太ももに発疹や斑点ができる原因5つと対処法4選
太ももに発疹や斑点ができてしまうと、気になってしょうがないですよね・・・。
そこで今回は、太ももに発疹や斑点ができる原因5つと対処法4選について解説していきます。
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目次
太ももに発疹や斑点ができる原因
内出血
太ももに発疹や斑点ができる原因としては、内出血が一番多いと言われています。
内出血では、どこかで体を強打してしまった時などに皮膚の下にある血管が破れてしまい、血液がにじみ出ることにより、太ももなどの皮膚に発疹や斑点が現れます。
紫斑病(しはんびょう)
太ももをどこかにぶつけたりした覚えがないのに、内出血のように発疹や斑点ができている場合は、紫斑病(しはんびょう)という病気の可能性があります。
紫斑病とは、何かしらの原因で皮膚に内出血が起こり、紫色のあざである「紫斑」ができてしまう病気です。
紫斑病には、血管異常により紫斑ができてしまう「血管性紫斑病」と、血小板が減少してしまうことにより紫斑ができてしまう「血小板減少性紫斑病」などがあります。
虫刺され
太ももに発疹や斑点ができる原因として、虫さされの可能性もあります。
虫刺されはほとんどの場合、かゆみを伴うことが多いのですが、蚊ではないダニなどの虫刺されの場合、かゆみがないこともあります。
アルコール摂取
太ももに発疹や斑点ができる原因として、アルコール摂取によるものである場合もあります。
アルコールは、肝臓の働きで「アセトアルデヒド」という物質に変えられます。
そして、アセトアルデヒドには血管を拡張させる効果があるので、血行が良くなり血管が刺激され、発疹や斑点ができることがあります。
うっ血性皮膚炎
太ももに発疹や斑点ができた場合、うっ血性皮膚炎であるケースもあります。
うっ血性皮膚炎は血行不良が原因で起こり、特に立ち仕事をしている女性に多い症状で、小さい斑点がたくさんできてしまいます。
他にも、糖尿病や腎臓病などによる血行不良が原因で起こることもあり、赤い発疹や斑点のほかにも、足などがむくむ場合もあります。
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太ももに発疹や斑点ができた時の対処法
刺激しない
太ももに発疹や斑点ができているのを見つけて、さらにかゆみがあると、ついついかいてしまいますよね・・・。
しかし、強くかきむしったり触りすぎたりすると、発疹や斑点を悪化させてしまい、治るまでに長い時間がかかってしまうこともあります。
なので、とにかく患部は刺激しないようにしましょう。
RICE処置
太ももの打撲によって内出血している場合は、RICE処置をしてください。
RICE処置とは、
- Rest(安静にする)
- Ice(冷却する)
- Compression(圧迫・固定する)
- Elevation(挙上する)
という処置のことです。
具体的に太ももの打撲により内出血した場合は、内出血や炎症が悪化しないように、まずは無理に動かさないように安静にします。
そのあと水や冷たいタオルなどですぐに冷やし、打身の内出血や炎症を抑えます。
次に包帯やテーピングで圧迫しますが、健康な細胞まで壊死してしまう可能性があるので、圧迫は強しすぎないように気をつけましょう。
最後にElevation(挙上する)ですが、太ももは心臓より低い位置にあるため、立っていると血液が下に流れて、太ももの内出血や炎症がひどくなってしまいます。
なので横になり、足をクッションなどで心臓より少し上に上げておくようにしてください。
病院を受診する
打撲により太ももに発疹や斑点ができた場合、なかなか発疹や斑点が消えなかったり、痛みが続くようであれば病院を受診しましょう。
また虫刺されが原因であれば、市販薬で痒みを抑えられることもありますが、かきむしりすぎて患部が炎症を起こしたり、じゅくじゅくしてしまっている場合は、皮膚科を受診するようにしてください。
そして、発疹や斑点の原因が分からない場合などでも、早めに病院で相談するようにしましょう。
ビタミンCで血管を強くする
太ももの発疹や斑点は、皮膚の下の血管が破れることで起きますが、ビタミンCには血管を破れにくくする効果があります。
発疹や斑点ができやすいのは、血管がもろくなってしまっていることが考えられますので、ビタミンCをしっかりと摂取して血管を破れにくくし、今後発疹や斑点ができないように予防することも大切です。
まとめ
痛みがなくても、太ももに発疹が斑点があるとすごく気になりますよね・・・。
原因がよく分からない場合は特にそうですが、症状が重症化してしまうとなかなか治らないこともありますので、早めに病院を受診し、治療するようにしてください。
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