ほくろがかゆい原因2つとメラノーマとの違い8つ
ふと気がつくと、ほくろがかゆいことってありませんか?
もしかするとそのほくろ、ほくろではなく、病気かもしれませんよ!
今回は、ほくろがかゆい原因と病気の関連性について解説していきます。
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目次
ほくろがかゆい原因は?
通常、ほくろにかゆみを感じることはありません。
ではなぜ、ほくろがかゆくなるのでしょうか?
詳しくご説明していきますね。
老人性血管腫の場合
老人性血管腫とは、皮膚の内部の毛細血管が急激に増えることで発生します。
老人性と名前はついていますが、30代頃から症状が表れることもあり、皮膚への刺激や紫外線の浴びすぎが原因と言われています。
老人性血管腫は、赤い斑点のようなものが表ますが、病気ではありませんので安心してください。
「赤くなる」「かゆみがある」「膨らんでいる」などに当てはまる場合、かゆみの原因は老人性血管腫であることが多いでしょう。
皮膚ガンの場合
ほくろだと思っていた黒い点、もしかすると皮膚ガンの一種かもしれません。
メラノーマと呼ばれる、黒い斑点が身体にできた場合、かゆみを感じることがあります。
メラノーマとは皮膚ガンの一種で、ほくろが良性の腫瘍なのに対し、メラノーマは悪性の腫瘍です。
メラノーマはガンなので、悪化すれば命に関わります。
初期の状態で早めに気がつき、治療を開始することが大切になってきます。
ほくろとメラノーマの違い
ほくろと酷似しているメラノーマですが、かゆみ以外にほくろとの違いを見分けられる方法はあるのでしょうか?
次にご説明していきますね。
普通のほくろよりも大きい
普通のほくろの大きさは、1ミリ~5ミリほどの場合が多いですよね。
しかしメラノーマの場合、6ミリ以上であることが多く、大変目立ちます。
見えるところにできた場合は、すぐに分かる大きさですよね。
なので、見覚えのない大きなほくろには注意しましょう。
急に目立つようになってきた
メラノーマは短期間で大きくなることが多いのに対し、ほくろの大きさはほとんど変わらないことが多いでしょう。
なので、急にほくろの大きさが変化していたら要注意です。
不規則な形をしている
ほくろの形は、多少の誤差はあってもほぼ丸いですよね。
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しかしメラノーマの場合は、周りがでこぼこしていたり、ギザギザしていることが多いです。
手足に多く見られる
メラノーマは、手足に多くできます。
普通のほくろは、顔や背中など全身に表れますが、メラノーマの場合は手足にできることが多いので、大きな黒いシミができた場合、気がつく人が多いのではないでしょうか。
出血することがある
稀ですが、黒くにじんだような血が出る場合もあります。
ほくろからは、怪我など外部刺激がない限り出血はありませんので、黒っぽい血が出た場合はメラノーマを疑いましょう。
色が濃くなってくる
ほくろの色は急激に濃くなることはありませんが、メラノーマの場合、短期間で急激に色が濃くなることがあります。
普段の生活で気がつくほどの色の変化があれば、ほくろではなくメラノーマの症状の可能性があります。
色がまばら
ほくろの場合、色の濃さは黒や焦げ茶の均一であることが多いです。
しかしメラノーマの場合は、黒い部分があったり灰色っぽいところがあったりと、まばらであることが多くあります。
隆起していてしこりがある
ほくろも大きさによっては厚みがあることもありますが、メラノーマの場合、触るとしこりのような感触を多く感じられます。
通常のほくろでは考えられないような手触りがあれば、メラノーマの可能性もあります。
いくつか当てはまる場合は要注意!
ほくろとメラノーマの違いを挙げてきましたが、気になる症状が少しでもあれば、病院で診察を受けてください。
メラノーマは非常に進行の早いガンですので、早めの対応をするに越したことはありません。
もしメラノーマではなくても、安心するために、診察をおすすめします。
まとめ
通常ほくろがかゆくなることは、ほとんどと言っていいほどありません。
進行の非常に早い皮膚ガンなど、そのかゆさは怖い病気の症状の可能性もありますので、「たかがほくろのかゆみで・・・」と思わずに、かゆみが続くようであれば、早めに病院へ行くことをおすすめします。
※また、ほくろの除去を検討する場合には、下記のほくろ除去失敗のケースについても確認しておいてください。
また、その他ほくろに関する様々な情報・症状・対処法は、下記の記事にまとめていますのでチェックしてみてくださいね。
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