鼻血と頭痛が同時にくる原因と対処法7つ
「鼻を傷つけてしまった」「高血圧の影響で鼻血が出てきた」など、鼻血の原因は様々ですが、中には、鼻血と頭痛が同時にくることもあります。
今回はそんな、鼻血と頭痛が同時にくる原因と対処法7つについて解説していきます。
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鼻血と頭痛が同時にくる原因
鼻血が出ること自体は特に珍しいことではありませんが、鼻血と頭痛が同時に来ることは、よくあることではありません。
そのような場合は、下記を疑ってください。
自律神経失調症
自律神経失調症の場合、自律神経の乱れから鼻血が出やすくなると同時に、頭痛も伴うことが多いです。
自律神経失調症の多くの原因は、人間関係などのストレスと不規則な生活習慣です。
自律神経が乱れると、脳の血管が拡張して、頭痛の症状が表れます。
血圧が高くなることで鼻血も出やすくなるのです。
自律神経失調症は、体のあらゆる部分に異常が出やすい病気なので、ストレス解消と無理のない生活リズムを心がけましょう。
高血圧
高血圧で鼻血が出た場合も、頭痛を伴うことが多いです。
高血圧とは、血管に強く圧力がかかった状態のことを言います。
高血圧になると、鼻血が出やすくなり、なかなか止まらないことも多いです。
そして、脳内の血管が神経を刺激しやすくなるので、頭痛が起こりやすくなります。
高血圧を避けるためには、お酒やタバコを控えたり、ストレスが続くようなことがないように注意が必要となります。
副鼻腔炎(蓄膿症)
「副鼻腔」とは鼻や目の周りにある空洞のことで、副鼻腔で炎症が起きることで膿がたまっていく病気のことを「副鼻腔炎」と言います。
そして、副鼻腔炎は「蓄膿症」とも呼ばれ、一度なってしまうとなかなか治りにくい病気です。
副鼻腔炎の症状として「鼻血が出やすい」のも特徴で、鼻づまりによる炎症と脳への酸素不足が原因で、頭痛も表れます。
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治りにくい病気なので耳鼻科で治療が必要になり、ひどい時は手術をして膿を取り除くことで解消されます。
片頭痛
片頭痛という名の通り、頭痛がズキズキと波打つように起きる症状です。
女性に多い病気のひとつで、ホルモンが大きく関係すると言われています。
ストレスや気圧の変動により、血管が急激に収縮拡張すると、神経が刺激され、頭痛を引き起こします。
同時に鼻の内部の毛細血管に負担がかかるので、鼻血が出ることがあります。
ストレスをうまく和らげ、リラックスする時間を設けることが大切です。
アレルギー性鼻炎
花粉症などのアレルギー性鼻炎の場合、鼻づまりが原因で脳への酸素不足となり、頭痛が起こることが多いです。
そしてアレルギー性鼻炎により、鼻の粘膜が炎症を起こして鼻血も出やすくなることから、鼻血と頭痛が同時に起こることが多いです。
元となるアレルギーを抑える必要がありますので、薬を飲んだり、マスクをしてアレルギーの発生を抑えましょう。
※「花粉症」に関しては下記に詳しくまとめています。
熱中症
夏に多い熱中症は、めまいやたちくらみ、また頭痛も起こることをご存知の方は多いでしょう。
また発熱や筋肉痛、疲労感なども代表的な症状です。
体の体温が急激に上がることで血圧も上がり、鼻の内部から出血してしまうことがあります。
なので、夏場に頭痛と鼻血が同時に発生した場合には、熱中症を疑いましょう。
対処法としては、水分補給と涼しい場所でゆっくり休むことが大切です。
まとめ
以上、鼻血と頭痛が同時にくる原因と対処法7つについて解説しました。
鼻血と頭痛が同時にくる場合、たくさんの原因が予想できますが、症状によって対処法は様々なので、なるべく早めに病院へ行き、詳しく診察してもらいましょう。
また、その他鼻血での様々な症状と対処法は下記の記事にまとめています。
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