ヒトメタニューモウイルスの症状 重症化や二次感染を防ぐ方法
ヒトメタニューモウイルスは、子供がいない人によっては、あまり聞きなれない病気かもしれません。
しかしヒトメタニューモウイルスは、小さな子供が感染することでは有名です。
そこで今回は、ヒトメタニューモウイルスの症状、また重症化や二次感染を防ぐ方法などについて解説していきます。
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目次
ヒトメタニューモウイルスとは?
ヒトメタニューモウイルスはウイルスの一種で、1~3歳の子供が感染することが多いです。
そして、大人も感染することがあります。
ヒトメタニューモウイルスの症状
ヒトメタニューモウイルスは、
- 咳
- 発熱
- 鼻水
- 喘息のようなヒューヒューする呼吸
このような症状があり、風邪の症状とよく似ているため、風邪と間違われることも多いです。
ヒトメタニューモウイルスに感染したらどうなる?
ヒトメタニューモウイルス感染すると上記のような症状が出ますが、1週間ほどで症状は治まります。
しかし、子供はすぐに免疫がつきませんので、何度か繰り返して感染することがあります。
ヒトメタニューモウイルスの重症化に要注意
ヒトメタニューモウイルスは、症状が風邪と似ているため、たいしたことはないと思われがちです。
しかし免疫力が低い赤ちゃんや高齢者は、肺炎や呼吸困難などの重症になることがあります。
ヒトメタニューモウイルスに感染し、
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- 呼吸がうまくできない
- 脱水症状がある
このような場合は入院しなければならないこともありますので、気になったらすぐに病院で看てもらうようにしてください。
ヒトメタニューモウイルスの治療法
ヒトメタニューモウイルスに感染した場合は、「対症療法」といって症状をラクにするための治療法を行っていきます。
具体的には、温かくして水分補給を忘れずに、ゆっくりと休むようにしてください。
また、病院でもらった薬はしっかり飲み切るようにしましょう。
ヒトメタニューモウイルスへの二次感染を防ぐ
ヒトメタニューモウイルスは、
- 咳やくしゃみでの感染(飛沫感染)
- ドアノブなどについたウイルスに触れてしまい感染(接触感染)
このような感染経路があります。
そのため、保育園・幼稚園や小学校、また家族の中に感染者がいると、二次感染の恐れが出てきます。
なので、
- マスクをする
- 手洗いやうがいを徹底する
- 感染者と同じタオルや食器などは使わない
- ドアノブなどは、こまめに消毒用アルコールで除菌
これらの対策を行うようにしてください。
ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスに似ている
ヒトメタニューモウイルスは、症状などがRSウイルスにも似ていて、見ただけではどちらの病気なのか判断ができません。
そこで病院では判別のための検査をすることがありますが、綿棒を鼻に入れるだけの10~15分程度で終わる簡単なものです。
なので、症状が出てきたら病院で診察と検査をしてもらい、適切な処置をしていきたいですね。
以上、ヒトメタニューモウイルスの症状 重症化や二次感染を防ぐ方法について解説しました。
その他ヒトメタニューモウイルスの様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめています。
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