肺炎で微熱が下がらない場合の対処法7選
普通の風邪の場合、熱は3日ほどで下がりますが、肺炎にかかると長期間、微熱が続くことがあり、完治するまでに数ヶ月かかることもあります。
そこで今回は、肺炎で微熱が下がらない場合の対処法を7つご紹介します。
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目次
肺炎で微熱が下がらない場合の対処法
焦らない
肺炎になった場合、微熱が下がらずに長びくことがあります。
肺炎は初期には高熱が出ることがありますが、良くなってくると熱は下がります。
微熱が下がらずに長びく理由は、肺にまだ炎症があるからなのですね。
肺炎は、肺の中に細菌やウイルスが侵入して炎症を起こす病気です。
なので、細菌やウイルスが肺の中から出ていかなければ治らないため、通常の風邪よりも長びくのです。
それを理解して、焦らずに医師の指示に従って治療することが大切ですよ。
※参考記事:肺炎が治らない場合の対処法7選
運動を控える
「微熱くらいなら」と、いつものように運動をしたり、プールに入ったりしていませんか?
微熱があるということは、まだ肺炎が治りきっていないということです。
肺炎が治っていない状態で運動したりプールに入ったりすると、良くなりかけていた肺炎を悪化させたり、また新しく菌をもらってしまい、肺炎を再発させてしまう可能性もあります。
微熱程度だと、身体はそんなにきつくないこともありますが、微熱が下がるまでは運動を控えましょうね。
しっかりと休養する
微熱が下がらない場合には、十分な睡眠と安静が必要です。
微熱が下がらずに長びく人の中には、まだ治っていないのに学校や会社に行ったり家事をしたりして、頑張っている人が少なくありません。
体温が上がっている時というのは、いつもよりも体力を消耗しています。
そして、人間の身体は睡眠によって、日中使ったエネルギーを補給しています。
なので、しっかりと休養して体力を回復させて、まずは肺炎を治すことに専念しましょう。
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解熱剤を使わない
微熱が続いているからといって、むやみに解熱剤を使わないようにしましょう。
その理由は、身体の免疫機能や防御機能は、ある程度の高温でよく働くようにできているからです。
解熱剤を使うことで、必要以上に体温を下げてしまうと、これらの機能まで低下してしまいます。
また、体温が上がり下がりを繰り返してしまうと、体力を消耗してしまい、病状が悪化することもあります。
なので解熱剤は、高熱で辛い時のみ使うようにしましょうね。
水分を多めに摂る
微熱が下がらない場合の対処法として、水分を多めに摂ることはとても大事だと言われています。
発熱時は思っている以上に身体から水分が失われています。
それにもかかわらず、水分摂取量が少ないと異常な喉の渇きや食欲不振や立ちくらみなどの脱水症状が出てしまいます。
また、水分補給の際は利尿作用のあるお茶やコーヒーは身体の水分を尿として排出してしまうので、水やスポーツドリンクをこまめに摂るのがおすすめです。
身体を温める
熱があると冷やさなければならないというイメージですが、先ほども説明した通り、ある程度体温を上げることで、身体の免疫機能や防御機能は効果的に働きます。
ですので、その機能を最大限に発揮してもらうためにも、身体を冷やさずに温めるようにしましょう。
具体的には、身体を温める効果のある、
- 生姜
- ネギ
- 根菜類
- 豆類
などを食事の中に取り入れるとよいですよ。
また微熱が下がらずに食欲がない時も、スープなどにすれば取り入れやすいですね。
軽いストレッチをする
微熱が続いている時の運動は控えた方が良いですが、軽いストレッチは効果的です。
肺炎が治っていないために微熱が続いていると考えられますが、同時に身体の免疫機能も低下していると予測されます。
そうすると自律神経のバランスが乱れてしまい、心身に不調が出てきてしまいます。
ですので、自律神経のバランスを整えて免疫機能をアップさせるためには、手足の屈伸、肩や首を回すなどの、簡単な軽いストレッチで筋肉をほぐすのがよいのです。
まとめ
以上、肺炎で微熱が下がらない場合の対処法7選についてご紹介しました。
肺炎は風邪よりも長引きやすく、微熱や咳が長期間続くことも多いです。
ぜひ今回ご紹介した対処法を参考にしてみてくださいね。
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