます・・・。
なので、タバコは極力控えるようにしましょう。
蓄膿症の治療をする
蓄膿症による不快なにおいは、蓄膿症がある限り消えることはありません。
なので、これまで説明したような対処法をしながらも、耳鼻科にて蓄膿症の治療を受けることが望ましいです。
蓄膿症は放置すると、耳や目や脳にまで膿が溜まって、中耳炎や目の感染症、髄膜炎などの大病につながる危険性もあります。
蓄膿症は自然治癒が難しく、長期的に耳鼻科に通院することになりますが、きちんと治療をすることが、悪臭を根本的に治すことにもつながりますよ。
まとめ
以上、蓄膿症が臭い場合の対処法についてご紹介しました。
蓄膿症の臭いにおいの原因は、溜まっている膿のにおいと口臭によるものです。
そして口臭は、蓄膿症によって口腔内の環境が悪くなることによってひどくなります。
鼻に溜まった膿を取り除くこと、口腔内の環境を整えること、そして病院で蓄膿症を治療することが大事なポイントですよ。
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