陰部にできた粉瘤(ふんりゅう)の対処法7選

陰部にできた粉瘤(ふんりゅう)の対処法7選

陰部にできものが出来ると、非常に気になる上、下着等に擦れて、痛みを伴う場合もありますよね。

ニキビのような吹き出物であれば自然に治りますが、なかなか治らない吹き出物に悩んでいる人も多いでしょう。

痛みや膿を伴うものは「粉瘤」の可能性があります。

そこで今回は、陰部に出来た粉瘤の対処法7選をご紹介します。

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陰部にできた粉瘤(ふんりゅう)の対処法

粉瘤であるか特定する

陰部は特に湿度が高く、細菌が増殖しやすい環境のため、粉瘤以外にもおできやニキビが出来やすく、非常にデリケートな部位でもあります。

そのため、粉瘤の場合は特に早めの対処が必要です。

陰部のできものが「粉瘤」なのか、おできやニキビなどの吹き出物なのか、きちんと見分けて早めの対応を心がけましょう。

※参考記事:粉瘤(ふんりゅう)の初期症状8つ

 

粉瘤の特徴は、「黒い点」「しこり」の2点です。

「黒い点」はできものの表面に見られるものですが、本来排出されるはずの垢やフケが固まっている状態にあり、黙視ではっきりと確認することが出来ます。

おできやニキビでは白、または赤く腫れた状態のできものになるので黒い点が見られる場合は、粉瘤の可能性が非常に高いでしょう。

 

また「しこり」については、指でしっかりつまめる程のしこりです。

おできやニキビにしこりは見られないので、しっかりとしたしこりが確認出来る場合は、こちらも粉瘤の可能性が高いと言えますね。

これら2点が確認出来たら、早めに病院などの医療機関へ受診することをおすすめします。

 

通気性のよい状態を保つ

陰部の蒸れやすい環境は、細菌の増殖を助長させます。

そして粉瘤に細菌が溜まっていくと、炎症を起こすことがあります。

 

その場合、

  • 痛み
  • 臭い
  • 化膿

これらを伴いますので、炎症を起こさないよう少しでも通気性の良い状態を保ち、細菌が繁殖しにくい状態をつくることが非常に大切となります。

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そこで、通気性の良い下着・パンツを着用したり、ウォシュレットで清潔を保つよう心がけると良いでしょう。

 

ストレスフリーな生活を心がける

粉瘤の原因の一つに、ストレスが考えられています。

例えばストレスが元で、睡眠不足になることもあるでしょう。

 

睡眠不足は、過剰な皮脂の分泌を起こしてしまいます。

それら皮膚のトラブルにより、本来排出されるはずの垢やフケが皮膚内に留まって、粉瘤となるようです。

 

ストレスの全くかからない生活を送ることは非常に難しいですが、意識的にストレスを発散させるよう心掛けましょう。

アロマオイルや長めのバスタイムを取ったり、カラオケやお買い物、家中の大掃除など、自分に合ったストレス発散法を見つけてくださいね。

 

タバコを控える

粉瘤に悩む方は、特に喫煙者が多いとも言われています。

喫煙により血流が悪くなりますので、皮膚のトラブルも発生しやすくなります。

なので喫煙者の方は、本数を減らす、禁煙するなどしてみてください。

 

肛門周囲の洗いすぎに気を付ける

粉瘤は、少しの外傷からでも細菌感染したり、皮膚が内側に留まる原因となってしまいます。

そして肛門周囲を過度に洗うことは、逆に傷をつけてしまったり、必要な油分や粘膜等まで洗いすぎてしまうこともあります。

なので、洗いすぎには十分注意しましょう。

 

剃毛や脱毛のやりすぎに注意する

粉瘤は、肛門周囲や外陰部の陰毛を剃っていたり、レーザー脱毛などが原因となることもあるようです。

剃毛や脱毛によって外傷が出来ることもありますし、やり過ぎによる肌への負担が粉瘤の原因ともなりますので、やりすぎには注意するとともに、肌ケアもしっかり行ってくださいね。

 

手術による根治

粉瘤が自然根治することはありませんので、痛みや強い臭い、膿などを伴う場合は、手術をおすすめします。

手術の傷を縫わない方法を採用している病院もありますので、手術方法によっては、術後の傷が目立たつこともないようです。

 

大抵の場合は、0.5~2cm程度の切開で手術が行われます。

傷はおおむね1週間程度で回復し、目立たなくなるまでに1か月ほどかかります。

 

まとめ

粉瘤の解説と、陰部に出来た場合の対処法を7つ紹介しました。

初期の段階で痛みを伴わない場合は放置しても問題はないようですが、お悩みの方はぜひ今回ご紹介した対処法を参考にしてみてくださいね。

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