腹痛で微熱を伴う場合の対処法7選
腹痛と同時に微熱があるということ、ありますよね。
その原因は、風邪や感染性胃腸炎など様々です。
そこで今回は、腹痛で微熱を伴う場合の対処法について、家でできることを7つご紹介したいと思います。
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目次
腹痛で微熱を伴う場合の対処法
食事に気をつける
腹痛があるということは、胃腸などの消化管に異常がある状態です。
そのため、食事にはいつも以上に気をつけなければなりません。
避けた方が良い食べ物としては
- 生もの
- 油っこいもの
- 香辛料の強いもの
- 肉類
- 消化が悪いもの
- 冷たすぎるもの
- 熱すぎるもの
- 乳製品
- お酒
が挙げられます。
なので、お粥やうどんなど、温かくて消化の良いものを少しずつ食べましょう。
野菜類は茹でたり蒸したりして、温野菜にして食べるのが良いでしょう。
身体を冷やさないようにする
微熱が出ているということは、身体が体内に入ってきたウイルスなどと戦っているということです。
そこで身体を冷やすと、体温を上げようとして無駄に体力を消耗してしまいます。
なので微熱が出ている時は、身体に無駄な働きをさせないためにも、身体を温めてゆっくりと休みましょう。
その際、汗をかいたらこまめに拭き、身体が冷えるのを防ぎましょう。
また腹痛に対しても、身体の冷えは痛みを強くするため、身体を温めるのが正解ですよ。
水分補給をしっかりと行う
腹痛や微熱がある時、体内ではたくさんの細胞が病気と戦っています。
そんな細胞の栄養源は、血液に乗って運ばれています。
そして、血液の素は水分です。
ですので、身体はいつも以上に水分を欲している状態ですので、しっかりと水分補給をしましょう。
その際は、常温から温かいくらいの飲み物が良いでしょう。
逆に炭酸やコーヒー類など、刺激になるものは控えてくださいね。
腸を刺激するため、腹痛が酷くなることがありますので・・・。
マッサージやストレッチをする
「身体の調子が悪いのに、マッサージやストレッチをしてもいいの?」と思われるかもしれません。
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しかし場合によっては、軽く身体を動かすことで症状が楽になることもあります。
肩まわりをほぐしたり、足裏マッサージをしたり、お腹を優しく撫でたりと、少し身体を動かす程度でかまいません。
副交感神経が優位になり、身体の回復を促す効果が得られます。
ただし、身体を動かすのも辛いという時は、無理に行わないようにしてくださいね。
十分な睡眠をとる
微熱が出ている時は身体がだるく感じるため、十分な睡眠が必要であるのはイメージがつくと思います。
そして実は、腹痛に対しても睡眠は欠かせません。
というのも、腸と脳は自律神経で繋がっていて、実際にたくさんの神経が脳から腸へ走っています。
そのため、ストレスや寝不足などの心身の不調はすぐに腸にあらわれ、腹痛や便通の乱れを引き起こすのです。
睡眠不足の状態が続くと、腹痛をさらに強めてしまうため、腹痛がある時は十分な睡眠をとることが重要です。
便秘を解消する
便秘の状態を放置していると、腹痛が酷くなり、微熱が出ることがあります。
これは便が排出されず、腸内に腐敗ガスが溜まることが原因です。
便秘を解消するには、水分が吸収されて硬くなってしまった便を排出しやすくするために、水分をたくさん摂るようにします。
下剤は常用すると腸の働きを鈍くしてしまうため、どうしてもの時に使用するようにしましょうね。
お風呂につかる
腹痛や微熱が出ている時は、お風呂につかるのも効果的です。
痛みの原因物質のプロスタグランジンは、身体が冷えることで活性化しますので、お風呂で温まるのは腹痛を和らげる効果があります。
しかし、熱い温度は身体に対して刺激になり、体力を消耗してしまいますので、ぬるめのお風呂にゆっくりとつかることで、身体の負担もなく、リラックス効果も得られて良いでしょう。
目安としましては、自分のいつもの体温にプラス4度くらいがいいですね。
まとめ
以上、腹痛で微熱が伴う時に、家庭でできる対処法7つについてご紹介しました。
大事なのは休養、水分、保温と便通コントロールです。
食事については無理のない範囲でするのが良いでしょう。
ただし原因によっては、これらの対処法を試しても症状が悪化することもありますので、その場合はすぐに医療機関を受診してくださいね。
また、もし腹痛で吐き気や寒気を伴う場合は、下記記事を参考にしてみてください。
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