昼寝からなかなか起きれない場合の対処法3選
昼寝にはメリットが多くありますが、昼寝からなかなか起きれないというのは、ちょっとまずいですよね・・・。
そこで今回は昼寝のメリットとともに、昼寝からなかなか起きれない場合の対処法3選について解説していきます。
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目次
昼寝のメリット
疲労回復効果
昼寝は、15時までに30分以内で行うことによって、疲労回復効果があると言われています。
夜のように長時間眠ることができない昼寝は、疲労回復はできなさそうだと思われがちですが、昼寝は夜の睡眠よりも効果的で、その疲労回復効果は3倍以上とも言われています。
記憶力がアップ
ドイツのザールラント大学の研究結果によると、昼寝をすることで記憶力が5倍にアップすると言われています。
というのは、人は何かを記憶しようとする時、まず脳にある「海馬」というところに記憶を保存しておきます。
そして昼寝をすると、この海馬にある記憶を、「大脳新皮質」という記憶を忘れにくくするところに移動することができるので、記憶力をアップすることができるというわけなのです。
健康増進効果
そして昼寝は、健康増進効果があるとも言われています。
イギリスの循環器系の研究でも、短時間の昼寝を取ることで、動脈や心臓へのダメージが少なくなることが分かっていて、心臓病などの予防効果が期待されています。
また国立精神・神経センターの研究で、30分以内の昼寝をすることによって、アルツハイマー型認知症の発症リスクが5分の1も下がることが分かっています。
アルツハイマー型認知症は、「アミロイドβ」という物質の蓄積により、脳の機能が低下することで発症すると言われていますが、昼寝によって短時間で質の高い睡眠を取ることで、脳は不必要なアミロイドβなどの老廃物を排出してくれるので、アルツハイマー型認知症の予防につながると考えられているのです。
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昼寝からなかなか起きれない場合の対処法
昼寝前にカフェインを摂取
昼寝からなかなか起きれないという場合は、昼寝前にコーヒーや紅茶などのカフェインを摂取するのがおすすめです。
カフェインには、脳を興奮させたり集中力を高める効果があり、摂取すると眠れなくなることもあります。
ですが、そのカフェインの効果が現れるのは、摂取してから約30分後になります。
なので、昼寝する直前にコーヒーや紅茶などでカフェインを取っておけば、カフェインの効果が現れる30分前後にはすっきり起きることができるというわけです。
座って机に伏せて眠る
昼寝からなかなか起きられない人は、リラックスしすぎないことが大切です。
ベットやソファなどで横になって眠るのは、体の負担が少なくリラックスできるのですが、深い眠りに入ってしまうため、なかなかお昼寝から起きられず寝過ごしてしまいがちです・・・。
そこで、椅子に座り、机に伏せて眠るようにするのがおすすめです。
その体制であれば、そこまで深い眠りに入ることがないため、すっきり目を覚ますことができます。
起きたらすぐ脳を刺激する
お昼からなかなか起きられないという人は、起きたらすぐに脳に刺激を与えるようにしましょう。
まだ眠いからといって「あと5分だけ・・・」と寝てしまうのはNGですよ。
具体的に「脳を刺激する方法」ですが、昼寝から目覚めたらすぐに、
- 太陽の光や電気の光を浴びる
- 冷たい水で洗顔する
- 人と会話する
などをして脳に刺激を与えるようにすることで、なかなか昼寝から起きられない人もすっきり目が覚めますよ。
まとめ
高齢者の場合、1時間以上の昼寝を取ってしまうと、脳梗塞のリスクが高まってしまうそうです。
なので年齢は問わず、昼寝は健康のために30分以内にするようにして、深い眠りに入る前にすっきり起きるように心がけましょう。
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