鼻血の原因(大人の場合)8つ
大人になってから、鼻血の出る原因について考えたことありますか?
子供はよく鼻血を出すイメージはありますが、大人でも時々鼻血が出る人がいますよね。
そこで今回は、大人の鼻血が出る原因8つについて解説していきます。
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目次
鼻血の出る原因
鼻をほじって傷つけてしまった
大人の鼻血が出る原因としてまず挙げられるのが、鼻を掃除している時、力を入れすぎて鼻の粘膜を傷つけてしまい、鼻血が出るパターンです。
皮膚の怪我とさほど変わりませんので、自然と血は止まりますし、微力の出血で済むので、この場合は自然に出血が止まるのを待てばよいでしょう。
空気が乾燥し、鼻の粘膜が傷ついた
空気が乾燥する時期は、鼻の粘膜が乾燥してしまい、傷つきやすい状態になっています。
鼻の粘膜が乾燥すると、少しの刺激で傷がついてしまい、出血しやすい状態になります。
この場合も軽い出血で終わることがほとんですので、放っておけば治ります。
花粉症などのアレルギー症状が悪化
花粉症などのアレルギーがひどい人は、鼻の粘膜の炎症もひどく、鼻をかんだりするだけで出血することが多いです。
花粉症シーズンには鼻をかむたびにティッシュに鼻血がつく人も多いでしょう。
※花粉症の情報・症状・対策・薬に関しては、下記に詳しくまとめています。
寝不足や疲れ
大人の鼻血の原因として、寝不足や疲れも挙げられます。
今までお伝えした鼻の粘膜からの出血とは異なり、寝不足や疲れが原因で鼻血が出ることもあるのです。
この鼻血には自律神経が関係しており、具体的には自律神経が乱れることで、大量のアドレナリンが発生して毛細血管が破裂し、鼻血が出やすくなります。
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ストレス
仕事や人間関係などの過剰なストレスにより、鼻血が出やすくなる場合もあります。
ストレスを感じると、寝不足の時と同様に、大量のアドレナリンが発生することがあるからです。
高血圧症・動脈硬化
塩分の摂り過ぎなどの生活習慣で高血圧症になり、それが原因で鼻血が出る人もいます。
また、動脈硬化により血管が弾力性を失い、もろくなることで鼻血が出やすくなる人もいます。
動脈硬化は自覚症状がないまま進むので、ひどくなると心筋梗塞や脳梗塞などの疾患を引き起こす危険があります。
白血病
白血病は「血液のガン」と呼ばれ、とても怖い病気だというイメージを持つ人が多いです。
白血病にかかると、白血球が異常に増殖し、止血作用がうまく働かなくなります。
そのため、頻繁に鼻血が出るのです。
糖尿病
糖尿病は血糖値が高くなることで起きる病気ですが、糖尿病にかかると、血管がもろくなることが多いです。
そのため血管が傷つきやすく、鼻血も出やすくなることがあります。
同じ鼻血でも、頻繁に出る鼻血には要注意
これまで解説した通り、鼻血の原因は様々ですが、頻繁に鼻血が出るようであれば注意してください。
白血病や糖尿病が原因の鼻血の場合は、早めの治療が必要になってきますし、「たかが鼻血」と放っておいては、それらの病気が悪化してしまいます。
なので頻繁に鼻血が出るようであれば、病院へ行って診察を受けるようにしてください。
まとめ
以上、鼻血の原因(大人の場合)8つについて解説しました。
鼻の粘膜を傷つけてしまった場合と病気から来る鼻血は出血の量も違いますので、自分でも違いは分かることが多いです。
「傷つけてしまった場合と違う」と感じたら、なるべく早めに病院へ行って診察してもらうようにしてください。
また、その他鼻血での様々な症状と対処法は下記にまとめています。
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