頬のしこりの原因4つと対処法2選
ふと頬を触ったら、「しこり」があってびっくりしたという経験はありませんか?
しこりは、原因が分からないと不安になりますよね。
そこで今回は、頬のしこりの原因4つと対処法2選をご紹介します。
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目次
頬のしこりの原因
粉瘤
しこりができる原因の多くは、粉瘤によるものです。
粉瘤は、皮膚の下に嚢胞と呼ばれる袋のようなものができ、その嚢胞に皮脂や角質などの老廃物が溜まることでしこりになる、良性腫瘍の一種です。
通常は、良性腫瘍が癌になったり、急に大きくなることはないので、心配する必要はありませんが、もし急にしこりが大きくなった場合には、皮膚癌などの疑いもあるため、注意が必要です。
また、しこりの部分が赤く腫れあがっている場合は、細菌に感染している可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう。
感染したままほったらかしにしていると、炎症を起こして痛みを伴うので大変ですよ。
脂肪腫
頬にしこりができる原因は、脂肪腫と呼ばれる、脂肪のかたまりかもしれません。
脂肪腫も良性腫瘍の一種で、脂肪のかたまりが皮膚の下にある脂肪組織にできるので、皮膚の下がふくらむことで、その違和感に気づくことが多いです。
こちらも良性腫瘍のため、心配する必要はありませんが、急にしこりが大きくなるような場合は、脂肪肉腫など癌の疑いもあるため、注意が必要です。
にきび
頬のしこりの原因は、「しこりにきび」と呼ばれるものかもしれません。
しこりにきびは、にきびが深い部分で炎症を起こすことで、化膿した状態が続き、にきびの跡が硬くしこりになってしまう状態です。
むずがゆさや、触れると痛みがあるといった特徴があります。
病気によるもの
頬にしこりができる原因は、おたふく風邪など病気によるものもあります。
おたふく風邪は、ムンプスウイルスによる感染症で、ウイルスによって耳下腺が炎症を起こすと、頬にしこりができるといった症状が表れるのです。
おたふく風邪と聞くと、子供がなる病気だと思いますよね。
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実際、幼少期におたふく風邪にかかったという人がほとんどだと思いますが、中には、幼少期ではなく大人になってからかかる人もいます。
頬のしこりの対処法
摘出する
粉瘤や脂肪腫によってしこりができている場合は、そのままにしていてもなくなることはないため、摘出するしかありません。
しこりが小さければ、様子を見てもいいでしょうが、細菌に感染している場合は、炎症を抑えてから摘出する場合が多いので、腫れている場合は、すぐに医療機関の受診するようにしてください。
また、しこりが小さくても気になる時は、大きくなる前に摘出することも可能なので、医師に相談してくださいね。
にきびによるしこりの場合
にきびが原因でしこりができている場合は、にきびができにくい体質にすることでしこりの改善につながります。
では、にきびができにくい体質とは、どのようにすればなれるのでしょうか?
次に紹介します。
睡眠を取る
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、新陳代謝により、体の中の細胞を再生させています。
そのため、睡眠不足が続くと肌の機能を低下させ、新陳代謝を進まなくさせてしまい、にきびができやすくなるのです。
また、成長ホルモンの分泌が活発に行われるのは22時から2時と言われているため、この時間に睡眠を取ることで、にきびの改善につながりますよ。
ただ眠たいから寝るのではなく、睡眠にはとても大事な役目があることを覚えておいてくださいね。
食生活
毛穴の皮脂の詰まりがにきびのもとになるので、皮脂の分泌を抑えることで、にきびができにくくなります。
皮脂の分泌は、脂質や糖質の摂取によって増えるので、食生活を見直すことで改善できます。
例えば、コンビ二のお弁当や外食は、脂質が多くなりがちなので、控えるようにしたいですね。
どうしても必要な場合は、揚げ物などは避け、野菜がたくさんとれる食事をするようにしましょう。
睡眠や食生活を改善することで、にきびができにくい体質になっていきます。
ぜひ、心がけてみてください。
まとめ
今回は、頬のしこりの原因4つと対処法2選についてご紹介しました。
頬にできたしこりは、そのまましていても小さくなることはないので、病院に行くくらいしか対処する方法がないのです。
なので気になる時は、自分で判断せず、医療機関で診てもらうようにしてくださいね。
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