ゲップを我慢する方法11選
ゲップは本来、体内の空気を排出するための自然現象です。
しかし人前で出てしまうと下品で、さらに周囲を不快にしてしまいますよね・・・。
ゲップを一時的に我慢するのは比較的簡単にできますが、頻繁に出る症状を減らすためには生活習慣を改善したり、原因となる病気を治療する必要があります。
そこで今回は「ゲップを我慢する方法11選」をまとめてみました。
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目次
ゲップを我慢する方法
顎を引いて下を向く
顎を引いて下を向くのは、バリウムを飲んだ後にゲップを我慢する方法の定番です。
下を向くときに胸を張り、息を止めると、気道が狭くなり塞がることで効果が増します。
この方法は、ゲップが出そうな感覚が治まるまで続けるのがコツですよ。
唾液を飲み込む
唾液を飲み込むことによって、ゲップも一緒に飲み込んでしまう方法です。
ただし、唾液と同時に空気も飲み込んでしまうと、ゲップが酷くなる可能性がありますので、注意してください。
口を閉じる
口を閉じてしまうことによって、ゲップを口の外に出さない方法です。
これは我慢するというよりも、ゲップを鼻から抜く方法であり、音を出さない事によって周囲に気付かれない利点があります。
つぼ押し
つぼ押しは、直接身体に働きかけることによりストレスを緩和させ、ゲップを我慢する方法です。
具体的には、ミゾオチの両側に位置する「幽門」を両手の人差し指、中指の腹でゆっくり押して下さい。
おへそ周辺の「神闕(しんけつ)」や「天枢」も有効です。
また、「労宮」や「内関」など手のひらにあるツボは、人前で気づかれないように押すことができる利点があります。
※下記に、ご紹介したツボの位置を簡単にご説明いたします。
幽門:ミゾオチにある尖った骨(剣状突起)の下、ミゾオチの左右に指1本分の位置
神闕:おへそのこと
天枢:おへそから左右に指3本分外側の位置
労宮:手のひらの真ん中、手を握った時に中指と薬指の指先の中間位置
内関:手首内側から指3本分の位置
カフェイン・アルコールを控える
カフェインとアルコールの過剰摂取は、胃酸過多を起こしゲップが出やすくなります。
なのでゲップが気になる場合は、なるべく控えるようにしましょう。
タバコを吸わない
タバコに含まれるニコチンやタールは、肺だけでなく胃壁や副交感神経を刺激し、「胃もたれ」や「胸やけ」を起こして、ゲップが出やすくなってしまいます。
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なので、人前に出る場合などの事前の喫煙は、止めておいた方が無難ですね。
また、喫煙によってゲップが出るということは、体が「耐えられない」と悲鳴を上げている証拠もありますので、早めの禁煙をおすすめいたします。
早食い、大食いをしない
早食いすることによって、食べ物と一緒に大量の空気を胃の中に取り込む原因となり、ゲップが出やすくなります。
そして大食いもまた、大量の食べ物を消化するために必要以上の胃酸を分泌する原因となり、ゲップが出やすくなってしまいます。
なので健康のためにも、しっかりよく噛んで腹八分目を心がけて下さい。
また、熱い飲み物を飲む時は、空気を多く取り込まないためにも、あまりすすらないようにして下さいね。
食後は横になる
食後、横になることで胃の消化を助け、ゲップを抑えることができます。
横になる場合、下にするのが「右」か「左」かが重要なのですが、基本は「右」です。
ちなみに、消化を助けるのなら「右」、胸やけの症状があるのなら「左」です。
そして、ゲップが酷い場合は「左」をおすすめいたします。
歯を噛みしめない
歯を噛みしめることによって舌が上顎に押しつけられ、空気を含んだ唾液を飲み込みやすくなるのが原因でゲップが出やすくなることがあります。
そしてパソコン作業などのデスクワークでは、長時間うつむく姿勢が原因となり、無意識に歯を噛みしめる癖がついてしまい、ゲップだけでなく、肩凝りや頭痛などの他の不快な症状を引き起こします。
なので適度な運動や、定期的に背を伸ばすなどして、顎の緊張を解くことを意識してくださいね。
便秘を治す
便秘はスムーズな消化の妨げになるだけでなく、腸内に発生したガスを溜め込むことにより、行き場のないガスが口からゲップとして排出されます。
この場合、通常の口臭とは違い、オナラのような腐敗臭がしてしまいます。
対処法としては、ガス溜まりを抑える市販薬を応急処置として用いることもできますが、健康のためにも食生活と適度な運動を心がけ、便秘を解消するようにしてくださいね。
医者に相談する
ゲップの症状が酷く、さらに長引く場合には、医者の診断を仰ぐ必要があります。
専門科を特定できない場合は、総合病院の内科で相談すると良いでしょう。
消化器系だけでなく、稀にストレスなどの心因的な治療が必要な場合がありますので、詳しくは専門医の指示に従って下さい。
まとめ
一概にゲップといっても、様々な要因が考えられます。
ゲップを一時的に我慢する方法はありますが、完全にコントロールするのは無理といって良いでしょう。
食生活や生活習慣に気を配り、セルフケアを怠らないように心がけて下さい。
また応急処置として市販薬を用いても症状が長引くようであれば、専門医の受診をして下さいね。
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