胃腸炎で熱が出た場合の対処法8選
胃腸炎で熱が出てしまい、辛い経験をされたことがある方もいらっしゃると思います。
通常の発熱とは違う、胃腸炎で熱が出た場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?
そこで今回は、胃腸炎で熱が出た場合の対処法8選について、ご紹介していきます。
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目次
胃腸炎で熱が出た場合の対処法
脇の下や足の付け根を冷やす
胃腸炎で高熱が出た場合、脇の下や足の付け根など、太い血管が通っている部分を冷やしてみてください。
体全体の熱を下げてくれます。
また熱自体を下げる効果はありませんが、おでこを冷やすと気持ちが良くなりますよ。
部屋は寒くないように温める
上記で、体の一部を冷やす方法をご紹介しましたが、自分がいる部屋は、寒くならないように25度くらいに保ってください。
というのも、高熱が出ている時は、悪寒を感じる場合がありますので、部屋全体を温かく保つことが大事になってきます。
また、加湿器などで湿度を上げると、胃腸炎で弱った体にはとても良い環境となりますよ。
スポーツドリンクなどで水分補給する
胃腸炎で熱が出ると、下痢などを伴うことも多く、通常の発熱よりはるかに体の水分が奪われます。
そこで「ポカリスエット」などの電解質のスポーツドリンクは、胃腸炎で発熱した場合に、速やかに体に水分を補給してくれ、熱を下げるのを助けてくれます。
また経口補水液も、水分補給と同時に熱を下げてくれる効果がありますので、ドラッグストアやコンビニなどで購入してみてくださいね。
解熱剤は飲まない
胃腸炎で熱が出ると、慌てて解熱剤を飲む方が多いと思いますが、実は薬で無理に熱を下げない方がよく、自然治癒力に頼るのが一番です。
なぜなら、まだ胃腸炎のウイルスが体にいる状態で解熱剤を飲んでしまうと、体が無理やり熱を下げようと、胃腸炎のウイルスと戦い、さらに熱が上がる場合があるからです。
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また解熱剤は、胃の粘膜を荒らしてしまうこともあり、胃腸炎で弱っている胃にも負担がかかってしまいます。
なので、市販の解熱剤は飲まないようにしてくださいね。
下痢止めは飲まない
胃腸炎で、発熱とともに下痢になってしまって、辛くて下痢止めを飲んでしまうと、ウイルスが体内から出なくなり、熱が下がりにくくなります。
なので、胃腸炎での熱の原因となるウイルスを早くなくす意味でも、下痢止めの使用はしないようにしましょう。
水分をこまめに補給しながら、下痢でウイルスを流してしまうと、熱は下っていきますよ。
食べ物で発汗を促し、熱を下げる
胃腸炎で熱が出た場合、食べ物によって発汗を促し、熱を下げる方法があります。
もし少し食事ができるようであれば、発汗作用のあるしょうがや長ネギを入れたスープを飲んでみてください。
体の中からぽかぽかしてきて、胃腸にも優しく、発汗により熱を下げてくれます。
※胃腸炎の際の食事については、下記記事を参考にしてみてください。
しっかり睡眠を取る
胃腸炎になると、家事や仕事をお休みしなければいけなく、罪悪感からストレスが溜まる場合があります。
しかし胃腸炎での発熱は、ストレスにより悪化する方もいらっしゃいますので、何も考えずに睡眠をしっかり取って、ストレスを軽減させることも必要です。
体を休めて回復力を高めるためにも、睡眠はとても大事な対処法です。
医療機関で点滴を受ける
水分を摂る元気もないくらい高熱で困ってしまった場合は、やはり医療機関を受診することをおすすめします。
胃腸炎だけでも辛いのに、さらに熱が出ると、体力や水分をどんどん奪っていきます。
なので、医療機関で点滴をしてもらうことで、水分補給と解熱を同時に行ってくれるので、体が楽になるのを実感できますよ。
まとめ
以上、胃腸炎で熱が出た場合の対処法8選をご紹介しました。
胃腸炎での熱では、解熱剤を使わず水分補給がかなり大事になります。
症状に合わせて、対処法を実践してみてくださいね。
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