へその左横が痛い原因と対処法8選

へその左横が痛い原因と対処法8選

お腹が痛くなると、痛くなる場所によって「どこが痛いのか、どこか悪いのか?」と気になりますよね。

では、おへその左横が痛くなるのは、どんな原因が考えられるでしょうか?

今回は、対処法とともにご説明したいと思います。

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おへその左横にある臓器とは?

おへその左横が痛くなる場合、原因となる内臓は、一般的に大腸と腎臓だと言われています。

なぜ一般的かというと、人によって内臓の大きさや長さは異なるので、人によっては大腸や腎臓以外の内臓が原因で、痛みを引き起こす可能性もあります。

これから紹介する原因と対処法は、大腸や腎臓で起こる病気が原因で、おへその左横が痛くなるものです。

 

おへその左横が痛くなる原因と対処法

便秘

便秘で便やガスが腸の中に溜まっている時に、おへその左横で少し下のあたりが痛くなる場合があります。

おへその左側で少し下のあたりは、「S字結腸」と呼ばれる部分で、便やガスが溜まりやすい場所とされています。

 

便秘が原因の場合の対処法は、便秘を改善することです。

S字結腸に便が溜まる便秘のタイプは、水分が足りずに便が硬くなってしまうケースが多いので、便を軟らかくするために、水分を多く摂ることを心がけて下さい。

 

食中毒

おへその左横が痛む以外に、何度も下痢をして、発熱や吐き気もあれば、食中毒の場合があります。

食中毒が原因でおへその左横が痛い場合は、食中毒の種類によって対処の仕方が異なるので、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。

共通して言えることは、下痢が続くと脱水症状になってしまうので、水分はこまめに摂るように意識してください。

 

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、炎症で大腸の中がただれてしまう病気で、ひどい場合はおへその左横に激しい痛みを起こし、血便が出ることもあります。

なぜ、潰瘍性大腸炎が起こるかの原因は不明ですが、ストレスや食生活が影響していると考えられています。

 

潰瘍性大腸炎が原因の場合の対処法は、病院で看てもらい、炎症を抑える薬を処方されることが多いです。

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また、薬で良くならない時や重症の時には、手術で大腸を取ってしまうこともあります。

 

腸閉塞

腸閉塞は、腸がねじれたりくっついてしまったりして、便などが腸に詰まってしまう病気のことで、おへその左横にある腸で起きると、吐き気を伴い、激しい腹痛に襲われます。

この場合の対処法は、腸閉塞を治すことで、腸に詰まっているものを鼻からチューブで取り除いて、栄養を点滴しながら飲食せずに治るのを待ちます。

しかし、原因によっては命に関わる腸閉塞もあり、その場合は手術で詰まっている部分の腸を切除します。

 

大腸憩室症法

大腸憩室症とは、大腸の中の圧力が高くなることで、本来大腸の内側にある粘膜が外側へ膨れてしまう症状で、S字結腸の部分で起こると、おへその左横が痛くなります。

日本人の食生活が変わってきて、食物繊維をあまり摂らなくなり、便秘の人が増えているために、患者数が増えていると言われており、ひどくなると腸閉塞や大腸に穴が開いてしまうこともあります。

対処法は、食物繊維を積極的に摂って、便秘を解消することです。

 

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、ストレスや緊張でお腹が痛くなり、下痢や便秘などの症状が起こります。

 

過敏性腸症候群の場合は、おへその左横が痛くなることが多いと言われており、対処法はストレスを軽減させることです。

ストレス軽減には、ゆっくり入浴することや運動することをおすすめしますが、それ以外にも生活習慣を改善して、腸を健康に保つことも対処法の1つと言えます。

 

腎臓結石

腎臓結石は、腎臓で尿に溶けるはずの物質が溶けきれずに塊(結石)になってしまったもので、腎臓で作られた結石が、尿と一緒に尿管を通る時におへその左横に激痛が走ります。

ちなみに私の家族が腎臓結石になった時は、救急車を呼ぶか迷うほどかなり痛がっていたことを覚えています・・・。

腎臓結石での痛みに対する対処法は、痛み止めの薬を飲むこと、結石を早く出す薬を飲むことで、予防としては水をしっかり飲むことです。

 

大腸癌

大腸に癌がある場合も、おへその左横が痛くなることがありますが、この場合は癌がかなり進行している可能性があります。

大腸癌が痛みの原因の場合は、すぐに病院に行って、進行状況に応じた治療を始めて下さい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

原因が分からない状態で対処をしても、その原因が間違っていれば、おへその左横の痛みは治りませんし、症状が悪化してしまうことがあります。

おへその左横の痛みが続くようであれば、病院で原因を調べてもらった上で、対処するようにして下さいね。

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