ほくろが腫れる原因と対処法6選
じっくり自分のほくろを見た時に、「あれ、なんか腫れているかも?」と思ったことはありませんか?
ほくろが腫れた場合には、注意しなければならな場合とそうでない場合があります。
そこで今回は、ほくろが腫れる原因と対処法6選についてご説明します。
Sponsored Link
目次
ほくろが腫れる原因と対処法
そもそもほくろは大きくなるもの
じっくりほくろを見た時に、「前より少し腫れている」と思ったことがあるかもしれませんが、実はこれは普通のことなのです。
というのは、ほくろは年齢を重ねると、少しずつ膨らんで大きくなっていきます。
しかしペースが遅いので、普段はあまり気付くことがないのですね。
この場合は特に治療の必要がなく、対処法は経過観察で良いですが、ほくろが大きくなるのが嫌な場合は、ほくろを除去することができますので、病院で相談して下さい。
ほくろが炎症を起こしている
ほくろが細菌などに感染して炎症を起こしていると、ほくろは腫れることがあり、この時ほくろの周りが赤くなることもあります。
この原因は、ほくろに傷がついて、そこから細菌が侵入することによって起こり、またほくろから出ている毛を抜いてしまった場合に、抜いた場所から細菌感染することもあります。
この場合の対処法は、炎症を鎮めることなので、塗り薬やキズパワーパッドなどを利用して、炎症がそれ以上ひどくならないようにして下さい。
刺激の影響
ほくろは、刺激の影響で腫れたり大きくなったりすると言われており、ほくろを手で触っていたり、紫外線に当たることが刺激の原因になることがあります。
少し腫れただけでは心配はありませんが、刺激を与えるとほくろが悪性に変わる危険がありますので、刺激を与えない対処が必要です。
Sponsored Link
不必要にほくろを触らず、また日焼け止めなどで紫外線対策をして下さい。
ほくろではなくイボ
これは経験談になってしまうのですが、以前足の裏に黒いほくろのようなものができ、腫れて痛みが出たので、病院に行ったら「イボだった」ということがありました。
先生の話によると、足の裏や首にできるイボなどは、ほくろと間違いやすいとのことでした。
ほくろが腫れたと思っていても、実はほくろではなくイボということもあるので、どちらか分からない場合は、皮膚科へ行って診断してもらうことをおすすめします。
ほくろではなく血管腫
先ほどに続き、次も実はほくろではなかったという話ですが、イボ以外にも「老人性血管腫」という病気は、形がほくろに似ていて間違うことが多いようです。
老人性血管腫は、細い血管が増殖して皮膚の表面まで出てくる良性の腫瘍で、ほくろが腫れたように見えますが、ほくろよりやや赤っぽい色をしています。
健康上は問題がないので、特に治療は必要としませんが、気になる場合はレーザー治療で取り除いてもらうことができます。
癌になっている
一番注意が必要なのは、ほくろが短期間で腫れた場合です。
ほくろが短期間で腫れて大きくなったり、触っていないのに血が出る場合は、悪性の癌になっている可能性があり、ほくろに起こる癌は、「悪性黒色腫」と呼ばれています。
悪性黒色腫でほくろが腫れている場合の対処は、早期に治療を始めることです。
治療方法は、進行具合で手術や放射線治療、また薬を使う治療などの組み合わせや方法が変わるので、医師の指示に従って下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ほくろが腫れても注意が必要なものは、炎症と悪性黒色腫でした。
ほくろが腫れると癌だと心配される方も多いかも知れませんが、悪性黒色腫は皮膚科学会の報告によると、日本人の場合10万人に数人という発病率とのことですので、過度に心配し過ぎず、念のために皮膚科を受診するようにしてみてくださいね。
Sponsored Link