ふくらはぎにしこりができる原因6つと対処法7選

ふくらはぎにしこりができる原因6つと対処法7選

ふくらはぎを触った時に、しこりが気になることってありますよね?

一体何が原因で、どんな対処法があるのでしょうか?

今回は、ふくらはぎにしこりができる原因6つと対処法7選について、ご紹介していきます。

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ふくらはぎにしこりができる原因

ふくらはぎの血流内の血小板が減少

ふくらはぎの血液中の血小板が減少してくると、皮下出血を起こしやすくなり、それによりふくらはぎに血液が溜まり、その溜まった場所がしこりとなります。

これは、血液の質を改善すればできないしこりですね。

 

粉瘤

ふくらはぎに袋状の老廃物、粉瘤が溜まり、その塊が原因でしこりとなる症状です。

※粉瘤については、下記に情報をまとめています

→「粉瘤(ふんりゅう)」に関する情報一覧

 

リンパ節の炎症

足のつけ根や関節裏にあるリンパ節が炎症を起こすと、細菌や異物がふくらはぎに溜まり、しこりとなって赤く腫れるときがあります。

炎症が治まれば、しこりも小さくなり自然となくなりますよ。

 

「脂肪腫」という良性の腫瘍

脂肪腫とは、ふくらはぎの皮下脂肪になる予定の脂肪細胞が、増殖しすぎたことが原因でしこりになり、その場所の塊のことを言います。

良性のことが多い腫瘍ですので、目立たないうちは心配いりませんが、痛みがないために、10センチを超える脂肪腫が見つかった方もいらっしゃいます。

 

下肢静脈瘤

最近、よくテレビでも目にする下肢静脈瘤とは、ふくらはぎ内部にある下肢という部分の静脈の弁がうまく働かず、血流が悪くなり、ふくらはぎから心臓に血液が戻らず、コブとなって血液が溜まってしまう病気です。

かなりふくらはぎの表面にしこりが飛び出しますので、誰が見てもすぐにわかります。

 

「軟部肉腫」という悪性の腫瘍

最も恐ろしいふくらはぎのしこりの原因として、悪性腫瘍である軟部肉腫を発症している場合があります。

こちらは、筋肉や脂肪、血管や神経、関節にできるガンのことで、ふくらはぎの皮下脂肪にしこりとなって現れます。

 

ふくらはぎにしこりができた場合の対処法

ビタミンを多く摂取する食生活を心がける

血中の血小板が不足すると、ふくらはぎにしこりができやすくなりますので、まずは血液から改善していきましょう。

具体的には、果物や人参などのビタミンを多く含む野菜を、毎日の食事に取り入れることで、血小板を常に正常値に保てますよ。

ふくらはぎのしこりの対処法として、食事療法はとても大事です。

 

ふくらはぎをマッサージする

ふくらはぎは「第2の心臓」と言われており、体の中でも重要な部分です。

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湯船に浸かっている5分間だけでもいいので、指を使って、ふくらはぎの下から上に揉みながらマッサージするだけで、血流が良くなり、ふくらはぎ全体がすっきりします。

マッサージすると老廃物も流れ、しこりができにくくなりますよ。

 

リンパマッサージをする

膝の裏や足のつけ根には、リンパ節があり、リンパの流れを良くするために軽く押したり、指の先で心臓に向かってマッサージすることによって、リンパの流れを良くすることができますよ。

リンパだけでなく、老廃物も流れやすくなりますので、リンパ炎症や老廃物によるしこりができにくい対処法です。

 

圧着ソックスをはいて、足を少し上げて寝る

日頃座り仕事をしている方だけでなく、同じ体勢で立ち仕事をされている方も、ふくらはぎのしこりの症状が出やすいと言われています。

動かないことによって、老廃物が慢性的に溜まった状態になりやすいので、圧着ソックスでふくらはぎを引き締め、足を心臓より高く上げることで、血流や老廃物をスムーズに流す働きがあります。

 

整骨院で施術してもらう

自分ではマッサージの方法がいまいち分からない方は、ぜひプロの力を借りてください。

整骨院では、ふくらはぎの状態を見て、その人に合ったリンパマッサージやツボを施術してくれます。

費用も保険適用で安く受けることができますので、時間のある方は、定期的に通って対処してみてくださいね。

 

股関節を柔らかくする

ふくらはぎのしこりと股関節は、全く関係がないように思われますが、実は深いつながりがあります。

股関節をストレッチなどで柔軟にすることによって、足の神経の圧迫がなくなり、ふくらはぎの筋肉が柔らかくなります。

 

すると、ふくらはぎが緊張状態から開放され、血流改善になり、しこりができにくいと言われています。

常にマッサージしているのと同じ効果が得られるので、ストレッチも大切な対処法ですよ。

 

悪性腫瘍や下肢静脈瘤が疑われた場合、病院で速やかに対処

悪性腫瘍の場合は、必ず手術によって、腫瘍を取り除かなければいけません。

下肢静脈瘤の場合は、まずは硬化療法という対処法を取ります。

しこり部分に注射を打ち、圧着ストッキングでふくらはぎを締め、血管を圧迫し、血流を促します。

 

改善が見られない場合、レーザー治療に切り替わり、コブがしこりとなっている血管部分にレーザーを照射して、静脈自体を消滅させてしまうのです。

静脈をレーザーで焼いても、歩行や今後の生活には支障は出ませんので、安心してくださいね。

 

まとめ

以上、ふくらはぎにしこりができる原因6つと対処法7選をご紹介しました。

日頃からふくらはぎをマッサージするなどして、しこりがないかどうか、チェックすることも大切です。

 

しこりを発見した場合は、今回ご紹介した対処法を参考にしてみてくださいね。

また、ふくらはぎにだるさを感じる場合には、下記記事を参考にしてみてください。

→ ふくらはぎがだるい原因3つと対処法7選

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