貧血で救急車を呼ぶべき症状8つ
進行した貧血は、そのまま放っておくと重症化してとても危険な状態になってしまい、救急車を呼ぶ必要が出てくるケースもあります。
そこで今回は、貧血で救急車を呼ぶべき症状8つについてご紹介します。
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目次
貧血で救急車を呼ぶべき症状
動悸や息切れを伴う
貧血になると、血液中の赤血球が減少してきて、体内の酸素が不足し、体の機能に支障をきたします。
貧血時には、ゆっくりと立ち上がって少し動いただけでも、動悸や息切れが起こってしまい、息苦しくなってくるという症状が出ることもあります。
貧血時のひどい動悸や息切れは、貧血が悪化して、かなり心臓に負担がかかっている証拠であり、そのまま生活を送っていると意識を失いかねませんので、救急車を呼ぶことを検討しましょう。
顔色が青白くなり冷や汗が出る
顔に血色がなくなり青白くなってくるのは、貧血によって急激に血液中の赤血球が減少した場合に起こる症状の一つで、唇や爪も紫色に変色してきて、冷や汗が出てきます。
時間の経過と共にどんどん顔色が悪くなり、ふらついて立っていることも困難になってきますので、そうなる前に救急車を呼ぶこともひとつの選択です。
嘔吐を繰り返し、食欲不振になる
貧血の症状が進むと、喉に違和感を感じて固形物が飲み込めなくなったり、気分が悪くなり嘔吐する場合があります。
そのうち食欲不振になり、脱水や栄養失調を併発して倒れてしまいます。
貧血も回復せず嘔吐がなかなか止まらない場合は、様子を見ないで早めに救急車を呼ぶことも考えてみてください。
歩いているとふらつきを感じる
歩いている時に、まっすぐ歩いている感覚がない場合は、貧血が進んでしまっています。
さらにふらつきを感じる人の多くは、「爪がスプーンのように反り返る」症状も同時に出るとも言われており、爪の異常でも貧血が重症化しているのが分かります。
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歩いている時のふらつきがひどくなってきたら、救急車を呼ぶサインだと思っていてください。
激しい頭痛とめまいに襲われる
貧血には頭痛を伴う症状のものもあり、起き上がれないくらいの激しい頭痛が起きているのであれば、救急車を呼ぶ必要も出てくるでしょう。
頭痛はめまいも引き起こし、無理に起き上がった際に立ちくらみが生じ、倒れて頭を強打したりもします。
激しい頭痛は、脳にも支障をきたしてしまい大変危険です。
運動中に体にけいれんが起こる
貧血の進行により、運動中に全身の血流が悪くなり、体に痛みを伴ったけいれんが起こる場合があります。
そのまま運動を続けると、血行不良や血流が正常に働かなくなり、不整脈を起こしてしまいます。
体がけいれんして感覚がおかしいと感じた場合は、直ちに運動をやめて安静にした状態で、救急車を呼ぶことを検討してください。
胸が苦しくなる
貧血に対策をとって気を付けていても、普段通りの生活の中で急に胸が苦しくなるのは、重度の貧血を発症している合図です。
貧血がひどくなると、血流変化が不定期に起こり、脈が強弱を繰り返します。
脈の乱れは、心臓に大きな障害がある場合に出る症状で、悪化すると胸が苦しくなり呼吸ができなくなります。
胸が締め付けられるような感覚に襲われたら、意識を失う前に救急車に頼ることもひとつです。
突然失神してしまう
貧血で急に目の前が真っ暗になって失神してしまう症状は、とにかく早く救急車を呼ばないといけない緊急事態です。
血管が破裂して体内で出血が起き、体内出血によりなんの前触れもなく失神する場合も多く、貧血の中でもかなり重い症状です。
もし顔色が悪く失神している人を見かけたら、すぐに救急車を呼んであげてください。
まとめ
以上、貧血で救急車を呼ぶべき症状を8つご紹介しました。
「貧血だからすぐに回復すると思って対処しないでいると、最悪命に関わる場合もありますので、貧血の症状でどんな時に救急車を呼ぶのか、しっかり判断してくださいね。
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