鼻血が出たらお風呂はどうするべき?5つのケース
突然鼻血が出て、びっくりすることがありますが、鼻血が出ている時は、お風呂に入っていいのか迷うことがありますよね。
そこで今回は、「鼻血が出たらお風呂はどうするべきなのか?」5つのケースについて解説していきます。
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目次
鼻血のメカニズム
鼻血のほとんどは、鼻中隔にある「キーゼルバッハ部位」というところから出ています。
このキーゼルバッハ部位は、毛細血管が集中しているだけでなく、表面の粘膜も柔らかく非常に弱いため、鼻をかんだり、くしゃみなどの小さな刺激でも出血してしまいます。
また、キーゼルバッハ部位からの出血は、血管が細いためすぐに止血ができますが、それより深い奥で出血している場合は、太い血管からの可能性があり、止血しずらいといった傾向があります。
鼻血が出る原因
鼻血が出る原因の多くはキーゼルバッハ部位の外傷で、キーゼルバッハ部位は鼻の入口付近にあるため、無意識に刺激を与えていることがあります。
その他にも、アルコールやストレスが原因で、鼻の毛細血管が切れ鼻血が出たり、血液などの病気が原因で鼻血の出血量が増えたり、一度出た鼻血がなかなか止まらないといったこともあります。
鼻血が出たらお風呂はどうするべき?
鼻を刺激して鼻血が出た場合
鼻をかんだり、こするなどの刺激により、キーゼルバッハ部位が傷ついて鼻血が出た場合、鼻血は15分もすれば止まるはずなので、完全に鼻血が止まればお風呂に入ってもいいでしょう。
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ただし、体を温めることで血管が広がり、再び鼻血が出る可能性があるため、長湯は避けるようにしてください。
鼻の粘膜が乾燥して鼻血が出た場合
鼻の中が乾燥していると、ちょっとしたことで、粘膜を傷つけて鼻血が出ることがありますよね。
そんな時はお風呂に入ることで、鼻の中の乾燥していた粘膜が蒸気によって潤うので、お風呂に入った方がいいです。
また鼻をかむ時も、乾燥している状態の時よりお風呂に入っている時の方が、鼻の中を傷つけずにかむことができますね。
ストレスで鼻血が出た場合
ストレスが溜まると、鼻の中の毛細血管が切れやすく、鼻血が出ることがあります。
そういった場合も、入浴はストレス解消につながるので、お風呂に入った方がいいですね。
ただしストレス解消には、お風呂にゆっくりと浸かると効果的と言われていますが、鼻血が出た時にゆっくりとお風呂に入っていては、鼻血が再び出る可能性があります。
そのため、ゆっくりお風呂に入るのは、鼻血が止まった翌日からにしましょう。
お酒を飲んで鼻血が出た場合
お酒を飲むと、血圧が上昇して鼻血が出ることがあります。
そういう時は、血管が切れやすくなっているのに加え、お風呂に入ることで血流が良くなり、出血量が増える可能性もあるので、お風呂は入らないようにしましょう。
鼻血が出ることもそうですが、お酒で酔いがまわっている時の入浴は、思っている以上に危険ですので注意してくださいね。
お風呂に入っている時に鼻血が出た場合
お風呂に入っている時は、体温を外部に逃がすために血管が広がることで、毛細血管が切れやすく、鼻血が出やすくなります。
また鼻血は、体温が下がらないと止まりにくいため、お風呂に入っている時に鼻血が出た場合は、お風呂からすぐ上がり止血するようにしましょう。
まとめ
以上、鼻血が出たらお風呂はどうするべき?5つのケースについて解説しました。
基本的には、お風呂に入ると血行が良くなるので、普段から鼻血が出やすい人は注意が必要です。
鼻血も止まり、体に異変がないのであれば、お風呂に入るようにしてください。
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