羽アリの発生原因9つ
アリの中でも自由に飛び回っている羽アリは、一体何が原因で発生するのでしょうか?
そこで今回は、意外と知られていない羽アリの発生原因を9つについて解説していきます。
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目次
羽アリの発生原因
巣が狭くなり新たな巣を作るため
羽アリの巣は地中にあり、何千匹という集団で生活しています。
羽アリが巣の中に産卵すると、幼虫がどんどん増え、たちまち巣は幼虫で埋め尽くされるのです。
そして、巣の大きさが幼虫を育てるには限界の広さになってしまった時点で、羽アリは次の巣を作るために巣から飛び立つのです。
なので羽アリが巣から巣へ移動する行動が、発生原因のひとつとなります。
巣の環境が変わった
羽アリが巣が狭いと感じなくても、巣の近くで工事が行われていたり、巣の一部が破損してしまうなど、そのまま巣に住み続けると危険だと羽アリが察知した場合、巣から全ての羽アリが脱出します。
なので巣や巣の周辺には、むやみに刺激を与えないようにしてください。
繁殖行動
羽アリは5月~11月の夕方、雄アリと雌アリが繁殖のために巣から出て相手を探します。
それが発生原因のひとつとなります。
梅雨や大雨の湿気
湿気が大好きな羽アリにとって、梅雨時は生活するのに最適な環境です。
雨が降っている間は巣にこもっているのですが、問題は雨が上がった後や梅雨明けした後です。
羽アリは「やっと雨が止んだ」と喜んで、幼虫の餌を求めて、巣から一斉に外に出ていくのです。
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台風が近づいてきた
雨に関連して注意したいのが、台風が近々上陸する際の天候です。
雨は降っていないけれど、湿度が急に上がり風も強くなってくると、湿気が大好きな羽アリは、雨に濡れることなく風に乗って飛んできます。
木造住宅にシロアリが増殖
シロアリと羽アリは関係あるのかと、疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
実はシロアリは、今住んでいる場所では生きていけないと判断すると、なんと羽アリとなって地上に発生するのです。
なのでご自宅でシロアリを確認したら、それが羽アリとなる可能性があるということです。
マンションコンクリート内部にシロアリが発生
木造住宅だけではなく、コンクリートでできたマンションなどの大きな建物でも、羽アリは確認されています。
建物が木造でないからと安心されていたかもしれませんが、マンションの建築資材はコンクリートの他にも、シロアリが住みやすいプラスチックや発泡スチロールも多く使われていることがあります。
食べカスが散乱している
羽アリも普通のアリと同様、食べ物には無条件で寄ってきます。
清潔でない室内や、屋外のゴミ箱周辺に食べ物の残りカスがあると、羽アリが定期的に飛んできて、卵を産みつける場合があります。
排水口や配管の中に侵入して卵を産んでいる
湿気のある場所をよく知っている羽アリは、外部から入りやすい排水口や配管に侵入し、卵を産む場合があります。
排水口や配管の中で孵化してしまうと、羽アリが発生する原因となってしまいます。
まとめ
以上、羽アリの発生原因を9つについて解説しました。
湿度やシロアリが発生原因だとご存知なかった方も、原因を知ることで対策も取りやすくなりますね。
また、羽アリを退治する方法については、下記記事を参考にしてみてください。
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