腹痛で吐き気や寒気を伴う場合の対処法7選
お腹が痛いだけでも辛いのに、さらに吐き気や寒気まで感じてきてしまうことってありますよね・・・。
吐き気や寒気でブルブルと震えながら、トイレに駆け込むのは大変です。
そこで今回は、腹痛で吐き気や寒気を伴う場合の対処法7選をご紹介していきます。
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腹痛で吐き気や寒気を伴う場合の対処法
楽な姿勢で休む
とにかくまずは、腹痛を抑えるために楽な姿勢を取りましょう。
お腹を締め付けているベルトやガードルなどを外して、お腹周りをゆったりとさせます。
横になれるようであれば、仰向けではなく横向きやうつ伏せで休むと楽になりますよ。
横になれない場合や立っている方が楽な場合は、お腹を覗き込むように前かがみの姿勢になると、腹圧が下がり、痛みが和らぎます。
腹痛は姿勢を変えることで、痛みが軽減される場合が多いですよ。
温める
腹痛がある時は、冷や汗が出ることもありますよね。
それを通り越して寒気がするという場合、お腹を温めると同時に体も温めましょう。
湯たんぽやホッカイロをタオルなどで包み、お腹周りと首元、肩周りを温めます。
お腹を温めることで痛みを和らげて、首元や肩周りを温めて寒気を軽減させます。
また、温かいお湯を飲むのも、体の中から温めるため効果的です。
寒気を放置すると血流が悪くなり、さらに腹痛が酷くなることもありますので、じっくりと温めましょう。
お腹をマッサージする
お腹のマッサージは、目的に応じて2つあります。
便秘などが原因の腹痛で、便が出ればスッキリしそうな場合は、おへそを中心に時計回りにお腹をマッサージします。
逆に「下痢が止まらない」など、お腹がギュルギュルして腹痛がする場合は、反時計回りにお腹をマッサージします。
いずれも、手のひら全体で腸を揉むようなイメージで、ゆっくりと大きな円を描くようにマッサージしましょう。
また、深呼吸をしながら行うと効果的ですよ。
無理して食べない
腹痛で吐き気や寒気がある場合は、食欲もないと思いますが、体力をつけようと無理に食べることはありませんか?
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それは逆効果になるので、このような時は無理して食べるのではなく、胃腸を休めてあげましょう。
胃腸の消化活動を休めることで、内臓にかかる負担が減ります。
ただし、水分に関しては脱水症状になるのを予防するために、こまめに摂るようにしましょう。
その際は、冷たすぎるものや刺激のあるものではなく、白湯が良いでしょう。
深呼吸をする
腹痛で吐き気や寒気がある時は、どうしても呼吸が浅くなりがちです。
しかし呼吸が浅いと、十分な酸素が体内に取り込まれず、全身の血流が悪くなります。
そうすると内臓の働きも鈍くなったり、寒気が酷くなったりします。
そこでお腹に手を当てて、ゆっくりと吐く息に意識を集中させながら、深呼吸を繰り返しましょう。
じんわりと内部から温まってくるのが分かりますよ。
また、気分を紛らわす効果もありますので、気持ちも落ち着いてきますよ。
ツボを押す
腹痛で吐き気や寒気まである時は、じっとしているのも辛いですよね。
そんな時は寝ながら押せる、「合谷」というツボを押してみましょう。
合谷は手の親指と人差し指の付け根の窪みにあります。
押すときに息を吐くようにしながら、反対の手でゆっくりと押しましょう。
このツボには、大腸の働きを整え、腹痛を軽減させる効果があります。
病院に行く
腹痛の原因はたくさんあるため、自己判断すると怖い場合もあります。
また、腹痛と同時に吐き気や寒気がある場合は、大病が潜んでいる可能性も否定できません。
なので、自分でできる対処法を試しても良くならない場合や、小さなお子様の場合は、早めに病院へ行くのが最善策と言えます。
受診の際には、いつから腹痛で吐き気や寒気が始まったのかを時系列で説明すると、医師の診断の助けになります。
食べたものや飲んだ薬などもメモして行くと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
腹痛は突然襲ってきたり、ちょっとした食べ過ぎや冷えなどでも起こります。
吐き気や寒気までしてくると動くのも辛いかと思いますが、落ち着いて、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
また、もし腹痛で微熱を伴う場合は、下記記事を参考にしてみてください。
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