肘の腱鞘炎の対処法7選
腱鞘炎と聞くと、手首を連想する人が多いのではないでしょうか?
しかし肘の腱鞘炎に悩む人も多く、痛みがあるととても辛いです。
今回は肘の腱鞘炎の対処法7選について、ご説明していきます。
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腱鞘炎の対処法
テーピング
肘の腱鞘炎の原因は、肘の使い過ぎにあります。
肘は、毎日の生活の中で動かさないことは不可能なほど、よく使いますよね。
そこでなるべく肘に無理をさせないために、テーピングすることが対処法として有効です。
肘のテーピングは自分で行うのはなかなか難しいので、専門知識のある人か、病院で行ってもらいましょう。
ストレッチをする
肘の腱鞘炎には、ストレッチも有効です。
具体的には、
- 1.前に両腕を伸ばして、手を握ったり開いたりを50回ほど繰り返し行います。
-
2.腱鞘炎のある側の手を胸の前に、パーの形にしてから真っすぐ伸ばします。
反対側の手で腱鞘炎側の手の中指を持ち、ゆっくり反らして10秒維持し、その後は反対側にして(手の甲が下を向くようにして)10秒、これを5セット繰り返します。
たったこれだけでよいので、お風呂上がりなどの身体が温まった状態でやってみてください。
しかし、慢性化した腱鞘炎にのみ効果があり、逆に腱鞘炎になりたての頃に行うのは避けてください。
またやりすぎもよくありませんので、回数は守って、毎日続けることを意識してくださいね。
パソコン作業中の姿勢に注意
パソコン作業中、猫背になってしまう人、多いですよね。
実はこの猫背も、肘の腱鞘炎の原因となってしまいます。
猫背になることで、マウスを操作する腕の脇が自然と開きます。
「デスクワークくらい、腱鞘炎になんの影響もないだろう」と、脇が開いたままパソコン操作をしていると、肘に大きな負担がかかってくるので、肘の腱鞘炎は悪化する一方です。
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パソコン操作をする時は、姿勢に注意し、脇を締めて行うことを意識をしてくださいね。
頬杖をつかない
無意識のうちに頬杖をついている人、多いですよね。
私もつい気がつくと、頬杖をつきながら本を読んだりしてしまいます。
しかし肘に体重をかけると、腱鞘炎を悪化させる原因となりますので、絶対にやめてください。
また重い物を持つことも、腱鞘炎悪化の原因となります。
お風呂で温める
腱鞘炎の発症直後は冷やすことが大切ですが、炎症は解消されたものの、痛みが慢性化している場合には、温めることが有効です。
慢性化した肘の腱鞘炎の痛みには、患部を温めて血行を促進することが大切になってきます。
腱鞘炎が原因で、指が不自然な動きになってしまった場合にも、温めることで改善させることが多いので、毎日のお風呂でゆっくり温め、軽くマッサージするとよいでしょう。
レーザーによる治療
肘の腱鞘炎の患部に、レーザー光線を照射する治療法があります。
腱鞘炎の痛みにピンポイントで照射でき、素早く痛みの深部に浸透します。
痛くありませんし、短時間で、
- 局所の血流の改善
- 筋肉の緊張をやわらげる
- 痛みを取り除く
- 治癒の促進
これらの効果が表れます。
手術
手首の腱鞘炎と同様、どんな治療をしても改善が見られない場合は、手術で治療することが最終手段として挙げられます。
※手首の腱鞘炎については、下記の記事で詳しくご説明しています。
肘の腱鞘炎に対して行われる手術は、患部の腱鞘を切広げ、腱の動きが滑らかになるようにする方法です。
患部の摩擦が軽減し、痛みを解消してくれます。
しかし、手術をした場合でも100%完治する保証はありませんので、医師への事前の念入りな相談が必要になるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
肘の腱鞘炎は、放置しておくと悪化する一方です。
特に肘は、毎日の生活の中で動かすことは多いですし、負荷もかかりやすい部位ですよね。
なので痛みを感じたら、早めに対処をしていきましょうね。
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