ゴーヤの苦味を取る方法8選
ゴーヤといえば苦味が特徴で、その苦味から「にがうり」と呼ばれる種類の夏野菜です。
暑い季節の健康野菜として知られ、近年では沖縄だけでなく、全国で食べられるようになりましたね。
とても体にいい食材ですが、「あの苦味が苦手」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ゴーヤの苦味を取る方法8選について、ご説明していきます。
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目次
ゴーヤの苦味を取る方法
わたをしっかり取る
ゴーヤの苦味は、果皮とわたの実の間に含まれています。
なので、わたごとスプーンで綺麗に取り、水洗いすることで苦味が減ります。
ちなみに、わたに含まれるビタミンCは、皮の部分の3倍と言われています。
また果皮とわたの間が苦いので、わた自体は苦味はほとんどないので、ぜひ捨てずにわたも食べましょうね。
わたは味噌汁に入れてもいいですし、炒めて塩胡椒をかけて食べても美味しいです。
わたのふわふわ感と、種のカリッとした食感が癖になりますよ。
塩もみをする
塩もみをすることで、苦味成分の細胞を破壊し、水分が出るときに一緒に引き出してくれるので、苦味が減ると言われています。
具体的には、ゴーヤを切らないそのままの状態で塩をかけて、まな板の上でゴロゴロ転がします。
そして、切ってからさらに塩で揉んで、出た水分を絞ってから調理していきましょう。
あまり塩をかけるとしょっぱくなってしまいますので、その時は一度水洗いしてもよいですよ。
砂糖で揉む
塩で揉むのと同様に、砂糖も水分を引き出す効果があります。
砂糖だけで揉むよりは、少量の塩を混ぜて揉んだ方が、苦味を違和感なく抜くことができます。
ゴーヤの砂糖漬けという料理もあるくらいですからね。
また、ゴーヤを砂糖で煮詰めて乾燥させるだけで、甘いお菓子にも変身しますよ。
酢につける
ゴーヤの苦みを取るために、「酢につける」という方法もあります。
具体的には、カットした後に、酢水に漬けておくのです。
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酢自体に苦味を抑えてくれる効果があるので、調理したゴーヤの味付けをポン酢にしたり、酢和えにするのもいいでしょう。
苦味の少ないゴーヤを選ぶ
同じゴーヤでも、苦味の少ないゴーヤもあります。
- 柔らかく
- 色が薄く
- イボが大きい
なるべく、こんなゴーヤを選びましょう。
ゴーヤは沖縄や九州など、暑いところで栽培されたほうが色味が濃く、苦味が強いようです。
なので、あまり暑くない所で栽培された物や、全体的に色の白っぽくなっているものは苦味が少ないと言われています。
また、ゴーヤは熟してくると、イボがだんだん膨れてきて、イボとイボの間の緑色が淡くなっていき、苦み成分が飛んでいきます。
ゴーヤを選ぶ際には参考にしてみてくださいね。
油で炒める
苦味成分である「チャランチン」は脂溶性なので、多めの油で炒めると、苦味も減ります。
またゴーヤチャンプルなどで、よくゴーヤと一緒に使われる豚肉の脂は、旨味、甘みが豊富なので、ゴーヤの苦味もあまり気にならず、美味しくいただけます。
また脂の多い、ツナオイルやマヨネーズで和えるのもいいですよ。
※チャランチンなどの、ゴーヤの成分などに関しては、下記の記事で詳しくご説明しています。
かつお節をまぶす
かつお節には、ゴーヤの苦味を消す効果があるのです。
ゴーヤとかつお節をよく噛んで食べることによって、ゴーヤの苦み成分が、かつお節に含まれる苦味抑制成分に吸着されるため、苦味が大幅にダウンするのです。
また、かつお節の旨味とゴーヤの苦味が組み合わさることで、かつお節のコクと旨味が増幅されることが、東京農業大学の実験でも認められているそうですよ。
ドリンクにする
ゴーヤをドリンクにすることで、苦みを消し、お子様が喜ぶ甘い飲み物に変えられますよ。
例えばスライスしたゴーヤに、バナナと牛乳とハチミツを入れてミキサーにかけると、とっても美味しいジュースになります。
バナナとハチミツの甘みがゴーヤの苦味を消してくれるので、とても飲みやすいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はゴーヤの苦味を消す方法をご紹介していきましたが、実はゴーヤの苦味成分には、食欲増進や胃腸を保護する効果があります。
また、あの苦味が神経に効き落ちつかせる効果もありますので、慣れてきましたら、少しずつ苦味を入れてみるのもひとつですね。
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