日焼けがなかなか戻らない理由と対処法4選
暖かい季節になってくると、海や川、キャンプなど屋外でのレジャーやスポーツを楽しむことが多くなりますよね。
日差しの強い屋外で過ごすと、日焼けで肌が黒くなってしまいなかなか元に戻らず、ストレスになってしまうことがあります。
そこで今回は、日焼けがなかなか元に戻らない理由と対処法4選について解説していきます。
Sponsored Link
目次
日焼けで肌が黒くなる原因
太陽の光には、「紫外線」という肉眼では見えない光が含まれています。
そして日焼けで肌が黒くなるのは、この紫外線による肌へのダメージが原因となります。
肌の1番外側のを表皮、そしてその内側を真皮と呼び、肌は層のようになってできていますが、紫外線には、真皮にまで届きダメージを与える力のある「紫外線A波」と、肌表面の表皮にダメージを与える力を持った「紫外線B波」の2種類が存在します。
そして日焼けで肌が黒くなるのは、表皮部分にダメージを与える紫外線B波の影響であり、表皮の底の部分にある「メラノサイト」という細胞を刺激することで、「メラニン色素」という肌を黒くしてしまう色素を分泌してしまうからなのです。
このメラニン色素には、肌表面の表皮の細胞に広がることにより、人体に悪影響を及ぼす紫外線を吸収して、肌を守るという大切な役割があります。
そんなメラニン色素なのですが、強い紫外線を浴びたり、長時間紫外線を浴び続けてしまうことにより、増えすぎてしまうのには要注意です。
というのは、メラニン色素が増えすぎてしまうと肌が黒くなるだけでなく、シミやソバカスなどができる原因にもなります。
また最悪の場合は皮膚ガンの原因にもなり、命を落とす危険性もあるので十分注意しましょう。
日焼けがなかなか戻らない理由
日焼けして黒くなった肌がなかなか元に戻らないのは、肌のターンオーバーがうまくいっていないからです。
そしてターンオーバーとは「肌の表皮の新陳代謝」のことであり、古くなってしまった細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が生まれるサイクルのことを言います。
そしてターンオーバーは、一般的に約28日周期が理想的であると言われていますが、
- 肌が乾燥している
- 加齢により血流が悪くなっている
- 寝不足
- 疲労
などによりターンオーバーがうまくいかなくなってしまうと、日焼けして黒くなった肌がなかなか元に戻らなくなってしまうのです。
日焼けがなかなか戻らない場合の対処法
しっかり保湿する
上記でご説明した通り、日焼けして黒くなった肌がなかなか戻らないのは、肌のターンオーバーがうまく行われていない事が原因です。
Sponsored Link
ターンオーバーは、肌が乾燥していると正常に行われなくなってしまいますので、正常に保つしっかり保湿することで、肌の状態を良くし、肌の新陳代謝を高めることが大切です。
そこで日焼け後は、化粧水や乳液などでしっかり保湿するようにしましょう。
血行を良くする
肌のターンオーバーは、加齢による血行不良で遅れがちになってしまうため、年齢を重ねると特に日焼けで黒くなった肌が元に戻るのがとても遅くなってしまいます。
加齢はどうしようもないことですので、対策としては血行を良くして、肌に栄養がしっかり行き届くようにしていきましょう。
体を温めたり、マッサージをするのがオススメです。
しっかり睡眠を取る
日焼けがなかなか戻らない場合は、しっかり睡眠を取ることも重要です。
特に22時~2時の間は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれていて、肌のターンオーバが活発になる時間です。
なのでこの時間にはしっかり睡眠を取り、体を休めるように努めましょう。
ビタミンCを摂取する
ビタミンCには、日焼けにより増えてしまったメラニン色素を還元・抑制する作用があることで有名です。
このビタミンCは通常で1日100mgは必要とされていますが、日焼けがなかなか戻らない場合は、ビタミンCを1日100mgより多めに摂取するようにしましょう。
ビタミンCは、ピーマンやブロッコリーなどの野菜やイチゴなどのフルーツに多く含まれているのですが、食べ物に含まれるビタミンは水溶性のビタミンであり、水や熱に弱く、ほとんどが体に吸収されず消失してしまいます。
なのでビタミンCの摂取は、サプリメントを利用するのがオススメです。
まとめ
日焼けがなかなか戻らないのはとても困りますし、さらにシミソバカス、皮膚ガンの原因になるので怖いですよね。
なので日焼けがなかなか戻らない場合は、今回ご紹介した対策法を参考にして、ターンオーバーを促進するようにしてみてください。
Sponsored Link