イブプロフェンの副作用8つ
頭痛薬や風邪薬には、イブプロフェンが配合されており、鎮痛効果を発揮してくれます。
しかしそのイブプロフェンには、副作用があるのをご存知ですか?
そこで今回は、イブプロフェンの副作用を8つご紹介します。
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イブプロフェンの副作用
胃腸障害
イブプロフェンの副作用で、胃腸障害が起きやすいのは、薬よって胃の粘膜が弱くなるためです。
イブプロフェンは、痛みの元となる「プロスタグランジン」という物質を作らせないようにする働きがありますが、実は、プロスタグランジンは悪いことばかりではなく、胃の粘膜を胃酸から守ったり、細胞を修復するといった良い役割も持っているのです。
そのためイブプロフェンを服用することで、プロスタグランジンができなり、胃の粘膜が弱って、胃の調子が悪くなるという症状が起きるのです。
吐き気
イブプロフェンの副作用で、吐き気や嘔吐が起こることがあります。
風邪による頭痛などで薬を服用している場合は、吐き気が起きたとしても、風邪の症状と区別できないかもしれませんね。
その場合は一度服用を中止し、その症状に注意してみてください。
薬の服用をやめて吐き気の症状がなくなった場合は、副作用による吐き気だと区別できるはずです。
眠気
イブプロフェンの副作用で、眠気が起こることがあります。
ストレスが溜まっていたりや疲れている時は、誰しも眠気に襲われる時がありますよね。
普段から睡眠不足気味の人は、眠気が起きても、それが薬の副作用によるものか気づきにくいため、注意が必要です。
また、眠気は集中力を低下させるので、危険な作業や車の運転は控えるようにしましょう。
無理して大事故になったら大変ですからね・・・。
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食欲不振
イブプロフェンの副作用で、食欲不振になることがあります。
これは、薬の服用によって胃の粘膜が荒れてしまうせいで、気分が悪かったり、食欲がないといった症状が起きてしまうのです。
もし薬の服用をやめても、症状が治らないといった場合には、胃炎や胃潰瘍などの病気の可能性もあるため、医療機関の受診をおすすめします。
発疹やかゆみ
イブプロフェンの副作用で、皮膚に発疹が出たり、かゆみが起こることがあります。
これは、体内に入った薬に対して、皮膚の免疫機能が過剰に反応してしまったために、発疹やかゆみといった症状がでるのです。
薬を服用してすぐに、発疹やかゆみがでた場合もそうですが、皮膚への副作用は2~3週間してから現れることも多いので、しばらくして発疹などの症状が出た場合は、副作用を疑い、薬の服用には注意してください。
肝機能障害
イブプロフェンの重篤な副作用で、肝炎などの肝機能に障害が起こる場合があります。
定期的に頭痛などが起き、その度に薬を服用しているといった人は、長期に渡って薬を服用することで、肝機能に障害が起きやすくなるため、注意が必要です。
再生不良性貧血
イブプロフェンの重篤な副作用で、再生不良性貧血になることがあります。
再生不良性貧血は、血液中の全ての血球が減ってしまう重篤な貧血で、貧血持ちでなかった人でも、薬剤によって引き起こされる場合があるので注意が必要です。
再生不良性貧血になると、青あざができたり、歯茎や鼻の粘膜から出血があるといった症状が出ます。
アナフィラキシー
イブプロフェンの重篤な副作用には、急にアレルギー症状が起こる、アナフィラキシーというものがあります。
アナフィラキシーは、薬剤へのアレルギー反応によって起こり、ひどい場合には、意識障害やアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
まとめ
以上、今回はイブプロフェンの副作用を8つご紹介しました。
どんな薬にも副作用はありますので、薬を服用するときは注意が必要です。
薬を服用して体調に変化があった場合は、服用を中止し、医師に相談するようにしてくださいね。。
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