ほくろににきびはできるの?
にきびは顔や首元などにできやすいですが、ほくろの上にもにきびはできるのでしょうか?
美容的にも、ほくろとにきびの関係を気にする人は少なくありません。
そこで今回は、「ほくろににきびはできるのか」ということについてご説明していきます。
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目次
にきびとは?
まず、にきびについて説明します。
にきびは正式名称を「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と言い、皮膚の表面の毛穴に慢性的な炎症を起こしている状態です。
毛穴が詰まった状態の時に、アクネ菌が増殖して炎症を起こします。
毛穴の詰まりは皮脂の分泌が多いと起こりやすいため、思春期に多く見られ、顔の中でも脂っぽい所にできやすいのです。
また、メイク落としが不十分な場合も毛穴が詰まり、にきびができやすくなります。
ほくろとは?
次に、ほくろについて説明します。
ほくろは正式名称を「色素性母斑(しきそせいぼはん)」と言い、メラニン色素を持つ母斑細胞が増殖してできる良性の皮膚疾患です。
皮膚にできるほくろのほとんどは良性ですが、中には悪性黒色腫という皮膚ガンの場合もあります。
成人以降に手のひらや足の裏にほくろができた場合には、たとえ大きさが小さくても、早めに皮膚科を受診して良性かどうかを診てもらいましょう。
ほくろににきびはできるのか?
上記に説明した通り、にきびは皮膚の表面の炎症、ほくろはその下にある細胞の増殖です。
つまり、ほくろとにきびは全くの別ものなのです。
しかし、ほくろがある部分の毛穴が詰まっていれば、アクネ菌の増殖によりにきびができることはあります。
にきびがほくろになるのか?
「にきびを放っておくとほくろになる」ということを聞いたことがあるかもしれませんが、にきびが原因でほくろができるということはありません。
しかし、にきびを放っておいたり、にきび跡ができてしまったりすると、その部分が色素沈着を起こして、ほくろのような黒っぽいシミになることがあります。
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特に、にきびを適切に対処せずに炎症がひどくなり、それが原因でにきび跡が残るような場合には、よりシミになりやすいため、早めに治療することが大事になってきます。
にきびの対処法
以上のことから、ほくろのある部分ににきびができることもあるし、にきび跡がほくろのようなシミになることもお分かりいただけたかと思います。
どちらにしても、美容的にも気になりますよね。
そのため次に、にきびに対する対処法を3つご紹介します。
毛穴の汚れを取り、保湿する
にきびは毛穴が詰まることが原因ですので、その毛穴の汚れを取るようにしましょう。
具体的には、角質の汚れを取るピーリング効果のあるクレンジング剤を使って洗顔したり、化粧水などもにきびケア用に変えたりするのが効果的です。
また、ピーリングすると肌が乾燥しやすくなるため、保湿もしっかりと欠かさずに行いましょう。
その際は、なるべく油分の入っていないオイルフリーのタイプの化粧水や乳液を使うのが良いでしょう。
生活習慣に気をつける
にきびを予防したり、ひどくならないようにするためには、栄養バランスの良い食事を毎日摂ることが基本になります。
そして、にきびができやすい、また皮脂の分泌が多くなりやすいと言われている、チョコレートや揚げ物はなるべく控えるようにしましょう。
また、睡眠不足は肌のターンオーバーを狂わせます。
なので、夕方以降に睡眠を取らないようにしたり、寝る1時間前から頭や身体を落ち着かせるようにして睡眠の質を高めるようにしましょう。
日焼け対策をする
日焼けは肌に負担をかけるだけでなく、にきびの炎症を悪化させたり、色素沈着をひどくしたりします。
なので、日頃から日焼け止めを塗るなどして、紫外線を予防しましょう。
また紫外線は夏だけでなく、冬にも降り注いでいますので、油断しないようにしてくださいね。
まとめ
ほくろににきびはできるのかについて、ほくろとにきびの関係や対処法をご紹介しました。
ほくろがある部分ににきびができることはありますし、にきび跡が色素沈着によりほくろのようになることもあります。
対処法としては、ニキビ肌に合わせたスキンケアや規則正しい生活を送りることが大切ですよ。
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