外耳炎で痛みがある場合の対処法6選
外耳炎とは、外耳道に傷がついた状態のことで、炎症により耳の中に痛みを感じます。
今回は、そんな外耳炎で痛みがある場合の対処法を6選について、ご説明していきます。
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目次
外耳炎の痛みの原因とは?
耳の穴から鼓膜までの部分を外耳と言い、そこを耳かきや爪で傷を付けたことが原因で細菌が入り込み、外耳道に炎症が起こることで痛みを感じます。
外耳道は傷がつきやすく、ついうっかり耳かきで強く引っ掻いてしまうこともあります。
耳に痛みを感じたら、まずは耳鼻科を受診してください。
しかし受診した後も痛みを感じる場合や、すぐに耳鼻科へ行けない場合などは、次の対処をしてみてください。
外耳炎で痛みがある場合の対処法
耳かきはしない
外耳炎の原因で1番多いのは、耳かきをしすぎて外耳道に傷がつくことです。
外耳炎になった場合、自然治癒で治ることが多いのですが、痛みを少しでも感じている場合は、しばらく耳かきは休んでください。
綿棒もNGです。
もちろん耳かき以外にも、指で耳をいじることも避けてくださいね。
痛み止めを使う
外耳炎は自然治癒することが多いですが、痛みがある場合、治るまで我慢していることは辛いですよね。
なので痛みが辛い時は、痛み止めを飲んで乗り切りましょう。
「ロキソニンS」など市販の痛み止めで、外耳炎の痛みも軽減されますよ。
特に就寝前は、痛みのせいでよく眠れないこともありますので、無理せず痛み止めを使ってください。
耳鼻科で痛み止めを処方された場合は、処方された痛み止めを服用しましょう。
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耳を冷やす
外耳炎で痛みのある方の耳を、「冷えピタ」や保冷剤で冷やすことも、対処法として有効です。
(横になることを考えると、冷えピタがおすすめです。)
外耳炎で炎症を起こしている部分は、熱を持っています。
熱を冷やすことで血管の拡張を防ぎ、結果的に痛みを軽減していくことができます。
安静にする
外耳炎の痛みがある場合、身体を激しく動かすことはなるべく避けた方がよいでしょう。
汗が原因で、炎症が悪化することが考えられますので。
外耳炎が悪化すると膿が溜まり、さらに痛みはひどくなってしまいますよ・・・。
お風呂では耳栓をする
外耳炎になってしまった場合、お風呂に入ってもよいか悩むところですよね。
耳の中に水が入ると、最近が増殖し、外耳炎の痛みが悪化する恐れがあります。
できれば耳栓などで塞ぐことが望ましいですが、耳栓がない場合はなるべく水が入らないよう、気をつけてお風呂に入ってください。
シャンプーの泡なども、耳の中に入らないように注意しましょう。
ちなみに病院で処置した当日は、お風呂を避けるように言われることが多いですよ。
アルコールを避ける
外耳炎で痛みがある場合は、アルコールは避けてください。
アルコールにより、血管が拡張して痛みがひどくなる可能性があります。
また痛み止めを飲んでいる場合は、併用はいけませんので、痛みが引くまでは禁酒しましょう。
激痛を感じた場合、悪性外耳炎の危険がある
外耳炎を放置していたり、炎症が悪化してひどくなってしまうと、外耳だけでなく、内耳やその奥にまで広がる悪性外耳炎になる危険があります。
悪性外耳炎は、耳鳴りやめまいだけでなく、難聴や激痛が起こります。
我慢できないほどの痛みを感じた場合は、その可能性もありますので、早めに病院を受診してください。
まとめ
外耳炎で痛みがある場合、1番は耳鼻科で適切な処置を受けることですが、諸事情で難しい場合は、今回の対処法を実践してみてください。
通常外耳炎は2~3日で痛みが引くことが多いので、それまでは無理をせず過ごしてくださいね。
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