眼球に水泡ができる原因・対処・予防法
目が痛んだり、まぶしかったり、ゴロゴロして異物感がある場合に鏡を見たら、目に水泡ができていたという経験はありませんか?
目の病気は悪化すると怖いですよね。
そこで今回は、眼球に水泡ができる原因や対処・予防法についてご説明していきます。
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目次
眼球に水泡ができる原因
フリクテン性結膜炎
フリクテン性結膜炎とは、黒目や白目に小さな水泡ができる病気です。
充血やゴロゴロして異物感を感じたり、また涙が出たり、まぶしさを感じることもあります。
ちなみに結膜炎は、一般的に感染すると思われていますが、フリクテン性結膜炎は人にうつらず、目ヤニもでません。
感染症に感染後、発症することが多いものの、細菌やカビなど他の原因も考えられ、幼児や青少年に発症することが多いです。
結膜嚢腫
結膜嚢腫とは、結膜の下に嚢腫という小さい袋状のできものができ、中に液が溜まり膨らみます。
膨らんでいる箇所は水泡や水ぶくれ、もしくはゼリー状に見え、白目が赤くなっているはずです。
鏡で見ても目立つので気になりますが、良性の腫瘍です。
結膜に病原菌が侵入し感染するほか、コンタクトの使用や花粉などによるアレルギーでも発症します。
水疱性角膜症
水疱性角膜症とは、角膜と呼ばれる黒目部分に大量の水が溜まり水泡となってしまう症状です。
水分量の調節をする働きを持つ、角膜内皮の機能不全によって起こる症状です。
角膜がむくみ、また視力が低下するおそれがあります。
外傷や目の手術を受けた後になりやすく、水泡が破れた場合には目に痛みが出ることもあります。
対処法
対処法としては、眼科の受診が一番です。
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フリクテン性結膜炎は、1週間ほどで自然に治癒することがありますが、再発を繰り返りしやすいため、処方された点眼での治療がよいでしょう。
嚢腫の場合は清潔な針で刺し、液を放出することで小さくなりますが、気になる場合には手術で摘出します。
水疱性角膜症の治療では、治療用コンタクトレンズを装用、もしくは軟膏で目を保護しながら治療することもあります。
予防法
こすらない
痛みや異物感が気になり、目をこすってしまうと症状が悪化してしまいます。
なので、目を清潔を保つという意味でもこすらないようにしましょう。
アレルギーがある場合や風が強い日は、外出時にサングラスやメガネを着用すれば、目へ異物が入るのを防げますよ。
食事の改善
食生活を見直し、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
ブルーベリーが目に良いのは有名ですね。
またビタミンやミネラルが豊富な食品を、普段の食事で積極的に取り入れるといいでしょう。
また食事でこれら摂取が難しい場合には、サプリという手もあります。
ストレスを減らす
ストレスは、目に限らず様々な病気を引き起こします。
そこで目の洗浄液を使えば、汚れと合わせて気持ちもスッキリしますよ。
またホットアイマスクがあれば、蒸気で目を温めてくれるので血流がよくなってリラックスできます。
香料があるタイプのものもありますので、おすすめですよ。
蒸しタオル
そして、おすすめは蒸しタオルです。
ハンドタオルを濡らして、レンジで30秒~1分ほどチンすれば、蒸しタオルが簡単ホットアイマスクとして使えるようになります。
一緒にラベンダーなどのアロマオイルを焚けば、リラックスしてゆっくり眠れそうですね。
また、アイピローの形の布を2枚準備し、小豆を中に入れて閉じれば、オリジナルアイマスクが作れますよ。
ちなみに、小豆アイマスクもレンジでチンすることができます。
まとめ
目に水泡ができてしまうと、治ったと思っても再発してしまったり、抵抗力が弱まっているため他の疾患にもかかりやすくなります。
水泡が原因で重症化することは少ないようですが、気付いたら早めに眼科を受診をするようにしてくださいね。
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