へそを押すと痛い原因と対処法5選
おへそを押した時、痛みを感じることはありませんか?
強く押せば痛みを感じるのは当たり前ですが、軽く押しただけでも痛い場合、何か原因はあるのでしょうか?
今回は、へそを押すと痛い原因と対処法5選についてご説明していきます。
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目次
へそを押すと痛い原因
胃腸炎
軽い胃腸炎の場合、なんとなくお腹の調子が悪く、下しているくらいで、激しい腹痛が起こらないこともあります。
そんな時にへその辺りを押すと、なんとも言えない痛みを感じることが多いです。
私はよくひどい胃腸炎にかかり、病院のお世話になりますが、その時必ず先生がへその辺りを押します。
思わず「痛い!」と、声が出てしまうほどの痛みです。
なので軽い胃腸炎の場合も、へそを押すと痛いことが多いでしょう。
対処法
ウイルス性の胃腸炎は、症状がひどいことが多いので、多くの人は病院へ行って薬で対処するでしょう。
軽い場合は、水分補給をこまめに行い、安静にして過ごせば治ることがほとんどです。
家族や周りの人にうつさないよう、マスクをしたり、帰宅後の手洗い・うがいは徹底しましょうね。
臍石(さいせき)
へその掃除をしないことで、へその垢や皮脂、ホコリが溜まり、硬い石のような状態で詰まることを臍石と言います。
へその形状によっては、臍石が溜まっていても、奥の方でよく見えない場合もあります。
臍石は硬い石が詰まっているような状態なので、押せば当然痛みを感じます。
へそを触りすぎて、傷をつけてしまうこともよくないですが、あまりにも掃除をしない状態ですと、へその形状で臍石になりやすい人もいますので、注意が必要です。
対処法
硬くなった臍石を、無理やり引っ張って自分で取ろうとすると、へそを傷つけてしまう恐れがあります。
なので臍石が硬い場合は、病院で取ってもらうようにしてください。
お風呂上がりなどで、臍石が柔らかくなつまた状態であれば、無理のない程度に綿棒などで取り除くことも可能でしょう。
くれぐれもエスカレートして、へそをグリグリとしないようにしてくださいね。
痛みや病気の原因となってしまいますので。
尿膜管遺残症(にょうまくかんいざんしょう)
尿膜管とは、へそと膀胱についている管のことを言います。
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尿膜管は本来なら、大人になるにつれなくなってくるはずなのですが、なんらかの形で残る人もいます。
そして残った尿膜管に細菌が入ることで、炎症が起き、膿や痛みが表れる尿膜管遺残症が発症するのです。
発症した場合、へそを押した場合はもちろん、触らない場合でもへそが痛むことが多いでしょう。
対処法
尿膜管遺残症は、尿膜管の膿を取り出すか、尿膜管自体を手術で取り除く方法があります。
尿膜管を残しておくと、たとえ炎症が治ったとしても再発する恐れが多いため、多くの病院では手術をすることを勧められるでしょう。
急性虫垂炎(盲腸)
急性虫垂炎と言うよりも、盲腸と言った方が分かりやすいかもしれません。
右下腹部が痛くなるイメージが強い盲腸ですが、初期のうちはみぞおちや、へその周りを押すと痛いことが多いのです。
そして徐々に痛みが移動していのも盲腸の特徴で、最終的に下腹部にひどい痛みが表れます。
対処法
急性虫垂炎(盲腸)の対処法は、昔は手術で切除してしまうことが一般的でしたが、最近ではすぐに手術せず、抗生物質を投与し炎症を和らげ、様子を見ることも増えてきています。
このことを「盲腸をちらす」と、よく表現しています。
傷跡は当然残りませんか、10~20%の確率で、再発の可能性があります。
便秘
意外と気がついていない人も多いかもしれませんが、便秘の時にへそを押すと、痛みを感じます。
老廃物がお腹に溜まり、へその内側の腸を圧迫しているためです。
また、おならも溜まっていますので、おならによりへそを押すと痛い場合もあります。
へそを押した時痛みを感じたら、最近のお通じの状態を思い出してみてくださいね。
対処法
便秘の解消法はたくさんありますが、基本は水分を多く摂り、食生活に気をつけることです。
また適度な運動をし、睡眠不足のないよう過ごしてください。
また過度なストレスも、便秘の原因となることがありますので、リラックスできる時間も作るようにしましょう。
まとめ
へそを押すと痛いという状態は、怖い病気が原因の場合もあります。
へそを押した時にいつもと違う痛みを感じたら、他の症状は出ていないか注意してみてくださいね。
気になる症状がある時は、病院で診てもらいましょう。
また、その他「へそ」に関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてください。
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